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最終更新日:2019-10-21 13:46:58.0

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  • カタログ発行日:2019/4/17

高分子分析討論会-GC-TOFMSを用いたアクリル樹脂の劣化メカニズムの究明2018

基本情報高分子分析討論会-GC-TOFMSを用いたアクリル樹脂の劣化メカニズムの究明

高分子分析討論会-GC-TOFMSを用いたアクリル樹脂の劣化メカニズムの究明

現在までに、文化財をはじめとした多くの考古遺物や美術工芸品に対して保存や修復が繰り返し行われてきた。保存修復作業には、古くから接着を主な目的として膠を代表とする天然素材が使用されてきたが高い安定性と扱いやすさから、1950年代頃から合成樹脂が広く用いられるようになった。最も多く用いられる合成樹脂として、アクリル系樹脂であるParaloidTM B-72とアクリルエマルジョンであるPrimalTM AC 2235が挙げられ、両者ともに過去に保存修復作業後に劣化等による美観の低下や対象物を傷めてしまったという例はほとんど報告されていない。しかし今後の適応拡大による様々な環境下での使用や経年による劣化による不具合が発生する可能性は否定できず、そのため、劣化による状態や変化を把握し合成樹脂の劣化機構を究明することは必要不可欠である。本研究では、昨年に引き続きParaloid B-72を用いて、ダブルショット法による熱脱着/熱分解GC-TOFMSおよびMALDI-TOFMSによる劣化機構解明のための検討を行った。

取扱会社 高分子分析討論会-GC-TOFMSを用いたアクリル樹脂の劣化メカニズムの究明

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