リチウムイオン電池向け添加剤BYK-ET 3000 ビックケミー・ジャパン

BYKの添加剤はリチウムイオン電池の製造において、工程をより効率的にし、製品特性の向上に非常に重要な役割を果たしています。

BYK-ET 3000;
導電性カーボンの溶剤型ペーストおよびリチウムイオン電池の高フィラー電極スラリー向け湿潤分散剤

特長
BYK-ET 3000の安定化効果により、カーボンブラックやその他の導電性カーボン（ケッチンブラック、カーボンナノチューブなど）の分散工程が短縮されます。 BYK-ET 3000を添加すると、粒子の安定性が向上し、分散剤を使用しない標準処方と比較して、スラリーの粘度が低下します。
BYK-ET 3000は、固形分が多いリチウムイオン電池用の電極スラリーの配合を容易にします。固形分が多いほど、乾燥工程が短くなり、電極製造の生産性が向上します。

関連リンク - https://www.byk.com/ja/company-news/news/detail/by…

基本情報リチウムイオン電池向け添加剤BYK-ET 3000

密度 (20 °C): 1.07 g/ml
溶剤: 1-メチル-2-ピロリドン
不揮発分 (20 分, 175 °C): 30 %
アミン価: 2.8 mg KOH/g
酸値: 1.6 mg KOH/g
電気化学的安定性: 0.1 ~ 4.8 V (vs. Li/Li+)
外観: 黄色から濃い緑色

価格情報	価格はお問合わせ下さい。
納期	お問い合わせください ※サンプルもございます。お問合わせください。
型番・ブランド名	DISPERBYK, BYK
用途／実績例	適用分野エネルギー貯蔵添加方法 BYK-ET 3000は、最初に溶剤と混合する必要があります。次に、カーボンを添加して均一に混合します。スラリーの適切な分散時間は、分散時間にわたる粒子サイズの変化を測定することによって決定されます。電極の体積抵抗を測定する事で分散時間を決定することもできます。