株式会社吉田SKT
最終更新日:2024-10-20 17:23:16.0
テフロン(TM)フッ素樹脂コーティングの指南書『テフロン(TM)ふっ素樹脂加工』「製品カタログ」
基本情報テフロン(TM)フッ素樹脂コーティングの指南書『テフロン(TM)ふっ素樹脂加工』「製品カタログ」
非粘着性や撥水性、すべり性に優れ、耐久性も高いふっ素樹脂コーティング
【掲載内容】
金属をはじめプラスチック、ゴム等の基材表面への付着防止、スベリ性の向上、耐薬品性の向上を希望される方は弊社にご相談ください。小さな物から、陸上輸送できる大きな物まで、一個から数十万個までいろいろな物に加工いたします。
※詳しくはカタログをダウンロードください。
防錆性・耐食性に優れたコーティングとは?
化学薬品に侵されたり変質したりするのを防ぐ性質(耐薬品性)や、
水が浸透しにくく汚れから守る機能を得るための表面処理です。
フッ素樹脂はその構造から、ほとんどの酸、アルカリ、有機溶剤に対して極めて優秀な耐薬品性をもち、また吸水性もきわめて低い材料です。
そのため、フッ素樹脂コーティングはオールラウンドに薬品による腐食から基材を守るのに適したコーティングです。
【選ばれているコーティング(一部)】
・耐薬品性・耐熱性
・フッ素樹脂コーティング(テフロンコーティング)
・MYライニング(R)
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
フッ素樹脂コーティング 「耐食性に優れるコーティングとは」
◆耐食性に優れるフッ素樹脂コーティングの特長◆
■フッ素樹脂の耐薬品性
フッ素樹脂は、化学的に安定しているため、
ほとんどの酸やアルカリなどの化学薬品に侵されたり、
イオンなどが溶けて流出することがありません。
■ピンホールレスのコーティング加工技術
シートライニングや回転成型が不可能な形状の基材に、
電気的なピンホールのないフッ素樹脂コーティングを施すことにより
酸やアルカリなどの腐食性の高い液体やガスからの保護、
または基材からの金属イオンの溶出を防止します。
■薬液の浸透を防ぎ耐ブリスター性に優れる
通常のフッ素樹脂コーティングと比較して、
ブリスターの発生を抑え、10倍以上の長寿命が期待できる
MYライニングは弊社の独自の加工技術により膜厚も、
最大で2000μmまで可能です。(基材条件による)
このような技術で、耐食性に優れるフッ素樹脂コーティングをご提供します。
※詳しくはカタログをご覧頂くか、直接お問い合わせください。 (詳細を見る)
テフロンコーティング 「テフロン樹脂で防食性を高める方法とは?」
■金属類の腐食とは
腐食とは化学的・生物的な作用により、物体の外見や機能が損なわれる状態のことをさします。
腐食を起こしやすい金属素材としては、一般に鉄が挙げられます。
これら金属は、大気中の酸素、硫黄、窒素、水蒸気等の腐食を発生させる要因によって、金属そのものが持つ特性と不純物、電気化学的反応等の結果さびや腐食が生じてしまいます。
■腐食の3要素
・電気が流れる事
・水が存在すること
・酸化物が存在すること
コーティングによって何れかの要素を一つ防ぐことで金属の腐食を防ぐ
ことができます。
■テフロンコーティングによる金属の腐食防止
テフロンフッ素樹脂は樹脂の中で特に耐薬品性に優れる事から耐食材料とし
て多く利用されています。これは単に耐薬品性に優れるだけでなく耐熱性、
耐寒性、耐候性、非粘着性、純粋性、低摩擦性、加工性などの特性も兼ねそ
ろえている為で、テフロン樹脂の品種開発だけでなく、加工技術の進歩によ
り用途に応じた材料や形状が選択できるようになったとも言えます。
※テフロンコーティングの詳細はカタログをご覧頂くか、お問い合わせください。 (詳細を見る)
テフロンコーティング 「フライパン用と工業用の違いとは?」
◆フライパンと工業用テフロンコーティングの違い◆
フライパン用のテフロン加工は、
主にPTFEを20~50μm程度の膜厚で加工された商品が多くみられます。
PTFEはフッ素樹脂の代表的な樹脂で、最初に開発された樹脂です。
正式には「テフロン」は米国デュポン社のフッ素樹脂の登録商標で、
一般名称はフッ素樹脂加工(コーティング)になります。
PTFEは非粘着性や撥水性に優れるだけでなく、
耐熱性もよいためフライパンに用いられます。
一方、工業用のテフロンコーティングは、
フライパンのように物がくっつかない性質はもちろんですが、
すべりを良くしたり、薬品から基材を守ったり、絶縁性を高めたり、
さまざまな用途で利用されます。
そのため、樹脂の種類もPTFEだけでなくPFAやFEPなどがあります。
弊社ではPTFEコーティングも加工できますが、さまざまな材料や技術で
テフロンコーティングをご提供いたします。
※「テフロン」は現在ケマーズ社の商標です。
弊社はケマーズ社とライセンス契約を結び、自社工場でテフロンコーティン
グの加工が可能です。 (詳細を見る)
表面処理技術 『防食性・耐食性に優れる表面処理』
化学薬品に侵されたり変質したりするのを防ぐ性質(耐薬品性)や、水が
浸透しにくく汚れから守る機能を得るための表面処理義技術をご紹介します。
フッ素樹脂はその構造から、ほとんどの酸、アルカリ、有機溶剤に対して
極めて優秀な耐薬品性をもち、また吸水性もきわめて低い材料です。
そのため、フッ素樹脂いよる表面処理はオールラウンドに薬品による腐食か
ら基材を守るのに適しています。
【選ばれている表面処理(一部)】
■耐薬品性・耐食性
・フッ素樹脂コーティング(テフロンコーティング)
■耐薬品性・耐食性・耐ブリスター性
・MYライニング(R)
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
フッ素樹脂コーティング 「耐熱性と耐寒性とは」
■フッ素樹脂(PTFE)が耐熱性/耐寒性に優れる理由
PTFEの分子構造はC-C結合のまわりをフッ素原子(F)が隙間なく取り囲んだ
構造になっています。
C-C結合やC-F結合が、高温下において結合が切れること=「PTFEの劣化」の
一つです。
C-C結合が、フッ素原子(F)に覆われ守られていることで結合が切れにくい
こと。PTFE分子内のC-F結合力は他の原子間結合力に比べて非常に大きいです。
また、C-F結合の結合エネルギーが大きいことも、耐熱性・耐寒性優れる理由
の一つになります。
■フッ素樹脂の耐熱性/耐寒性を利用してできること
フッ素樹脂コーティングの場合、
例えば焼き菓子の型は、焼きあがったものが型にくっついてしまうのを防ぐ
ためにコーティングによる非粘着性を利用します。さらに、耐熱性も兼ね備
えているため、オーブンで焼かれるという用途でも安心して使用できます。
また、ご家庭で使われるアイロンの熱板ではフッ素樹脂コーティングするこ
とで滑りの良さと熱に強い性質(耐熱性)が活用されています。
詳細はリンクをクリック頂くかお問い合わせください。 (詳細を見る)
テフロンコーティングとは ~特徴や加工会社~
■「テフロンコーティング」とは
非粘着性、撥水性、滑り性、耐熱性、耐候性に優れるテフロンフッ素樹脂を
基材表面に特殊な工程で焼付塗装する表面処理技術です。
【テフロンコーティングの特長】
・非粘着性
・摩擦性(滑り性)
・撥水・撥油性、
・耐薬品性
・耐熱・耐寒性
・電気特性
【吉田SKTのテフロンコーティング】
■お客さまの目的に合わせて、テフロンコーティングの特性を最大限に
生かすコーティング技術をご提供します。
■金属をはじめプラスチック、ゴム等の基材表面への付着防止、滑り性や
耐薬品性の向上を希望される方は吉田SKTにご相談ください。
■量産品はもちろん、工場にひとつしかない機械のいち部品であっても、
用途や使用環境に合わせた加工をご提案いたします。
■精密部品から深さ6mのタンクまで、全国3拠点自社工場で加工可能です。
■お客さまの目的に合わせて、非粘着性、滑り性、耐食性、耐摩耗性、撥水
性、電気特性などの機能を最大限に生かすコーティングをご提供します。
※詳しくはWEBをご覧いただくかお気軽にお問い合わせ下さい (詳細を見る)
テフロンコーティング 「テフロンコーティングの認定加工メーカー」
非粘着性や撥水性、すべり性に優れ、耐熱性も高い「テフロンコーティング」
は、産業界のあらゆる分野で活躍しています。
吉田SKTは1968年には米国デュポン社とライセンス契約を締結。
テフロンコーティングのLicensed Industrial Applicator(工業用品塗装指定工場)
として加工技術を追求してまいりました。
テフロンコーティングは
非粘着性・低摩擦性(滑り性)・撥水性・撥油性・耐薬品性・耐熱性・耐寒性
電気特性・に優れます。
自動車・半導体・化学工業・医療・医薬・食品工業・航空宇宙産業などあら
産業分野で必要とされております。
吉田SKTではお客さまの目的に合わせて、テフロン樹脂の特性を最大限に生かし
目的や使用環境、用途に適したコーティングをご提供します。
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
耐食性・耐薬品性に優れた樹脂コーティングとは ※製品資料有り
化学薬品に侵されたり変質したりするのを防ぐ性質(耐薬品性)や、
水が浸透しにくく汚れから守る機能を得るための表面処理です。
フッ素樹脂はその構造から、ほとんどの酸、アルカリ、有機溶剤に対して
極めて優秀な耐薬品性をもち、また吸水性もきわめて低い材料です。
そのため、フッ素樹脂コーティングはオールラウンドに薬品による腐食から基材を守るのに適したコーティングです。
【選ばれている表面処理(一部)】
■耐薬品性
・フッ素樹脂コーティング(テフロンコーティング)
・MYライニング(R)
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
フッ素樹脂コーティング 「採用業界や用途とは」
■フッ素樹脂コーティングの採用業界と用途
・半導体製造装置
めっき治具関係/半導体製造ライン/真空チャンバー等
・自動車産業
CFRP成形工程/搬送機器/成形金型/カッター刃等
・食品用機器
自動炊飯ライン/焼き型など
・産業用分野
射出成形用金型/樹脂成型金型/真空成型金型/ロール類
・化学プラント
タンク類/配管/攪拌機/遠心分離機など
・一般機器関係
精密機器部品/エスカレーターガイド/真空ポンプなど
・OA機器関係
定着ロール/分離爪など
・航空宇宙産業機器
航空機部品、ロケット部品・治具、CFRP成形型など
吉田SKTでは
1963年(昭和38年)よりフッ素樹脂加工を開始し、
1968年(昭和43年)には米国デュポン本社とライセンス契約を結び、
さまざまな産業界でテフロンフッ素樹脂加工をご利用いただいております。
※フッ素樹脂コーティングについての詳しい内容は
カタログダウウンロード頂くか直接お気軽にご相談ください。 (詳細を見る)
フッ素樹脂コーティング 「PTFEコーティングの低摩擦性」
■PTFEのコーティング特長
PTFEは他の樹脂に比べて摩擦による抵抗が極めて小さい特長があります。
PTFEコーティングを加工することで、基材表面の静摩擦係数を小さくす
ることができ、小さな力で接触する2つのモノを動かすことができます。
■PTFEコーティングの低摩擦性
・PTFE分子内の原子間結合力が大きいため、PTFE分子と接触する
相手材の分子間力が小さくなる。
・摩擦(滑ること)によりPTFE分子が相手材に微量付着してPTFE
同士の滑りとなる。
・PTFE分子の表面が凹凸が少なく滑らかな構造になっている。
・PTFE分子の配向により摩擦の抵抗が緩和されやすい。
PTFEコーティングの摩擦係数が低い理由として、分子構造が影響している
と考えられています。
※PTFEコーティングをはじめとするフッ素樹脂コーティングの詳細は
カタログをダウンロード頂くかお問い合わせください。 (詳細を見る)
耐熱性・耐寒性に優れた表面処理とは?
コーティングの採用を検討する際は、
コーティングをする設備や部品が使用される環境の温度が高い場合は、
コーティングへの影響も考慮しなければなりません。
フッ素樹脂は、樹脂のなかでは驚異的な耐熱性を誇り、
高温でも溶融したり変形したりしにくい材料です。
フッ素樹脂の種類によっても異なりますが、
連続最高使用温度は260℃(JIS K 7226)とされています。
フッ素樹脂コーティングは、高温または超低温でのご使用が可能です。
【選ばれている表面処理】
■耐熱・耐寒性
・フッ素樹脂コーティング(テフロンコーティング)
■超耐熱性
・SGNコーティング
・PBIコーティング
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
洗浄作業が簡単になる! 「フッ素樹脂コーティングの非粘着性とは」
■フッ素樹脂の「非粘着性」とは…
非粘着性とは、付着性の強い粘着物に対しても離型しやすく付着しないか、
または付着しにくい性質のことを指します。
例えばフッ素樹脂は撥水性・撥油性に優れ接触角が大きいことに加えその分子構造から、濡れにくい性質をもっています。
この濡れ性をはかる尺度「臨界表面張力(γc)」がフッ素樹脂は極めて小さいことから液体がはじきやすく濡れにくくなります。このような機能を活かしたコーティングは、離型用途や付着を抑えたい用途、清掃の簡便化に効果を発揮します。
【非粘着性に関する参考データ】
■固体の表面自由エネルギー(dyn/cm)
PTFE・・・18.5
PFA・・・17.8
FEP・・・17.8
ETFE・・・22.1
フッ素樹脂は、表面処理自由エネルギーが小さく、さまざまな液体や固体となじみにくい性質を持ちます。
フッ素樹脂をコーティングすることで汚れがこびりつきにくく、洗浄しやすくなります。
※フッ素樹脂コーティングや非粘着性についての詳しい資料はPDFをダウンロード頂くかお問い合わせください。 (詳細を見る)
耐熱性に優れるプラスチック素材 フッ素樹脂を解説
■フッ素樹脂(PTFE)が耐熱性/耐寒性に優れる理由
PTFEの分子構造はC-C結合のまわりをフッ素原子(F)が隙間なく取り囲んだ
構造になっています。
C-C結合やC-F結合が、高温下において結合が切れること=「PTFEの劣化」の
一つです。
C-C結合が、フッ素原子(F)に覆われ守られていることで結合が切れにくい
こと。PTFE分子内のC-F結合力は他の原子間結合力に比べて非常に大きいです。
また、C-F結合の結合エネルギーが大きいことも、耐熱性・耐寒性優れる理由
の一つになります。
■フッ素樹脂の耐熱性/耐寒性を利用してできること
フッ素樹脂コーティングの場合、
例えば焼き菓子の型は、焼きあがったものが型にくっついてしまうのを防ぐ
ためにコーティングによる非粘着性を利用します。さらに、耐熱性も兼ね備
えているため、オーブンで焼かれるという用途でも安心して使用できます。
また、ご家庭で使われるアイロンの熱板ではフッ素樹脂コーティングするこ
とで滑りの良さと熱に強い性質(耐熱性)が活用されています。
詳細はリンクをクリック頂くかお問い合わせください。 (詳細を見る)
フッ素樹脂コーティング 『QCE-033M』
フッ素樹脂コーティングには、用途環境にあわせてさまざまな樹脂の種類があります。
吉田SKTでは、加工品番によって材料や加工を表記しております。
『QCE-033M』はPFAコーティングの1種です。
フッ素樹脂コーティングの中でも、非粘着性に優れ、平滑で欠陥の少ないのが特徴です。
【PFA(パーフルオロアルコキシアルカンポリマー)とは】
■特長
PTFEの改良樹脂で、PTFEと同じ連続使用温度260℃を有しています。
熱溶融粘度が低く、PTFEでは得られなかった ピンホールの少ない連続被膜を
得ることができるため、防食用コーティングとしては、
最高の性能を持つフッ素樹脂加工です。
また、PFAは用途によってはPTFEより非粘着性に優れているため、
高温離型用コーティングとして使用されています。
詳しくは資料をダウンロード頂くかお問い合わせください。 (詳細を見る)
フッ素樹脂コーティング 『ECK-033』
フッ素樹脂コーティングには、用途環境にあわせてさまざまな樹脂の種類があります。
吉田SKTでは、加工品番によって材料や加工を表記しております。
『ECK-033』は変性フッ素樹脂コーティングの1種です。
フッ素樹脂コーティングの中でも、耐摩耗性やすべり性に優れるのが特徴です。
変性フッ素樹脂コーティングは、エンプラやスーパーエンプラとフッ素樹脂に
よるコーティング被膜を形成します。
詳しくは資料をダウンロード頂くかお問い合わせください。 (詳細を見る)
フッ素樹脂コーティング 『HBA-838』
フッ素樹脂コーティングには、用途環境にあわせてさまざまな樹脂の種類があります。
吉田SKTでは、加工品番によって材料や加工を表記しております。
『HBA-838』はPFAコーティングの1種です。
フッ素樹脂コーティングの中でも、膜厚を厚く加工することでピンホールの
ない塗膜に仕上がり、耐食性を要求される用途での使用が可能です。
【PFA(パーフルオロアルコキシアルカンポリマー)とは】
PFAはPTFEの改良樹脂で、PTFEと同じ連続使用温度260℃を有しています。
融点は310℃程度でPTFEよりも熱溶融粘度が低く、コーティングの際は
PTFEでは得られなかったピンホールの少ない連続被膜を得ることができ
防食用コーティングとしては、最高の性能を持つフッ素樹脂加工です。
また、PFAは相手材によってはPTFEより非粘着性に優れるため、
非粘着・離型用コーティングとしても多く使用されています。
※詳しくは資料をダウンロード頂くかお問い合わせください。 (詳細を見る)
コーティング技術 「テフロン/フッ素樹脂」
【コーティングの種類と特長】
■PTFEコーティング
連続使用温度が260℃と最も高く、耐熱性のほか、非粘着性、低摩擦性などにも優れています。
■PFAコーティング
PTFEと同じ連続使用温度260℃です。
熱溶融粘度が低く、防食用コーティングや非粘着性コーティングとして使用されています。
■FEPコーティング
耐熱性は200℃とPTFEより低くなります。
滑らかな表面のピンホールの少ない被膜を得ることができます。
【コーティングの特性】
■非粘着性
付着性の強い粘着物に対しても付着しないか、付着しにくい性質です。
■撥水・撥油性
表面に水や油がついても良く弾きます。
■耐熱性・耐寒性
樹脂の中では耐熱性が高く、高温(260℃)に耐えます。
■低摩擦性
滑りやすく潤滑性に非常に優れています。
■耐薬品性
酸やアルカリ等の化学薬品に侵されたり、腐食することがほとんどありません。
■電気特性
絶縁耐力(絶縁破壊の強さ)、体積抵抗率、表面抵抗率は大きく、電気絶縁性に優れます。
※詳しくはPDFをダウンロード頂くか、お問い合わせください。 (詳細を見る)
金型離形コーティング一覧~離型性・目ヤニ防止に優れる表面処理~
金型成形で、製品品質を安定させるために必要なこととして、
離型性の向上や金型汚れを防止することが重要です。
PVDコーティングやDLCコーティング、クロムメッキでの
対策は行われていますが、成形条件によっては、
製品の一部がはりついてしまう、目ヤニが製品不良の原因になる
などのトラブルが発生します。
金型の離型性を向上させる実績のあるコーティングをご紹介します。
【選ばれているコーティング(一部)】
■離型性・高硬度・寸法安定性 (耐久部品、金型)
・バイコート
■離型性・目ヤニ防止
・MRSコーティング
■高温での樹脂離型
・FSRコーティング
■非粘着性・すべり性
・テフロン/フッ素樹脂コーティング
■離型性・精密性・ (精密部品、精密金型)
・ナノプロセス
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
フライパンのフッ素加工を再加工するメリット・デメリット
家庭用のフライパンを長く使用していると、フッ素樹脂加工が剥がれたり
摩耗したりして、こびりつきが発生することがあります。
フッ素樹脂加工は、古い被膜を剥がして再加工することが可能です。
しかし、家庭用のフライパンは再加工を前提として設計されていないため
メリットとともにデメリットも生じます。
■メリット
・気に入っている調理器具のコーティングが新しくなることで
新品と同様のこびりつきにくさやお手入れのしやすさが戻る。
・新しい器具を買う必要が無く、古いフライパンの処分に困らない。
■デメリット
・再加工には、高温(400℃以上)の熱処理が必要で、樹脂やプラスチック
の取っ手などの取り外しが必要。(外せない場合は原則再加工できない)
・長く使用したフライパンは、金属部分が腐食していることがあり
コーティングを再加工しても、新品の状態に戻らない。
・特に金属の肉厚が薄い場合、再加工によりひずみが出て変形する。
・外面に悪影響があり見た目が悪くなることがある。
このように再加工はメリットだけでなくデメリットも多くあるため
家庭用調理器具の場合は注意が必要です。 (詳細を見る)
防食とは?防食性を高める方法まで解説【資料進呈中】
防食とは、腐食を防ぐための方法です。
金属の腐食は化学的・生物的な作用により、物体の外見や機能が損なわれる状態のことです。
腐食を起こしやすい金属素材としては、一般に鉄が挙げられます。
これら金属は、大気中の酸素、硫黄、窒素、水蒸気等の腐食を発生させる要因によって、
金属そのものが持つ特性と不純物、電気化学的反応等の結果さびや腐食が生じてしまいます。
■主な腐食の3要素
・電気が流れる事
・水が存在すること
・酸化物が存在すること
防食性を高めるためには3つの要素を一つ防ぐことが重要です。
■テフロンフッ素樹脂による防食
テフロンフッ素樹脂は樹脂の中で特に耐薬品性に優れる事から防食の材料とし
て広く利用されています。
これは単に耐薬品性に優れるだけでなく絶縁性、撥水性、耐候性、
などの特性も兼ねそろえている為で、加工技術の進歩により用途に
応じた材料や形状が選択できるようになったことも理由のひとつです。
※防食性を高めるコーティングやライニングの詳細は資料をダウンロードしてご確認ください。 (詳細を見る)
コーティング技術 『接触面に非粘着性・離型性を与える技術』
「非粘着性」は付着性の強い粘着物に対しても離型しやすく、付着しないか、
または付着しにくい性質のことを指します。
非粘着性に優れる素材としてフッ素樹脂やシリコーンがあげられ
撥水性・撥油性に優れ、接触角が大きいことに加え、
その分子構造から、ぬれにくい性質をもっています。
このような性質を活かしたコーティング技術は、
離型用途や付着を抑えたい用途に発揮します。
【選ばれているコーティング(一部)】
■非粘着性・耐熱性・耐薬品性・低摩擦性
・フッ素樹脂コーティング
■離型性・高硬度・寸法安定性 (耐久部品、金型)
・バイコート
■非粘着性・耐熱性・低摩擦性
・スーパーTPコーティング
■高温での樹脂離型
・FSRコーティング
■高粘着物の付着防止
・MRSコーティング (シリコーンコーティング)
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
フッ素樹脂コーティング 「色の違いと選定方法」
■フッ素樹脂の色は?
家庭用のフライパンで目にするフッ素加工は黒っぽい色のものが多く見られますが、フライパンの加工によく使用されているPTFEは太陽光のもとでは乳白色に見えます。
■フッ素樹脂コーティングの色
フッ素樹脂コーティングには、黒っぽい色以外にも緑色や灰色など、様々な色があります。これはコーティング材料に着色が施され、美観を良くし、目的に応じて使い分けもできるようになっているためです。
■色による違いとは
フッ素樹脂コーティングの色による違いは、樹脂の種類や特長とはあまり関係ありません。例えば、緑色はPFA、黒色はPTFE、といった種類分けになっていません。フッ素樹脂コーティングは機能膜なので、用途や使用環境に応じて適切に選択する必要があります。その場合、色だけで選択するのではなく、信頼のおける加工業者に相談することが重要です。
■用途に応じたフッ素樹脂コーティング
フッ素樹脂コーティングは、樹脂の種類や膜厚、加工方法などによって、様々な用途や環境で機能を発揮します。非粘着目的で使用する場合や耐食目的で使用する場合など、用途に合わせて適切なコーティングを選ぶことが大切です。 (詳細を見る)
耐熱プラスチック素材の種類や特徴を解説
耐熱性の高いプラスチックは、高温環境での使用に適した特性を持つ素材です。
これらのプラスチックは、一般的には高い融点、優れた耐熱性、化学的安定性などを備えています。
■ポリイミド (PI)
ポリイミドは非常に高い耐熱性を持ち、環境によっては300°Cでも使用できます。
電子機器、航空宇宙、自動車業界などで使用され、高温の環境や厳しい条件下での耐久性が求められる場面で利用されます。
■ポリエーテルエーテルケトン (PEEK)
260℃と高い耐熱性をもち、耐薬品性、耐摩耗性を持ち、航空宇宙、医療、エネルギー産業などで使用されます。
■ポリフェニレンサルファイド (PPS)
PPS は220℃と高い耐熱性と耐薬品性を持ち、自動車産業、電子機器、産業機械などで使用されます。
繊維強化タイプの PPS は耐摩耗性も高く、機械部品に適しています。
■ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
PTFEは260℃と高い耐熱性を持ち、自己潤滑性や非粘着性、高い耐薬品性を発揮し、化学的に安定しているため
半導体、化学、医療、航空宇宙、自動車産業などで使用されます。 (詳細を見る)
フッ素コーティングの耐熱温度は?種類で異なる耐熱性まで解説
フッ素コーティングと一言でいってもさまざまな種類があります。
代表的なものは、PTFE、FEP、PFA、ETFEなどです。
実際は使用用途よって、耐熱温度は異なるところがありますが、
フッ素樹脂には連続使用温度が決められています。
■連続使用温度
PTFE 260℃
FEP 200℃
PFA 260℃
ETFE 150℃
例えば、防食コーティングとして使用する場合、実用範囲での耐熱性は、
もっと低い温度になります。
また、摩擦が生じる用途など物理的な接触を考慮する場合も考慮が必要です。
フッ素コーティング(フッ素樹脂コーティング)は、
非粘着性、低摩擦性、耐薬品性、電気特性、耐候性など
さまざまな特性をあわせもっており、それぞれの用途に応じて種類、膜厚などの
検討も必要です。
※詳しくは”PDFダウンロード”をクリックいただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
ステンレスパイプに適した防錆・耐食性コーティング
【防錆・耐食性向上のためのコーティング】
ステンレスは、もともと耐食性に優れた材料ですが、
さらに防錆・耐食性を高めたい場合は、コーティングを施す必要があります。
一般的にはエポキシ樹脂やポリウレタンなどの塗料でコーティングされます。
これらの塗料は、耐久性や耐候性に優れ、腐食性ガスや塩水などの環境下でも高い防錆効果を発揮します。
さらに厳しい環境で使用する場合は、耐食性の高いフッ素樹脂樹脂でコーティングすることも可能です。
例えば、PFAやPTFEなどの樹脂は、耐薬品性に優れ、強酸や強アルカリなどの環境下でも使用できます。
厳しい環境で使用するステンレスパイプの耐食性向上をご検討の際は、
フッ素樹脂コーティングをおすすめします。
※フッ素樹脂コーティングの詳細は、資料をご覧いただくかお気軽にお問い合わせ下さい (詳細を見る)
株式会社吉田SKTの表面処理 『事業紹介』
吉田SKTは、半世紀以上にわたり、フッ素樹脂加工の技術革新を牽引してきた企業です。
1968年の米国デュポン社とのライセンス契約締結を皮切りに、
テフロン(TM)を含むフッ素樹脂コーティング技術の導入と発展に注力。
当社の技術力は、テフロンフッ素樹脂コーティングだけに留まらず、
多彩なコーティング技術の開発につながりました。
【主要な表面処理技術】
テフロンフッ素樹脂コーティング
非粘着性、耐薬品性、耐熱性、耐寒性を特長とし、幅広い用途に適用可能
MYライニング(R)
耐浸透性PFAライニングで、化学薬品の取り扱いに最適
セーフロン(R)
帯電防止機能を持つフッ素樹脂コーティングで、安全性を高める
非粘着コーティングシリーズ
粘着物質への対応に特化したコーティングシリーズ
BICOAT(R)
超耐久性を誇る、有機無機複合コーティングシステム
ナノプロセス(R)
精密薄膜コーティングプロセスで、最先端の技術要求に応えます。
広範な材料選定からテストピースの提供に至るまで、
吉田SKTはお客様ひとりひとりの具体的な要望に対し、細やかなサポートを提供します。 (詳細を見る)
フッ素樹脂 「電気特性を解説」
■ プラスチック素材の電気特性とは
フッ素樹脂をはじめとするプラスチックの電気特性は「絶縁性」「誘電性」「耐電性」などが挙げられます。プラスチック素材は基本的に電気が流れず、とどまる性質を示します。
■ フッ素樹脂(PTFE)の電気特性とは?
プラスチックの電気特性は、基本的にプラスチックを構成する高分子構造に由来します。フッ素樹脂(PTFE)は分子内の原子の配列が緻密で対称であるため、電荷の分極が極めて小さい「無極性高分子」に分類され、次のような電気特性を発揮します。
■フッ素樹脂の絶縁性
フッ素樹脂(PTFE)の体積抵抗率、表面抵抗率は非常に低く電気を通しにくい素材と言えます。
フッ素樹脂(PTFE 3.2mm厚)の絶縁破壊強さは19KV/mmです。スーパーエンプラと呼ばれる耐熱性に優れるプラスチックの中ではPEEKの19KV/mmと同等でPPSの15KV/mmよりも優れます。
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取扱会社 テフロン(TM)フッ素樹脂コーティングの指南書『テフロン(TM)ふっ素樹脂加工』「製品カタログ」
■加工製品・取扱商品 ・テフロンコーティング ・フッ素樹脂コーティング ・PFAS不使用コーティング ・シリコーンコーティング ・PI・PBI・PEEKコーティング ・フッ素樹脂製品(PTFE、FEP、PFA) ・非粘着性、撥水性、離型性、低摩擦性、すべり性、耐摩耗性 耐食性、耐薬品性、耐熱性、電気絶縁性等の表面処理 ■事業所のご案内 〇名古屋事業所 名古屋市港区新茶屋三丁目1238番地 TEL:(052) 302-3030(代表) 〇東京事業所 東京都荒川区町屋五丁目4番6号 TEL:(03) 3895-0351(代表) 〇山口事業所 山口県美祢市大嶺町東分字池尻3058番45 TEL:(0837) 52-0811(代表) 〇横浜営業所 横浜市神奈川区神奈川本町3-1弘中ビル302号 TEL:(045) 451-0033(代表) 〇大阪営業所 大阪市城東区成育四丁目9番14号 TEL:(06) 6933-5123(代表) 〇広島営業所 広島県東広島市西条町下見4343番地10 TEL:(082)421-3335(代表)
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