フッ素樹脂とテフロンの違いは、一般名称と商標の違いです。
フッ素樹脂には、PTFE、FEP、PFA、ETFEなどさまざまな種類があります。
テフロンは、ケマーズ社の商標で、一部のフッ素樹脂のブランド名になります。
そのためフッ素樹脂コーティング、テフロン加工など呼ばれ方が異なっても
同じコーティングを指すこともあります。
PTFEは米国デュポン社のプランケット博士によって1938年に発見され、
その後テフロンPTFEとして発売されました。
その後、フライパンのテフロン加工で有名となり、
テフロンの名称が広く知られることとなりました。
現在のテフロン商標はケマーズ社とのライセンス契約を締結した工場でのみ
使用できます。
吉田SKTは、昭和43年1月に米国デュポン社と
Licensed Industrial Applicator(工業用品塗装指定工場)の契約を結んでおります。
基本情報フッ素樹脂とテフロンの違いとは?
【テフロン樹脂、フッ素樹脂の特性】
■非粘着性
付着性の強い粘着物に対しても離型がよく、付着しないか、または、付着しにくい性質のことです。
■撥水・撥油性
表面に水や油がついても良く弾きます。よって汚れがつきにくく簡単に洗浄できます。
■耐熱性・耐寒性
樹脂の中では耐熱性が高く、高温(260℃)に耐えます。また-260℃の低温にも耐えます。
■低摩擦性
滑りやすく低い摩擦係数をもっています。また、潤滑性に非常に優れています。
■耐薬品性
酸やアルカリ等の化学薬品に侵されたり、腐食することがほとんどありません。
コーティングの場合、被膜が薄いと被膜はおかされませんが、薬品・溶液が被膜を浸透して基材を腐食させますので、被膜を厚くして基材の腐食を防ぎます。
■電気特性
絶縁耐力(絶縁破壊の強さ)、体積抵抗率、表面抵抗率は大きく、電気絶縁性に優れます。
価格帯 | お問い合わせください |
---|---|
納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | お気軽にお問い合わせください。 |
取扱企業フッ素樹脂とテフロンの違いとは?
-
■加工製品・取扱商品 ・テフロンコーティング ・フッ素樹脂コーティング ・PFAS不使用コーティング ・シリコーンコーティング ・PI・PBI・PEEKコーティング ・フッ素樹脂製品(PTFE、FEP、PFA) ・非粘着性、撥水性、離型性、低摩擦性、すべり性、耐摩耗性 耐食性、耐薬品性、耐熱性、電気絶縁性等の表面処理 ■事業所のご案内 〇名古屋事業所 名古屋市港区新茶屋三丁目1238番地 TEL:(052) 302-3030(代表) 〇東京事業所 東京都荒川区町屋五丁目4番6号 TEL:(03) 3895-0351(代表) 〇山口事業所 山口県美祢市大嶺町東分字池尻3058番45 TEL:(0837) 52-0811(代表) 〇横浜営業所 横浜市神奈川区神奈川本町3-1弘中ビル302号 TEL:(045) 451-0033(代表) 〇大阪営業所 大阪市城東区成育四丁目9番14号 TEL:(06) 6933-5123(代表) 〇広島営業所 広島県東広島市西条町下見4343番地10 TEL:(082)421-3335(代表)
フッ素樹脂とテフロンの違いとは?へのお問い合わせ
お問い合わせ内容をご記入ください。