関東化学株式会社バイオケミカル部
最終更新日:2024-08-07 13:47:18.0
不斉ジホスフィン配位子(MeO-F12-BIPHEP)
キラルアミン合成用イリジウム触媒
関東化学ではこれまでアミン類を穏和な条件下で合成できる、実用性に優れた還元的アミノ化イリジウム触媒を開発・販売しており、新たに不斉還元的アミノ化触媒を開発いたしました。特に、不斉補助基としてアミノアルコール類と組み合わせた還元的アミノ化反応において、これまで不斉合成が難しかった光学活性アミン類を簡便に合成することが可能となりました。
この度、鎖状のケトン基質に反応性が高いPSA18シリーズを追加ラインナップいたします。是非、製品開発や研究にご活用ください。
【特長】
■高性能
高触媒活性、高立体選択性、高官能基選択性
■短い反応工程
イミンの単離が不要で脱保護まで1potでも反応可能
■簡便な操作性
還元的アミノ化、脱保護工程共に水素ガス・耐圧容器が不要
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不斉水素化触媒『s-PICA触媒』
北海道大学 大熊教授らと共同開発いたしました、これまでにないユニークな基質適用範囲をもつ、新しい不斉水素化ルテニウム触媒です。
ケトン類を高効率・高エナンチオ選択的に光学活性アルコールに変換します。
反応条件の選択により、ケトエステルをジオールに還元することも可能です。
触媒のバルク供給にも対応しており、工業化プロセスに有用です。
【特長】
■ユニークな基質適用範囲
従来型の触媒では効率的に反応が進まなかった、かさ高い多置換ケトン類や無保護のヘテロ芳香族ケトン類、ケトエステル類などを高効率・高エナンチオ選択的に水素化。
■kgスケールでの反応実績
数十kg規模での不斉水素化反応も実績あり。
基質/触媒モル比(S/C)10,000以上での反応も可能。
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改良型不斉還元触媒&トリフラート触媒
■改良型不斉還元触媒
光学活性なトシルジアミンを配位子とする不斉ルテニウム錯体は、ケトン類の不斉還元触媒として非常に有用ですが、かさ高い基質に対しては十分なエナンチオ選択性が得られない場合もございました。
関東化学ではスルホニル基を改良した不斉還元触媒がかさ高い基質に対して、高いエナンチオ選択性を発現する改良型不斉還元触媒を販売しております。
■トリフラート触媒
アレーン配位子、トシルジアミン配位子をもつ水素移動型不斉ルテニウム触媒に解離性のアニオン配位子を導入することで水素が活性化され、水素移動型不斉還元触媒よりも高効率でケトン類の不斉水素化反応を行うことができます。
トリフラート触媒は強塩基が含まれていないため、中性~弱酸性下で反応が進行します。したがって、塩基性条件下で不安定な環状ケトンやフェナシルクロリド、α-ヒドロキシアセトフェノンなどの不斉水素化に有用です。
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取扱会社 不斉ジホスフィン配位子(MeO-F12-BIPHEP)
試薬=試験研究用の薬品は、学究機関はもちろんのこと様々な産業分野で、新たなプロダクトの誕生を支えています。また製造プロセスの効率化や、品質管理にも欠かせないものとなっています。 さらに、あまり知られていないことかもしれませんが、私たちの毎日の暮らしを守る役割も果たしています。例えば、機能性化合物、医薬品などとして生まれた新たな化学物質の検出やチェック、製品の品質確認などにも役立てられているのです。 そして今後、試薬の利用分野は今以上に細分化され、さらなる高品質・高機能が求められると考えられています。こうした時代背景の中、私たちはこれからも試薬のトップブランドとして常に次代を読み取り、チャレンジスピリットを忘れず、試薬で未来へ貢献していきます。
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