サイズの異なるケースを自由自在にハンドリング
SPDRは、昇降して荷物を抱え込むアームと前後左右に移動するガーダー、ガーダー移動用のレール・支柱で構成しています。部品を収納したケースをアームが自動でつかみ、ガーダーが縦横に走行して、支柱で囲われたエリア内に直置きで段積みして保管します。アームのチャッキング部は独自構造で、世界で初めて大小異なるサイズのケースを取り扱えるようにしました。また、ケースの抱え込みは1個ずつでも、複数段積みしたままでも行えます。これにより、下段にある目的のケースもすぐにハンドリングでき、ピッキング出庫や荷揃え出庫などラインサイドの要求に柔軟に対応できます。
基本情報一時保管・仕分けシステム「SPDR」(スパイダー)
設置レイアウト:4~7m×4~30m
サイクル:入庫80+出庫80サイクル/時(MAX)
対応コンテナ:規格コンテナ/標準コンテナ、ハンドル付きコンテナ、2色コンテナ、折り畳み式コンテナなど
対応コンテナサイズ:L300~700×W270 ~510×H80~(mm)
可搬質量:20kg/ケース以下、段積み状態で150kg以下
*コンテナによっては対応できない場合があります。
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | SPDRは棚など固定化される部分を最小限にして、機械化するとともに、万が一機械が停止しても人手作業で処理できることをコンセプトにしました。平置きでの運用はそのままにして、取扱品の荷姿や数量が日によって異なっても、フリーロケーションで効率良く格納します。 処理能力も高く、例えば機械幅7m×奥行き7mの場合では、時間当たりの入出庫をそれぞれ最大80サイクル行うことができます。さらに、入出庫口は設置場所に合わせて必要な位置にレイアウトできる上、導入後でも短時間で変更・追加が容易に行えます。 出庫は、1ケースだけを降ろして残りのケースを再保管する先入れ先出し、同一ロットの場合は一度に複数ケースを段積み出庫するロット出庫、さらに異なるケースを順番に引き当てしながら複数ケースを抱え込み段積み出庫するケースピッキング出庫の3パターンを可能にしました。 取り扱いできるケースは、規格・標準品からハンドル付き、2色、折り畳み式まで、一般に流通している大半のコンテナが対象となります。また、1ケースで最大質量20kg、複数ケースを抱え込む時は合計150kgまで対応可能。 |
詳細情報一時保管・仕分けシステム「SPDR」(スパイダー)
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