当社独自の技術を用いた化学架橋法により架橋した塩化ビニル樹脂です。
特に耐熱性や耐溶剤性に優れ、電線やマスキングフィルム等として使用されております。
特長としては以下の通りです。
・大規模な照射設備が不要
・加熱変形率、耐摩耗性、カットスルー性、耐ハンダ性、耐スパッタ性が良好
・照射架橋と比較して形状の制約が無い
・架橋による色の劣化が少ない
・非重金属配合、RoHS2.0対応
基本情報電線様化学架橋性PVCコンパウンド NIPPI LINKER
ニッピリンカーは、樹脂にあらかじめ架橋剤が配合されており、成型後一定時間過熱することで塩ビ樹脂が架橋し、耐熱性などの諸物性が著しく向上します。
成型については、温度条件等に注意が必要ですが、通常の軟質塩ビと同様に押出し成型できます。
成型品を加熱炉に入れ、所定の温度・時間で加熱処理するだけで簡単に架橋するため、大掛かりな設備を必要とする照射架橋に比べて、製造コストを大幅に抑えることができます。
価格情報 | 数量により価格は変動しますので、お気軽にお問合せ下さい。 |
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納期 |
お問い合わせください
※数量によって納期が変動しますので、お気軽にお問い合わせください |
型番・ブランド名 | NIPPI LINKER |
用途/実績例 | ・AVX、AVSSX(JASO D 611) ・融雪用ケーブル(ロードヒーティングケーブル) ・機器用電線(UL1430、3443等) ・耐スパッタケーブル |
カタログ電線様化学架橋性PVCコンパウンド NIPPI LINKER
取扱企業電線様化学架橋性PVCコンパウンド NIPPI LINKER
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当社研究所の長年にわたる研究開発成果を世に問う部門として、2001年より活動を開始いたしました。 バイオ部門では、医療用途向けのコラーゲンやゼラチンをはじめ、ライフサイエンス研究試薬、細胞培養基材、動物用体外診断用医薬品「BSE検査キット」、破砕器具「バイオマッシャー」等の製品を製造販売しています。 近年は、再生医療関連事業の一つとして、細胞培養時の基質となるヒトラミニンタンパク質断片”iMatrix”シリーズ製品を開発製造しており、ES/iPS細胞を含む幹細胞や様々な細胞の培養に、幅広く国内外で使用されております。 ケミカル部門では、当社独自の技術を応用して開発した化学架橋塩化ビニルを主軸に、電線被覆用コンパウンド、マスキングフィルム、床材溶接棒等のケミカル製品を取り扱っています。 引き続き、未来を担う商品市場開拓を目指してまいります。
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