SARS-CoV-2スパイク蛋白とACE2との高感度なバインディング・アッセイを提供します!
ACE2と新型コロナウイルスの結合を阻害する成分はウイルス感染を防ぐ薬剤となり得る可能性があります。
そのスクリーニングを行うために、以下の3種類の試薬をご用意しております。
・ヒトACE2 蛋白・His タグ (HAK-ACE2_UL-1)
・SARS-CoV-2 スパイク蛋白RBD・ウサギFc タグ(HAK-SPD_UL-1)
・ビオチン化SARS-CoV-2スパイク蛋白RBD・ウサギFcタグ (HAK-SPD_bio-1)
基本情報新型コロナウイルス研究:SARS-CoV-2結合アッセイ試薬
アンジオテンシン変換酵素2( Angiotensin-converting enzyme 2 、ACE2)はACE ホモログとも呼ばれ、ACE とかなり相同性のある内在性膜タンパク質です。ACE2 は血圧調節に関与するレニン・アンジオテンシン系で働く因子の一つとして知られていました。最近になり、COVID-19 の原因である新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)がヒトの細胞に感染する際、細胞膜に存在するACE2 に結合してから細胞内に取り込まれることが明らかとなり、ACE2 は新型コロナウイルスの受容体でもあると考えられています。(1)
当社ホームページ(http://www.hakarel.com)の製品紹介ページにおいて、詳細なバインディング・アッセイおよび競合法による結合阻害物質スクリーニングのプロトコールを提供しておりますので、そちらから、ダウンロードしてご覧いただけます。
参考文献:
(1)Alexandra C. Walls, Young-JunPark, et al., Cell 180, 1-12 (2020)
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | ヒトACE2蛋白・Hisタグ(100µg) 使用例 1. バインディング・アッセイ 固相化した0.156-10μg/mL のヒトACE2蛋白・His タグ(100μL/ウェル)に0.8μg/mLのビオチン化SARS-CoV-2 スパイク蛋白RBD・ウサギFc タグを結合させ、HRP 標識ストレプトアビジンで検出した。 この際の検量線において、線形範囲(リニアレンジ)は0.156-1.25μg/mL であった。 2. 競合法による結合阻害物質スクリーニング 固相化した1μg/mL のヒトACE2 蛋白・His タグ(100μL/ウェル)と600ng/mL のビオチン化SARS-CoV-2 スパイク蛋白RBD・ウサギFc タグの結合反応に10-5000ng/mLの結合阻害物質(SARS-CoV-スパイク蛋白RBD・ウサギFc タグ)を添加し、HRP 標識ストレプトアビジンで検出した。 この際の50%阻害濃度(IC50)は140ng/mL(2.7nM)であった。 その他、使用例などホームページをご参照下さい。 |
カタログ新型コロナウイルス研究:SARS-CoV-2結合アッセイ試薬
取扱企業新型コロナウイルス研究:SARS-CoV-2結合アッセイ試薬
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