特殊鋳造品であるアルミダイカスト(以下ADC)は、精密部品を瞬時に成型可能な材料として近年様々な分野で使用されております。強度も強く鋳造性に優れていますが、延性が低く、締結サイドから見ると非常に難しい面も存在します。
数ある弊社製品の中から、ADCと異素材の締結に使用頂けるファスナーや締結工法をご紹介します。
1.セルフピアスリベット RIVSET
下穴無しで容易に異なるタイプの材料を機械的に接合します。
3枚以上の材料に締結することも可能です。
【特長】
■異種金属の締結
■下穴加工不要
■高い静的および動的強度
2.抵抗溶接用ファスナー WELTAC
鉄製のリベットを打ち込むことで、下層部材の鉄と抵抗溶接を可能にする工法。弊社は、溶接機以外のリベッティング装置及びリベットを提供します。現在、リベットの種類は、材料や板厚など用途に合わせて使用できるよう6種類御座います。
【特長】
■異素材をスポット溶接可能にします。
■0.8~3.2mmのアルミ、キャスト材などに使用可能
■2~4枚板組まで締結可能
■接着剤の併用可能
基本情報アルミダイカストと鉄の接合技術
1.セルフピアスリベット RIVSET
ベルホフはアルミダイカスト用の特別なダイを開発致しました。
これまでの一般的なダイ(フラットタイプ)を使用するとボトムサイドにひび割れを起こします。そこでリンググルーブダイを開発しヒビ割れを低減させることに成功。リベットの足周りに材料が多く残るよう設計され、ヒビの原因となる応力を分散させました。
2.抵抗溶接用ファスナー WELTAC
特定の用途においてダイカストは熱処理を行い、機械的接合の割れを軽減させます。ただしWELTAC の打ち込みプロセスでは塑性変形を起こさないので、割れのリスクはほとんどありません。
したがって端面から距離が短い場所にも打ち込むことが可能です。
場合によっては、ダイカストの熱処理を必要としないのでコスト軽減にも繋がります。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 【アプリケーション】 ■自動車 ■一般産業 ■建設業 ■空調 ■エネルギー技術 など |
詳細情報アルミダイカストと鉄の接合技術
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ADCに対するRivset接合
カタログアルミダイカストと鉄の接合技術
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