ビックケミー・ジャパン株式会社 先端複合材料の潜在能力を最大限に引き出すためのBYK添加剤
- 最終更新日:2023-05-18 11:41:19.0
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BYK の添加剤を使用することで、複合材料本来の性能が発揮されるようになります。
★世界初のカーボン繊維用カップリング剤
ビックケミーは世界で初めて、ラジカル硬化型樹脂を使用したCFRPの機械的強度を向上させる、カーボン繊維用カップリング剤を開発いたしました。 BYK-C 8013 / C 8014はビニルエステル樹脂の二重結合と反応性を持ち、なおかつカーボン繊維の表面に化学結合を形成することで樹脂と繊維の密着性を向上させます。その結果、機械的強度が大幅に向上されます。
基本情報先端複合材料の潜在能力を最大限に引き出すためのBYK添加剤
熱硬化性樹脂用カップリング剤 BYK-Cシリーズ
風力発電のためのブレードは、効率的に発電するために大型化が進んでいます。大型になるにつれ、強度はもちろんのこと、信頼性や耐久性といった項目は非常に重要になっていきます。こうした市場からの要求に応えるため、BYK-C 8001は開発されました。BYK-C 8001はエポキシ樹脂とガラス繊維の間で働くカップリング剤で、Germanischer Lloydの認証を有しています。つまり、風力発電用タービンの製造業者は、追加の試験を行うことなくこのBYK-C 8001を使用することができます。
このカップリング剤を樹脂中に添加して使用することで、機械的強度は最大で60%向上します。また繰り返し加重による動的物性も向上するので、長期信頼性も大幅に向上します。
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用途/実績例 | 強化繊維への含浸性を改善するプロセス添加剤 強化繊維に高強度なカーボン繊維を用いたとしても、含侵不良が起こっていては本来の性能が十分に発揮されません。特にカーボン繊維の表面は樹脂との馴染みが悪く、成形時の不良がしばしば問題になります。この様な問題を解決するため、強化繊維の濡れ性を改善するプロセス添加剤、BYK-P 9920は開発されました。 樹脂にBYK-P 9920を添加することで巻き込み泡や空隙を減少させることができ、そのため成形時の不良率の低下や補修工程の削減を達成することが可能になります。この添加剤を入れても、最終製品の強度物性には影響しません。 適用樹脂; エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂 適用繊維; カーボン繊維、ガラス繊維 吸水率への影響 影響なし(Lloyd規格を満たす) 機会物性への影響 影響なし |
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