ニーズに応じたPTP用成形シートのご提供カナエ

錠剤・カプセル等の医薬品PTP包装に関する様々なニーズやご要望に応じた、「PTP用成形シート」をご提供します

PTPは、医薬品である製剤の効能・効果を期待どおりのものとするため、製剤に対し一次包装として必要な遮光性・防湿性などのバリア性をさまざまな製品ラインナップでカバーしています。
主な包装材料はPVC（ポリ塩化ビニル）やCPP（無延伸ポリプロピレン）ですが、遮光性が付与された紫外線防止のための着色シートや防湿性を付与するためPVDC（ポリ塩化ビニリデン）と複合したシート、超高防湿性能を持つPCTFE（ポリクロロトリフルオロエチレン：フッ素樹脂）使用のシートなど、多種多様なシートを取り揃えています。

また環境問題に配慮した、植物由来原料使用の環境対応シートの開発が進み、採用実績も出てきています。
その他アルミ箔を貼り合わせた成形シート（複合フィルム）の採用で、ハイバリア性能を持つPTPの製品化ができます。

近年、服用のしやすさを求めた錠剤の小型化によりPTPの成形ポケットも小型化することで、錠剤の押し出しづらさが課題になることがあります。このような社会課題の解決策として成形シートの薄肉化の追求や易開封機能を備えたPTPでの製品化が可能になっています。

※詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。

関連リンク - https://www.kk-kanae.jp/products/detail/69746.html

基本情報ニーズに応じたPTP用成形シートのご提供

PTP用成形シートに使用される主な種類とその特徴

■PVC（ポリ塩化ビニル）系
１．PVC（ポリ塩化ビニル）
　軟質・半硬質・硬質の3種あるが、成形材料として使用されるPVCは
　主に硬質PVC。
＜特徴＞
・透明性に優れる
・包装機械適性（成形性）に優れる
・カレンダー製膜法※により製膜を行うため、製膜工程で紫外線防止剤、静電防止剤などを容易に添加可能で、様々なタイプのシートが生産できる
・焼却時条件によるが、塩素ガス発生のため焼却炉を傷めやすい

２．PVCベース複合シート
　ガスバリア性や水蒸気バリア性などを向上させるため、
　PVDC（ポリ塩化ビニリデン）やPCTFE（ポリクロロトリフルオロエチレン）
　などとPVCを貼り合わせたシート。用途に応じ様々なタイプ有。

■ CPP（無延伸ポリプロピレン）
ホモタイプとコポリタイプの2種あり、一般に使用されるのはコポリタイプ。比重が小さく比較的安価で汎用性が高い。
＜特徴＞
・防湿性に優れる
・耐熱性に優れる
・包装機械適性がPVCに比べ悪い
・透明性が悪い

※詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。

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用途／実績例	【用途】 ■医薬 ※詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。