一般財団法人材料科学技術振興財団 MST
最終更新日:2018-03-16 16:43:03.0
【分析事例】お茶に含まれる機能性成分の定量分析
基本情報【分析事例】お茶に含まれる機能性成分の定量分析
茶カテキンとカフェインの濃度評価および製品比較
分析の事例をご紹介します
【分析事例】緑茶中カテキンのLC/MS/MS分析
緑茶の主要成分であるカテキンには抗酸化作用・脂肪燃焼促進作用・血中コレステロール低下作用等の機能が知られており、特定保健用食品(トクホ)に指定されています。天然の緑茶には4種類のカテキン(EC、EGC、ECG、EGCG)が含まれていますが、市販のお茶には加熱殺菌工程でそれぞれが熱異性化したカテキン(C、GC、CG、GCG)も多く含まれます。本資料では、市販の緑茶をLC/MS/MSで分析し、熱異性化体を含むカテキン8種の分離・定性を行った事例を紹介します。 (詳細を見る)
【分析事例】お茶に含まれる機能性成分の定量分析
MSTではLC/MS/MSを用いて茶カテキンの定性・定量分析が可能です。本資料では、お茶を入れる温度・時間によるEGCGの濃度変化を観察しました(図1)。温度が高いほどEGCGの抽出効率が高く、抽出5分後までの抽出量が大きいことが分かりました。また、市販のお茶6製品に含まれる茶カテキン量を比較し、紅茶や烏龍茶よりも緑茶に多く含まれていることを確認しました(図2)。べにふうき緑茶には、花粉症などに対する高い抗アレルギー作用を持つメチル化カテキン(ECCG3"Me)が多く含まれています。 (詳細を見る)
食品ブランド化支援サービス
MSTでは食品中に含まれる機能性成分の分析を通して、食品のブランド化を支援するサービスを開始しました。
・おいしいだけでなく食品ブランドとしての価値を高めたい
・健康に良いとされているが、何によって効果が出ているかよくわからない
・他の品種で機能性成分が含まれていることはわかっているが、自社栽培品では調べることができていない
などのお客様の課題に対して、機能性成分の調査、商品化に向けた各種分析、機能性表示の届出から製品化までを機器分析を用いて包括的にサポートします。 (詳細を見る)
機能性成分分析による食品ブランド化支援
MSTでは食品中に含まれる機能性成分の分析を通して、食品のブランド化を支援するサービスを開始しました。
お客様の課題に応じて下記の3つのステップで機能性表示食品の販売申請をサポートします。
Step1:含有成分調査
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Step2:商品化に向けた分析
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Step3:機能性表示認定手続き (詳細を見る)
取扱会社 【分析事例】お茶に含まれる機能性成分の定量分析
受託分析サービスで、研究開発を行う皆様をサポートします! 半導体・金属・電池などのエレクトロニクス材料や、医薬品・化粧品・食品・環境などのライフサイエンス分野に幅広く対応。 SIMS・TEM・XRD・ICP-MS・GC/MS・AES・SEM・EPMA・EELSなど、さまざまな分析装置を保有し、分析ニーズに応えます。 まずはご相談下さい。 ◆事業領域◆ 1. 科学技術分野における材料に関する基礎的研究及び解析・評価。 2. 半導体、生理学生化学、バイオ関連分野及び各種先端的分野についての基礎的研究及び解析・評価。 3. 1、2号に掲げる国内外における関連分野の研究機関又は個人に対する表彰及び支援。 4. 1、2号に掲げる研究成果等の出版または出版の支援。 5. 1、2号に掲げる国内外における関連分野の調査。 6. 1、2号に掲げる国内外における関連分野に関する研修の実施及び支援または研修所の運営。 7. その他目的を達成するために必要な事業。
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