株式会社ニッポンジーン 等温遺伝子増幅技術LAMP法用酵素「Bst DNAポリメラーゼ」
- 最終更新日:2023-06-26 16:19:59.0
- 印刷用ページ
Bst DNAポリメラーゼはLAMP法に使用できる酵素です。LAMP法は標的DNAまたはRNAを短時間で増幅・検出する技術です。
本品は、5’→ 3’DNA ポリメラーゼ活性と鎖置換活性を有し、鋳型となる二本鎖DNA の水素結合を自ら解離しつつ、新しいDNA 鎖を合成する酵素です。耐熱性鎖置換型DNA ポリメラーゼは、その特性から二本鎖DNA の解離を必要としないため、一定温度でのDNA 合成が可能であり、またDNA の二次構造による合成阻害を受けません。
【特長】
■5’→ 3’DNA ポリメラーゼ活性および鎖置換活性を有する
■一定温度でのDNA合成が可能
■GC含量が高いDNA鎖の合成に適している
■DNAの二次構造による阻害を受けない
【至適反応温度】
60°C~ 65°C
【失活時間】*1
80°C、5 分間
*1 酵素原液をそのまま直接熱変性した場合の失活温度
【用途】
鎖置換活性を利用したアプリケーション(等温遺伝子増幅法など)
基本情報等温遺伝子増幅技術LAMP法用酵素「Bst DNAポリメラーゼ」
【製品内容】
■容量:1,600 units
■構成品:
Bst DNA Polymerase(8 units/μl) 200 μl x 1
10 × Bst Reaction Buffer(80 mmol/l Mg2+) 500 μl x 1
■保存:-20°C
価格帯 | 1万円 ~ 10万円 |
---|---|
納期 | お問い合わせください |
型番・ブランド名 | Bst DNA Polymerase |
用途/実績例 | 【用途】 ■鎖置換活性を利用したアプリケーション 例: LAMP(Loop-mediated isothermal amplification)法など ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 |
詳細情報等温遺伝子増幅技術LAMP法用酵素「Bst DNAポリメラーゼ」
-
【実験例】
■LAMP反応の電気泳動による確認
反応条件
容量: 25.0 µl
鋳型DNA: カンキツグリーニング病診断キットHLB陽性コントロール(1x 10^6 copies/反応)
反応温度: 65˚C
反応時間: 60分間
使用酵素 :
Bst DNA Polymerase (N社) 8units
Bst DNA Polymerase (ニッポンジーン: NPG) 8units
カタログ等温遺伝子増幅技術LAMP法用酵素「Bst DNAポリメラーゼ」
取扱企業等温遺伝子増幅技術LAMP法用酵素「Bst DNAポリメラーゼ」
等温遺伝子増幅技術LAMP法用酵素「Bst DNAポリメラーゼ」へのお問い合わせ
お問い合わせ内容をご記入ください。