マコー株式会社
最終更新日:2020-10-23 09:59:41.0
ウェットブラストの原理
基本情報ウェットブラストの原理
世界でも稀な薬品を使用しない環境にやさしい表面処理工法「ウェットブラスト」
「ウェットブラスト」とは、粒子(研磨材)と液体(おもに水)を混ぜ、圧縮エアの膨張力によりそれらを霧化して投射し、表面の研削、微細な凹凸形成や洗浄などの表面改質を行う物理的な表面処理工法です。
投射される研磨材は、数百μmから数μmまでと幅広く利用可能で、粒子サイズにより形成される凹凸が異なります。
多角形粒子による研削、粗化などと、球形粒子によるピーニング、光沢出しなど使用する研磨材の形状や材質により処理効果が異なります。
ウェットブラストは、処理に薬品を使用しない環境にやさしい加工技術です。
エンプラのメッキやコーティング前の表面改質
ウェットブラストの物理的処理で、難接着・耐薬品性の高いエンプラやスーパーエンプラの表面改質をおこない、コーティングやメッキなどの付着を劇的に強固にします。
・ウェットブラストは、付着を阻害するごみや離型剤を除去するのはもちろんのこと、緻密な凹凸形成により表面積を増大させることにより密着性を向上させます。
・密着性が上がる根拠は、濡れ性の向上とアンカー効果の2つあります。表面の薄皮一枚はぎとることにより新生面を露出させ濡れ性を向上させます。又その際に研磨材にて生成された微細な凹凸が物理的なアンカー効果となり、これらが相まって付着に最適な表面を作り、理想的なメッキやコーティングが可能となります。
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取扱会社 ウェットブラストの原理
1)ウェットブラスト装置の企画、設計、製造、販売 2)ウェットブラスト装置のメンテナンスやアフターケア 3)ウレタンゴム製品の型設計、生産 4)実機を用いた開発テスト 5)ウェットブラスト技術の新たな用途開発
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