一般財団法人材料科学技術振興財団 MST
最終更新日:2016-02-15 09:29:31.0
【分析事例】酸化チタンアナターゼ型とルチル型の判別
基本情報【分析事例】酸化チタンアナターゼ型とルチル型の判別
TEM-EELSにより、微小領域の元素同定・化学状態分析が可能です
分析の事例をご紹介します
【分析事例】酸化チタンアナターゼ型とルチル型の判別
電子材料・触媒材料・紫外線吸収剤・光触媒などに用いられる酸化チタン(TiO2)には組成が同じで結晶構造の異なるアナターゼ型とルチル型が存在します。Si基板上に成膜した厚さ20nmの多結晶TiO2試料(写真1)について電子線プローブを約1nmΦ(FWHM)まで絞って測定を行いました。試料から取得したEELSスペクトルは、Ti, Oともにアナターゼ型TiO2の標準スペクトルと一致しています(図1, 2)。 (詳細を見る)
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