通常硬質クロムめっきはサージェント浴と呼ばれる無水クロム酸と硫酸に
水に溶かした浴を使用してめっきをします。
その硬度はHV750~900と十分優れていますが、それでも使用条件が
過酷であるとめっきの摩耗は避けては通れません。
また硬質クロムめっき皮膜中に存在するクラック(微細なひび割れ)は
熱が加わることで拡大するため、用途によっては問題となることがありました。
しかし当社では、めっき浴成分を改良することによりそれらの問題を
解決する『クロ・ファイン』を開発しました。
【特長】
■硬度がHV950~1000と優れている
■通常硬質クロムめっきと比べてクラックの加熱による拡大幅が小さい
■クラック数は多いが、幅は狭く深さも小さく微細なため、
素地への貫通が少なく耐食性に優れている
■耐摩耗性に優れているだけでなく、相手材の摩耗量軽減効果がある
※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報マイクロクラックめっき『クロ・ファイン』高硬度・高耐食を実現!
【このようなお悩みはございませんか?】
■加熱によるクラック幅の拡大を抑えたい
■現在使用している硬質クロムめっきでも特に問題ないけどもう少し耐久性、耐食性を上げたい
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取扱企業マイクロクラックめっき『クロ・ファイン』高硬度・高耐食を実現!
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・金属ロール、弾性ロール製作加工 ・硬質クロムめっき加工 サージェント浴をベースに、硬度の高い(HV900以上)クロムめっきをご提供しております。 ・表面仕上げ めっき表面は、超鏡面仕上げから無光沢梨地仕上げまで幅広い光沢度と粗さに調整可能。 ●超研磨仕上げ 0.05S以下(バーチカル研磨機) ●ミラーポケット仕上げ/セミマット仕上げ ●梨地仕上げ ●バフ仕上げ(円筒バフ研磨機/フレキシブルバフ研磨機) ・自己潤滑性クロムめっき「テフ・ロック」加工 硬質クロムめっきとテフロン等の商標で知られる4フッ化樹脂の 複合めっき。クロムめっきの高硬度と4フッ化樹脂の自己潤滑性 を併せ持つ優れた表面処理。離型性と耐磨耗性の両立が可能。 <用途> ヒートシーラー、ガイド部品、ロール、スクリュー等 ・高硬度クロムめっき「クロアモール」加工 クロムとカーボンの合金めっきであり、世界初のアモルファス構 造を持つクロムめっき。硬質クロムめっきの約倍の硬度(約Hv1,800)を有する。 <用途> 封止金型、精密ダイス、エンジン部品、パイロットピン、スクリュー等
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