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最終更新日:2024-10-28 11:19:58.0

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  • カタログ発行日:2024/1/18

リチウムイオン電池用合剤電極作製に使用された例:掲載技術単行本のご紹介1.0

基本情報リチウムイオン電池用合剤電極作製に使用された例:掲載技術単行本のご紹介

電極全体の電子伝導特性と電気化学反応の均一性確保のため、導電助剤と混合し合剤電極とする。その混合に弊社擂潰機AGAを用いている

【本のご紹介】
・タイトル:リチウムイオン電池・全固体電池の材料技術 ~プロセス・評価技術まで~
・編著: 櫻井 庸司氏(豊橋技術科学大学)
・共著: 稲田 亮史氏(豊橋技術科学大学)
東城 友都氏(静岡理工科大学)
引間 和浩氏(豊橋技術科学大学)
松田 厚範氏(豊橋技術科学大学)
武藤 浩行氏(豊橋技術科学大学)
・発行元:科学情報出版株式会社
URL:https://www.it-book.co.jp/books/124.html

「結着材を用いた合剤電極作製」
ある電極物質について、リチウムイオン電池電極としての電気化学特性を調べる際には、電極活物質を測定に合わせて調製する必要がある。多くの場合、種々の方法で合成された粉末試料を使用するため、電極全体の電子伝導特性と電気化学反応の均一性を確保するために、導電助剤と混合して合剤電極とする。導電助剤としては、一般にカーボンブラックなどの炭素系微粉末材料が用いられる。電極内において、導電助剤は電解液を保持する役割も担うことになる。混合作業は、乳鉢を用いて手動で行うこともあれば、ボールミルや擂潰機等を用いて自動で行う場合もある。

攪拌擂潰機 AGA

攪拌擂潰機 AGA 製品画像

【特長】
・石川式撹拌擂潰機の特徴そのままに、杵をモータで強制回転させることでより高い擂潰性能を有する。
・卓上型なので研究開発分野での実験に適し、ドラフトチャンバー内での使用も可能。
・鉢・杵の材質として、めのう、アルミナ、炭化タングステンを用意しており、お客様の要望に応じた鉢・杵材料を選択可能。
・防護カバーを標準搭載しており、粉塵の飛散を抑制。
・また、インターロック機構を搭載して、カバーを開けると、杵回転が止まる安全機能付き

【好適使用事例】
・研究開発向け実験機として、少量の下記材料の擂潰(擂り潰し)、分散にご採用いただいております。
 ‐チタン(Ti) 、ジルコニア(ZrO2)、シリカ(二酸化ケイ素 SiO2)、アルミナ・酸化アルミニウム(Al2O3)、α-リン酸三カルシウムセラミック ハイドロキシア、シリコンカーバイト(SiC)窒化アルミ(AlN)、窒化ケイ素(Si3N4)等のセラミックス材料
 ‐カーボン、イリジウム、ビスマス、テルル(Bi2Te3)、鉛、スズ、ニオブ、タングステン、モリブデン、アンチモン、白金、金、銀、銅(カッパー)等のレアアース/高機能金属の処理。 (詳細を見る

『AGXシリーズ』 硬質材料、セラミック向け撹拌擂潰機 自動乳棒

『AGXシリーズ』 硬質材料、セラミック向け撹拌擂潰機 自動乳棒 製品画像

【特長】
・石川式撹拌擂潰機の特徴そのままに、杵をモータで強制回転させることでより高い擂潰性能を有する。
・粘度の高い材料の撹拌擂潰にも好適
・『AGXシリーズ』は、移動に便利な卓上型(AGB型)の他に、足がついている自立型(AGA型)や脱泡や空気との反応を避けた環境での攪拌擂潰が可能な真空型(AGZ型)もあります。
・卓上型(AGB型)は研究開発分野での実験に適し、ドラフトチャンバー内での使用も可能。
・鉢・杵の材質として、めのう、アルミナ、炭化タングステンを用意しており、お客様の要望に応じた鉢・杵材料を選択可能。

【好適使用事例】
・研究開発向け実験機として、少量の下記材料の擂潰(擂り潰し)、分散にご採用いただいております。
 ‐チタン(Ti) 、ジルコニア(ZrO2)、シリカ(二酸化ケイ素 SiO2)、アルミナ・酸化アルミニウム(Al2O3)、シリコンカーバイト(SiC)、窒化ケイ素(Si3N4)等のセラミックス材料
 ‐カーボン、イリジウム、テルル(Bi2Te3)スズ、ニオブ、タングステン、モリブデン、アンチモン、白金、金、銀、銅(カッパー)等のレアアース/高機能金属の処理。
 (詳細を見る

取扱会社 リチウムイオン電池用合剤電極作製に使用された例:掲載技術単行本のご紹介

株式会社石川工場

石川式撹拌擂潰機の製造、及び販売。 創業当初(明治30年)は、食品、特にかまぼこ用の魚のすり身向けに使っていただいておりました。 現在では、以下の業界の研究開発分野にご使用頂いております。 (1)研磨材業界 (2)電子部品業界(特にセラミックス分野) (3)二次電池業界(電池の正極、負極材料開発) 特に、以下の用途に拡がり、使っていただく機会が増えております。 (1)メカニカルアロイングによる合金製作の研究開発 (2)メカノケミカルによる合成物の研究開発 (3)金属粒子やセラミックス粒子の整粒化(粒子の均一性)を必要とされている研究開発 (4)その他理化学機器向け 主な処理材料は以下になります。 ・全固体電池のSi負極材料開発 ・導電性の貴金属 ・カーボンペースト/スラリー ・カーボンナノチューブ ・ガラスフリット ・人工骨(アパタイト) ・入れ歯歯科材料 ・砥粒/研磨剤 ・化粧品 ・顔料 ・セラミックス材料 ・食品(スパイス、漢方薬、餡子、ごま、ピーナツ等) これらの粉砕、混合にご利用頂いています。

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