錆、高温などシビアな環境で特性を発揮
コバルトと希土類元素のサマリウムで組成されています。
サマリウムコバルト磁石は、ネオジム磁石に次ぐ高い磁気特性を持っています。
ネオジム磁石と比べて、錆びにくく、高温に強いという利点があります。
反面、硬度が高く割れやすいので、慎重に扱う必要があります。
耐熱性が高い特徴を利用し、主にセンサ部品、医療機器部品等に利用されています。
基本情報磁性部材「サマリウムコバルト磁石」
【特長】
・サマリウム及びコバルトで構成される希土類磁石
・ネオジムに次ぐ磁気特性を有し、医療機器、センサー等に使用されている
・ミクロン単位の寸法公差に対応した、バラツキの小さい磁気特性
・ネオジム磁石よりも優れた耐食・耐熱性
・キュリー温度が約800℃と温度特性に優れている
・多彩な寸法・形状に対応
・非常に脆く、割れやすい
・長所:温度特性に優れ、高温下での使用も可能
短所:脆く割れやすい
【使用用途】
・小型磁気センサ、マイクロスイッチ、小型リレー、光通信、レーザー機器など
・特に温度安定性が必要な用途に向いている
価格帯 | ~ 1万円 |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | サマリウムコバルト磁石はネオジム磁石に比べて工作温度の上限が高いです。 そのため、高温環境下での使用に適しています。 例えば電子レンジやオーブンといった家電製品から、車載用磁石・各種アクチュエータなどの工業製品まで、その利用は多岐に渡ります。 高温になっても減磁しにくい特性を生かし、電子レンジ内のマグネトロンという真空管に使われたり、車載用としてはモーター・イグニッションなどに使用されています。 |
取扱企業磁性部材「サマリウムコバルト磁石」
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