ALL-PTFE弁（自動着脱用コネクタ）

■ALL-PTFEコネクタとは
ALL-PTFE コネクタとは、内弁が一体成形(PTFE)されており、内弁開閉時の摺動部分が接液部と遮断されており製品汚染を防ぎます。無菌状態の維持が重要な殺菌、滅菌工程以降のラインに好適であり、この分野での製造設備で要求される機能（安全性、洗浄性、耐久性）と小型・軽量化を追及した製品です。
また、内弁を含めて弁内の全ての接液部の部品はPTFE で構成されている為、プロセス流体への金属イオンの溶出が無いので、半導体分野で使用されるウェハ洗浄液や基板コート剤などの薬品を対象とした設備への導入が可能です。

■ナブテスコサービスのALL-PTFEコネクタの特長
高い洗浄性⇒内部構造が非常にシンプルで流体の滞留部がありません。
軸部局所ＳＩＰ不要⇒内弁開閉機構を接液部と完全隔離します。
コンタミの撲滅⇒シール部品への廻り込みがない独自の固定方法を採用しています。
金属イオンの溶出を嫌う流体へ使用可能⇒接液部材質が全てPTFE で構成されているので、金属イオンの溶出がありません。
優れたメンテナンス性⇒従来型同サイズ弁に比べ、小型・軽量化を実現しました。 （詳細を見る）

化学・薬品・食品業界等でご使用頂ける、金属溶出が一切ない樹脂製の自動着脱用弁（コネクタ）です。

内弁がPTFEの一体成型となっており、内弁開閉時の摺動部分が接液部と遮断されており、製品汚染を防ぎます。無菌状態の維持が重要な殺菌、減菌工程以降のラインに最適です。また、弁ボディとノズルの材質がPVCのため、接液部分に金属はなく、プロセス流体への金属イオンの溶出がありません。強酸を使うラインや、半導体業界で使用されるウェハ洗浄液や、基板コート剤などの薬品を対象とした設備への導入が可能です。

ご要望のサイズや、特殊仕様がございましたらオーダーメイドで設計・試験・製作致しますのでお問合せ下さい。

また、弁単体だけでなく自動着脱装置、自動配管切替装置、周辺設備といった、装置全体も設計・製作しております。

自動化でお困りの際はぜひお声掛け下さい！ （詳細を見る）

■オートコネクタ（オートカプラー・オートジョイント）を使うと
生産性の向上…自動化/段取り時間の短縮で生産効率が上がります。
ＦＭＳ化の実現…遠隔操作が可能になります。
安全性の向上…危険な場所へ近付くことがなくなります。
安全性の向上２…危険物（高温水や塩酸等）配管ラインの切換を自動化が計れ、作業者の安全性向上に繋がります。危険作業がなくなります。
環境改善…高温・多湿や汚れる場所での作業がなくなります。
信頼性の向上…不完全な着脱やヒューマンエラーを防ぎます。
省エネ…着脱時の外部流出がほとんどありません。
工場クリーン化…ホースや電線が錯乱したり、油や水で床を汚しません。

ナブテスコサービスは50年以上、
自動着脱(配管・配線)のノウハウを蓄積してきました。
接続時の芯ズレ、反力への対応、特殊な液体や粉体への対応、金属(イオン)溶出が望ましくない生産ラインの自動化、大電流の自動着脱…

特殊環境においてオーダーメイドで対応してきましたので、技術には自信がございます！
自動化でお困りの際は、何でもご相談下さい。 （詳細を見る）

先端に自動着脱用の(コネクタ・カプラー)を取付けたユニットをX方向、Y方向に駆動させることで、任意の配管に接続します。

・物理的に配管を切り離して、必要な箇所に接続するため、内部リークによるクロスコンタミがありません。

・クロスコンタミを気にしないでよいため、自動弁やバルブブロックのように予防保全が不要のため、ランニングコストの低減につながります。

・一筆書きでの接続/切換が可能になるため、製品ロスや洗浄液、廃液の低減につながります。SDGsに貢献！

・自動弁やバルブブロックと比較し、生産の制約が無くなります。

・ピグシステムも搭載可能で、高粘性液対応システム、＋インライン流量計で計量投入装置に！

・粉体/塩酸/高粘性の液体/薬品　等々、ワーク（プロセス）の切換に多くの実績があります！ （詳細を見る）

お客様のご要望に応じてオーダメイドで、コネクタから装置まで設計・製作致します！

■導入メリット
◎人手での繋ぎ替えに比べて作業効率UP！
◎防爆エリアでの着脱作業や、高温水や塩酸等の危険物の着脱作業が無くなり、作業員の方を危険作業から解放します！
◎自動弁やバルブユニットと比べて、一筆書きでの切替が出来るため、廃液や食品ロス、洗浄液を削減でき、SDGsに貢献します！
◎クロスコンタミが無くなります！　
◎省スペース化できます！
◎自動弁やバルブユニットと比べて、シール類の予防保全の必要が無くなり、ランニングコストの削減が出来ます！
◎ピグシステムの搭載も可能です！ （詳細を見る）

自動着脱装置（オートコネクタ・オートカプラー・オートジョイント）を使用すれば、移動槽、移動式タンクや移動式コンテナのプラントにおいて、

・各ステーションでの原料（粉体やスラリー、液体）投入作業
・攪拌機や反応STでの電源着脱作業
・加熱ST等での油圧やエアの着脱作業
・製品の払出し作業

など、各ステーションでの着脱作業を自動化できます。
粉体、スラリー、液体なども対応可能です。
電源や材料だけでなく、与圧用のN2ガスやエアのコネクタ・配管着脱作業も自動化できます。
 （詳細を見る）

検査ラインで油圧や電気、空圧などの着脱作業を、自動着脱装置（オートコネクタ・オートカプラー・オートジョイント）を使用する事で自動化します。

面板に必要なコネクタを配置する事で、自動で一括の着脱が可能です。
検査パレット（台）の停止位置精度に合わせた調芯機構を搭載可能です。
スチームや真空、エア、電気、油圧、スラリーなど様々なユーティリティを同時に着脱可能です。
お客様の設備状況に応じてオーダーメイドで設計・製作致します。

工場の自動化・無人化に、ぜひご使用下さい！
 （詳細を見る）

電子材料製造工場で、原料ラインから移動槽間と、移動槽から充填機への間の基板の洗浄液投入作業を自動化しました。
接液部がすべてPTFEの自動着脱コネクタを開発し、金属イオンの溶出を0にしました。
また、内弁がPTFE一体成形のため洗浄性が非常に高いです。
※Body部はPVCでの製作も可能です。

半導体業界だけでなく、製薬業界等の強酸（塩酸）ラインで配管の自動切換装置にもご使用頂いております。 （詳細を見る）

酒造・飲料業界では多く使われているバルブブロックやダブルシートバルブから、弊社の配管自動切換装置へ置き換えて頂いております。


■配管そのものを動かして、配管を自動で切換えるためクロスコンタミの心配がありません。
⇒予防保全が不要です。MTTRの短縮

■一筆書きでの切換えが可能なため、無駄な場所を汚しません。その結果、製品ロスや洗浄液の使用量が減少します。
⇒環境問題（SDGs）に配慮、コスト削減
⇒洗浄時間が短縮されますので、生産効率のupに繋がります

■その他
バルブブロックと比較して省スペース
生産の制約（例：Aラインを接続中はBラインを使えない）がありません
 （詳細を見る）

高洗浄コネクタであるアセプティックコネクタを用いて、
食品工場や、飲料、酒造、塗料、化学、製薬業界でホース（配管）の切換え作業の自動化を実現しました（配管自動切換装置）。
また、配管やコネクタ、電線の着脱作業を自動化しました（自動着脱装置/オートコネクタ）。
※防爆環境下でもご使用頂けます。

 （詳細を見る）

製薬会社ではレシピの変更があるたびにホースや配管の切換えが必要であり、生産に時間が掛かっていました。
また、人為的ミスによるロットエラーのリスクもありました。
弊社の「配管自動切換装置」を導入頂くことで、レシピの切換え作業を自動化しました。
塩酸などの強酸ラインにはALL-PTFEコネクタ採用頂いています。

【自動化のメリット】
・生産効率向上
・ヒューマンエラー撲滅
・省スペース化
・危険作業の撲滅
・バルブでの切換と比較して、廃液や製品ロスの減少
・クロスコンタミのリスクが無くなります
・予防保全が不要となり、ランニングコストの削減に繋がります
 （詳細を見る）

【導入前】
ダブルシートバルブを使った配管を構成する場合、上流から下流までの一気通貫のピグシステムが作れませんでした。また配管の構成上、製品だまりが生じ、洗浄液の使用量が多く/洗浄時間も長くなっていました。

【導入後】
ダブルシートバルブから弊社の配管自動切換装置に置き換えて頂きました。
内弁の無いフルボアのコネクタを使用し、配管そのものを自動で切換える事で、PIG洗浄と一筆書きの洗浄が可能となり、歩留まり向上とコンタミレスを実現しました。
 （詳細を見る）