多機能バイオセンサ王子グループ　機能材カンパニー

固定化酵素を利用した高精度、高速成分分析装置です。

動物細胞を用いた抗体医薬・ワクチン生産の培地管理、微生物を利用した物質変換・食品・化成品・生分解性プラスチックなどの水溶性化合物定量に適し、研究・開発・品質管理に利用できます。
これらのバイオプロセスを効率化するために物質濃度を迅速に把握することが必要です。BF-9は、従来の酵素キットや高速液体クロマトグラフでは面倒だった前処理の負担を軽減します。

基本情報多機能バイオセンサ

【高度な基質特異性】
酵素の基質特異性を利用し、培養液、生体液に含まれる妨害物の影響を最小限にできます。
新開発の過酸化水素電極により還元性化合物の影響も最小限になります。

【耐久性】
アルコール、グリセロールなど従来耐久性の低かった酵素も長寿命化。
さらに分析コストを低減します。

【広範な分析対象】
電極を交換することにより30種類以上の化合物を定量可能。
広範囲な研究、品質管理の課題に対応できます。

【高速化】
最短30秒から分析。2成分同時分析でも60秒程度で定量可能。

【PCリンク】
膨大なデータも標準添付のデータ転送ソフトBFDCでPCにCSV形式で保存。

価格情報	280〜600万円システムにより価格が変動しますので、お問い合わせください。
価格帯	100万円 ~ 500万円
納期	~ 1ヶ月 ※システムにより納期が変わりますのでお問い合わせください。
型番・ブランド名	BF-9
用途／実績例	グルコース、アルコール、有機酸、アミノ酸等の分析が可能です。

ラインナップ

型番	概要
４成分同時分析用バイオセンサ　ＢＦ－９Ｍ	動物細胞培養培地の管理に適しています。
６成分同時分析用バイオセンサ　ＢＦ－８Ｍ	動物細胞培養培地の管理に適しています。