小西化学工業株式会社 イオン交換膜材料『スルホン化ポリエーテルスルホン(S-PES)』
- 最終更新日:2021-01-11 16:23:14.0
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当社の『スルホン化ポリエーテルスルホン(S-PES)』は、RFB電解質膜用途で高いプロトン選択性を発現します。
バナジウム系レドックス電池(RFB)は充放電サイクル耐性や安全性に優れる
ため、大型の二次電池として期待されています。
現在一般に使用されている電解質膜材料は、パーフルオロカーボンスルホン酸
ポリマーですが、非常に高価であることが広範囲での実用化を妨げていると
考えられており、芳香族ポリマーにスルホン酸基を導入した炭化水素系材料が
検討されています。
当社は、S-PESの緻密膜を作製し、RFB用電解質膜としての性能を評価しま
した。
結果、膜耐久性はパーフルオロカーボン膜と同等に強く、クロスオーバー
(プロトン選択性)はパーフルオロカーボン膜に対し、5倍程度優れた結果が
得られました。
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報イオン交換膜材料『スルホン化ポリエーテルスルホン(S-PES)』
【S-PESの品質一例】
■外観:淡褐色粉末
■スルホン酸基導入率:30%
■重量平均分子量:130,000
■水分:≦3%
■開発ステージ:パイロット実績有
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価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 【クロスオーバー試験結果】 ■S-PES膜 ・膜耐久性:1.0 / クロスオーバー:1.1×10^-7cm2/min ■パーフルオロカーボン膜 ・膜耐久性:1.0 / クロスオーバー:4.8×10^-7cm2/min ■S-PEEK膜 ・膜耐久性:3.7 / クロスオーバー:1.1×10^-6cm2/min ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 |
カタログイオン交換膜材料『スルホン化ポリエーテルスルホン(S-PES)』
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