『CFF V110-1』は、フィブリル化したアクリル繊維です。
摩擦材の製造過程におけるプリフォーム成型時に、粉体材料を充分抱え込み、
均質な材質の摩擦材を作るのに大きな役割を果たします。
また、高温でもブレーキ特性が急激に低下しない特性を持っており、
アラミド繊維と比較して経済的です。
ディスクブレーキパッド、ガスケット、特殊紙、乾式摩擦材、
湿式摩擦材など、OE及び補修品市場で多くの実績があります。
【特長】
■アラミド繊維と比較して経済的
■湿式摩擦材として、フィブリル化によって油保有力を高める
細い気孔径が得られる
■他の繊維との接着力が良く破壊強度を強化
■繊維長は 6.5mm(代表値)
■吸水率が低い
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報アクリル繊維『CFF V110-1』
【代表的な物性】
■外観:ドライパルプ
■カナダ標準ろ水度(CSF):225-325 ml
■BET表面積:50m2/g
■繊維長(代表値):6.5mm
■吸水率(相対湿度100%):2%
■残炭収率(500℃):65%
■イオン性:弱アニオン(アラミド繊維の1/4)
■比重:1.17
■引張弾性率:6.0 GPa
■引張り強度:450MPa
■環境特性対
・水分:優
・対炭化水素:優
・対溶剤:良
・対UV:優
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価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 【用途】 ■ディスクブレーキパッド ■ブレーキシューラインニング ■クラッチ (乗用車、商用車、鉄道、産業用途) ■ガスケット ■特殊紙 ■乾式摩擦材及び湿式摩擦材 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 |
カタログアクリル繊維『CFF V110-1』
取扱企業アクリル繊維『CFF V110-1』
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愛知産業は世界の先端技術をソリューションで提供するエンジニアリング商社です。 愛知産業は、1937年に設立され、以来80年、造船、原子力、エネルギーから自動車、航空宇宙などの分野で使われる溶接・溶融・溶解の技術を柱に、世界の最先端の技術を日本市場にご紹介して参りました。戦前から戦後、現在まで日本のものづくりに貢献しています。 現在は、世界の最高峰のオーストリアのフロニウス社(Fronius)の溶接機や、ドイツの5軸マシニングセンタのハームレ社など、海外のトップメーカの日本総代理店として他社にない高い技術製品を輸入し国内販売をしています。ものづくりの技術が大きく変化するなか、現在は溶融溶解の技術の延長で金属積層造形技術(金属3Dプリンタ技術、アディティブ・マニュファクチュアリング技術)もトータルソリューションで提供しています。 設立当初からエンジニアリング力を蓄え自社開発の製品やユーザのご要望に応じた高度な技術の特殊溶接システムや省資源・省エネ・省力の自動化システムの設計製作も手掛けて参りました。特に重工業向けの特殊精密溶接装置の開発製造では、世界的にも高い評価を受けております。
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