浮上油・浮上物回収スキマー『H-FRシリーズ』

『H-FRシリーズ』は、液位の変動に追従し常時浮上物を回収するフロート付き水中ポンプスキマーです。
回収ユニット用に開発されたフロートにより、水面上のオイル・スラリーを効率よく吸込みます。
ピット内に設置の為、陸上ポンプとは違い、万が一の場合も液が外に漏れないので安心です。

【特長】
○150W、250W、400W、750Wの4タイプをラインナップ
○ユニットの為、一台で回収と移送が可能
○ポンプは高機能樹脂＋SUSで腐食に強い
○土砂やスラリーが混じった液でも安定した耐久性
○電源電圧は100V～200V対応可能

詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。 （詳細を見る）

「浮上油・スラッジ回収スキマー」のパイオニア、エイチツーの新製品

〇溶剤系や高温水の浮上油回収
自吸式エアダイヤフラムポンプを使用し、ピットに特注フロートを投げ込み、スラッジや油を回収する構造です。
あらゆる浮上油・スラッジの回収ができます。
ポンプ材質や吐出量はエアダイヤフラムADDシリーズよりお選び頂けます。

〇回収フロートの材質も自在
SUS304製をはじめ、SUS316製、PP製やPVC製も選択可能です。
特殊用途を前提としており、あらゆる流体への使用に豊富なラインナップで対応します。

【浮上物回収のみを行う場合】
対象流体に合わせた材質選定ポンプ選定を行います。
設置場所が狭小スペースの場合はそれに合わせたフロートサイズも検討が必要です。

【浮上物回収ろ過を行う場合】

上記フローと同時にフィルターの選定を行います。
ろ過対象物に合わせたメッシュサイズの選定と材質選定を行いろ過後は返送もしくは移送します。
簡易的なろ過であればエイチツー製浮上スラッジ簡易ろ過装置ADF型がおすすめです。 （詳細を見る）

『ADBシリーズ』は、ポンプメーカーとして回収ポンプの最適選定にこだわった分離装置付き浮上物回収装置です。分離と回収が1ユニットで完結し、届いたらすぐに使える簡単設置・操作となります。

【よくあるトラブルとADBシリーズ特長】
●“クーラント液”に含まれる金属スラッジによる摩耗
→容積変化で液を送液するのた、摩耗が最小限

●“繊維状のゴミ”の混入による送液不良
→異物通過径が大きく、接液部に回転体が無いので絡まない

●“温度、腐食”によるポンプ破損
→樹脂製・SUS製など用途に合わせて材質を選定可能

上記以外にも、様々なアプリ―ケーションをご用意しております。
ろ過もしたい場合など、お気軽にご相談ください。

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）

●固形物の形状・サイズは不定、溶剤も混入する排水で浮遊物回収

塗装工場排水処理において、２ラインの排水がピットへ混合した際の浮上固形物の回収が課題となっていました。

塗装排水は溶剤系が含まれており、また浮遊物は形状やサイズが様々です。

そのような条件下でも、弊社の浮上物回収ポンプスキマー【H-FR】は活躍しています。

●水面変動・水流にも確実に追従
排水処理量は1トン／時間、水面の変動も激しく水流もありましたが、確実に固形物を移送しています。

溶剤の影響も見られず、2台交互運転にて24時間排水の固形物を回収し続けています。 （詳細を見る）

●自吸式ポンプで浮上油を回収

「既存の自吸式ケミカルポンプ（他社製）を使用し、浮上油を回収したい」

お客様のご要望にお応えする為、弊社の浮上油回収スキマーのフロートを改造し納入致しました。
対象水に浮かべたフロートに吸込口とホースアタッチメントを加工した特注品を取付け、自吸式ポンプによる油の回収を可能にしました。

「なるべく低コストで」というご要望に応えることができ、お客様に満足頂ける結果となりました。

●移送後はろ過～循環工程へ
ユーザー様はもともと、Ｗ社製の自吸式ろ過器をお持ちでしたが、今回は増設に伴い、増設タンク内の浮上油も回収する必要が出てきましたが、
既存の自吸式ろ過器（ポンプ）を増設部にも流用することによって、イニシャル費用を削減したいとお考えでした。

しかしながら、Ｗ社製のフロート（部品のみ）の価格が高額だったため、弊社へご相談頂き、また入念に仕様打ち合わせを重ね、採用が決まりました。 （詳細を見る）

エイチツーでは浮上油・スラッジ回収ろ過において、多くの実績があります。アプリケーション集では実際の納入例を画像も含めご覧いただけます。

【掲載内容】
◎クーラントタンク
◎排水ピットタンク
◎ボンデ・表面処理
◎冷却水・循環水

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）