オールグッド株式会社 引っかき硬度試験機(荷重針法)
- 最終更新日:2020-08-12 18:43:04.0
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鉛筆硬度試験では評価しずらいクリアコートなどにも有効な試験方法です
この試験機は半球状の先端をもつ針で引っかくことによる塗膜の貫通に対する抵抗性を測定します。スクラッチテスターとも呼ばれています。試験板に対して垂直に引っかき針(直径1mmの半球状)がセットされており、30~40mm/sの速度で試験板固定台が横移動します。針と金属素地が通電することにより、塗膜がいつ貫通したかを示します。ディスプレイ画面では、測定時にリアルタイムでグラフが表示され、貫通時にはブザー音がなります。試験結果は、ディスプレイ画面で「OK」または「NG」と表示されます。付属のおもりを針の上にセットし、異なる荷重で測定が可能です。塗膜の貫通で評価ができるためより正確に再現性のある硬度管理が行えます。
基本情報引っかき硬度試験機(荷重針法)
針に汚れがないことを確認します。試験板を試験板固定台に取り付け、規定された負荷をかけるために、針の上の台に付属のおもりを置きます。タッチパネル画面の「Test」を押して作動させ、塗膜に引っかききずを付けます。試験中に針と試験板とが通電しているかどうかをディスプレイ画面のグラフとブザーで確認できます。タッチパネス画面の「Return」を押し、試験前の状態に戻し試験板を取り外します。試験の評価方法は2つあります。単一の規定負荷(合否試験)の場合には、塗膜が規定された範囲まで貫通しているかどうか引っかききずを調べます。貫通をおこさせる最小負荷を測定する場合には、試験板の異なる部位を用い、塗膜に貫通が生じると予想されるより小さな負荷から始めて、塗膜を貫通するまで針の負荷を徐々に増加させていき、塗膜を貫通する最小負荷を記録します。
価格情報 | 特別価格にてご案内中です。よろしくお願いします。 |
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納期 | ~ 1ヶ月 |
型番・ブランド名 | 072シリーズ |
用途/実績例 | 塗装塗膜の硬さ測定のために使用します。その他、フィルム上のハードコート、樹脂の硬さ、レンズの上のコーティング、各種コーティングの硬さ評価など。塗膜の貫通で硬度を測定するので、鉛筆硬度などで判断しずらいクリアコートなどでも有効です。 |
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