PTP用アルミ箔はPTPの蓋材としての役割があり、成形されたプラスチックシートに貼り合わせてPTPが完成します。製品化されたPTPのプラスチックシート側から押し出すことでアルミ箔が破れ、内容物である錠剤やカプセル剤を取り出すことができます。
PTP用アルミ箔は二次加工を施されることでさまざまな機能をPTPに付与することができます。たとえば、PTP包装ラインの高速化によるシール時間短縮や電力削減に対応した低温シールが可能なPTP用アルミ箔や白ベタ印刷なしでGS1データバー(医療用医薬品の種類と包装形態の単位に応じて、商品コード、有効期限、製造番号または製造記号および数量のバーコード表示)を読み取ることができるPTP用アルミ箔、内容物の偽造防止を目的としたPTPの高機能化など、さまざまなニーズや用途にお応えすることができます。
また環境問題にも配慮したPTP用蓋材としてアルミ箔の代わりにグラシン紙を使用したPTP用蓋材が注目されています。もともとはグラシン紙に通気性があることから、ガスの発生しやすい内容物の包装に採用実績があります。
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■PTP用アルミ箔の包材構成例
・OPコート層
PTPの外側にあたる。印刷の保護やPTP生産時のヒートシール工程に対する耐熱性を有する。
・印刷
医療用医薬品の場合は製品名もしくは一般名、規格、包装材料の識別マーク、押し出しマーク、GS1データバーなどを表示する。
・アルミ箔
厚さは17μm、20μmが主に採用される。両面に印刷加工を施されることが一般的。
・印刷
医療用医薬品の場合は製品名もしくは一般名、規格などを表示する。
・ヒートシールコート層
PTPの内側にあたる。成形材のPVC(ポリ塩化ビニル)やCPP(ポリプロピレン)と貼り合わされて、直接内容物に触れる。成形材がCPPの場合はPPコート剤が使用される。
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用途/実績例 | 【用途】 ■医薬 ※詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。 |
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