株式会社吉田SKT
最終更新日:2024-10-20 17:23:16.0
吉田SKT 会社概要
基本情報吉田SKT 会社概要
吉田SKTの会社概要をまとめています。
当社は、テフロン(ふっ素樹脂)コーティングを主体とした表面処理加工メーカーです。
【非粘着性】【スベリ性】【撥水・撥油性】【耐薬品性】【電気特性】【耐磨耗性】【耐候性】【純粋性】等の特性を
表面処理(物体の表面の性質を変えること)により、付加価値をご提案いたします。
フッ素樹脂コーティング 耐食性と純粋性で化学・半導体に業界採用
■厚膜フッ素樹脂コーティング(膜厚300~2000μm)とは
【耐薬品性に優れるフッ素樹脂】
フッ素樹脂は、化学的に安定しているため、
ほとんどの酸やアルカリなどの化学薬品に侵されたり、
分子が溶けて流出することがありません。
【フッ素樹脂厚膜ピンホールレスコーティング】
ライニング及び成型品が不可能な缶体や基材に、
ピンホールレスの厚膜コーティングをすることにより、
酸やアルカリなどの腐食性のある液体やガスからの保護、
または金属イオンなどの溶出防止が可能です。
※下記リンクより詳しい内容をご覧いただけます。 (詳細を見る)
コーティング技術 「厚膜フッ素樹脂コーティング」
■厚膜のフッ素樹脂コーティング技術とは
耐薬品性に優れるフッ素樹脂は化学的に安定しているため、ほとんどの酸や
アルカリなどの化学薬品に侵されたり、イオンなどが溶けて流出することが
ありません。
その一方で、コーティング膜が薄い場合やピンホールが存在すると薬液から
基材を保護したり、不純物の溶出効果に悪影響を与えてしまいます。
厚膜コーティング技術によりライニング及び成型品が不可能な缶体や基材に、
ピンホールレスの厚膜加工が可能になり、酸やアルカリなどの腐食性のある
液体やガスからの保護、または金属イオンなどの溶出防止が可能になります。
※フッ素樹脂コーティングの厚膜加工、及び耐食性は下記リンクより詳しい
内容をご覧いただけます。 (詳細を見る)
フッ素樹脂コーティング 「採用業界や用途とは」
■フッ素樹脂コーティングの採用業界と用途
・半導体製造装置
めっき治具関係/半導体製造ライン/真空チャンバー等
・自動車産業
CFRP成形工程/搬送機器/成形金型/カッター刃等
・食品用機器
自動炊飯ライン/焼き型など
・産業用分野
射出成形用金型/樹脂成型金型/真空成型金型/ロール類
・化学プラント
タンク類/配管/攪拌機/遠心分離機など
・一般機器関係
精密機器部品/エスカレーターガイド/真空ポンプなど
・OA機器関係
定着ロール/分離爪など
・航空宇宙産業機器
航空機部品、ロケット部品・治具、CFRP成形型など
吉田SKTでは
1963年(昭和38年)よりフッ素樹脂加工を開始し、
1968年(昭和43年)には米国デュポン本社とライセンス契約を結び、
さまざまな産業界でテフロンフッ素樹脂加工をご利用いただいております。
※フッ素樹脂コーティングについての詳しい内容は
カタログダウウンロード頂くか直接お気軽にご相談ください。 (詳細を見る)
テフロンコーティング 「加工方法・加工工程」
モノがくっつきにくい性質を持つ「テフロンコーティング」
基材と密着させるためには、特殊な加工工程が必要です。
【 加工工程概要】
■基材受入れ
○ 基材の検査を行います
○ 加工に不都合な箇所があれば修正をお願いする場合がございます
■脱脂処理
○ 基材の汚れや、油分を溶剤で洗浄
○ 基材を炉中で加熱し油脂や汚れを熱分解させます
■下地処理
?ブラスト
○ 加工面をブラスト。 錆や汚れ等を除去し適度に粗面化します
?エッチング、化学被膜処理
○ ブラストが行えない場合など機能に合せて下地処理を行います
■プライマー塗装
○ 基材とふっ素樹脂の密着をよくするプライマーを塗装します
■焼成
○ プライマーの焼付を行います
■塗装
?粉体塗装
○ フッ素樹脂のパウダーを特殊の塗装機により塗装します
?エナメル塗装
○ フッ素樹脂のエナメルを塗装機または手動により塗装します
■焼成
○フッ素樹脂を加熱し溶融させ塗膜化
■検査
○ 加工完成後、打合せや、仕様通りの加工ができているか検査します
詳しくはPDFをご覧ください (詳細を見る)
テフロンコーティング 「ライセンス加工メーカーの品質検査」
こちらではテフロンコーティングの品質検査の一部をご紹介します。
■製品検査
打合せ事項及びご注文書通りであるかをお打ち合わせ議事録や図面、個別
をもとに確認を行います。
■塗膜外観検査
加工塗膜を拡散昼光(相当)の下で目視により観察します。
原則として、膨れ、割れ、はがれ(層間剥離含む)、素地露出、すけが発
見された場合を不合格とします。
■膜厚測定検査
膜厚とは、素地板及びその上に乗せた標準板を基準にして調整した膜厚計
を用いて測定した加工塗膜の厚さのことをいいます。
■ピンホール検査
ピンホールとは、電気的に検出できる可能性がある微小欠陥の総称です。
ただし、一般的には微小欠陥の1つで、気泡などの抜け跡にみられる針で
突いたような穴のことをいいます。
※検査項目はコーティングの仕様により異なります。詳しくはお問い合わせください。 (詳細を見る)
テフロンコーティング 「外観検査の方法」
テフロンコーティングの検査工程の一つ、外観検査についてご紹介します。
【外観検査の3つポイント】
■コーティングの加工範囲
加工後のコーティング被膜が、打合せ事項及びご注文通りであるかを図面や
個別仕様を参照し、目視で確認を行います。主にコーティングの加工範囲、
マスキングのご指定がある場合は、指定箇所と範囲を確認します。
■指定のコーティング材料が使われているかの確認
打合せ事項及びご注文書通りの加工仕様であるかを確認します。
主にコーティングの色調や加工記録などの確認を行います。
■コーティング被膜出来栄えの確認
コーティング被膜の出来栄えを確認します。
方法としては、主に目視や指触で確認します。異常の大きさに応じて拡大鏡
などを使用し、塗膜の表面全体に塗膜不良(クラック、異物付着、膨れ、剥
れ、損傷など)がないことを確認します。
※外観検査についての詳細はリンクよりホームページをご覧いただくか、 お問い合わせください。 (詳細を見る)
テフロンコーティング 「膜厚測定の方法」
こちらではテフロンコーティングの膜厚測定検査についてご紹介します。
テフロンコーティングをご相談いただいた際、
お打合せにおいて膜厚の取り決めをした場合は加工後の検査工程でお打合せ
やご注文書通りの厚みで加工されているか、膜厚測定検査を行い確認します。
■膜厚の単位
コーティングの膜厚測定では、その多くで「μm(マイクロメートル)」=1000分の1mmの単位を用います。
■膜厚の仕様
膜厚は仕様や用途によって異なります。フッ素樹脂コーティングでは、
通常用途の場合20~50μm程度、耐食用途の場合300μm以上とすることが多い
です。
■測定方法
膜厚測定検査では、主に膜厚計を使用して確認します。
この方法は塗膜に傷をつけることのない、非破壊タイプの検査です。
膜厚計では一般的に「プローブ」 と呼ばれる探針を金属基材上に処理された
塗膜表面に垂直に押し当てることで塗膜の厚みを測定します。
※膜厚測定検査についての詳細はリンクよりホームページをご覧いただくか、 お問い合わせください。 (詳細を見る)
テフロンコーティング 「ピンホール検査の方法」
そもそもテフロンコーティングの塗膜にピンホールがあるとなぜ問題になる
のでしょうか?
通常のフッ素樹脂コーティング(膜厚:20~50μm)では、
その塗膜上には目に見えない大きさの、基材まで達する無数の穴(ピンホール)
が存在しています。
たとえば非粘着性やすべり性を与えるという用途の場合、
これらのピンホールが性能に悪影響を及ぼすことはまれです。
しかし耐食性が求められる用途の場合、薬液がピンホールを通って基材
(金属)に達してしまい、基材に腐食が発生し穴があく原因になったり、
塗膜がはがれる原因になったりします。
ピンホールをなくすためには、塗膜を塗り重ねることで厚膜化し、塗膜表面から基材まで通じたピンホールがないようにします。
吉田SKTでは、コーティング仕様や基材に応じて絶縁抵抗計やピンホールテスター、
化学式検出法で検査を行っています。
これらの方法は塗膜に傷をつけることのない、非破壊タイプの検査です。
※ピンホール検査についての詳細はリンクよりホームページをご覧いただくか、 お問い合わせください。 (詳細を見る)
耐熱性・耐寒性に優れた表面処理とは?
コーティングの採用を検討する際は、
コーティングをする設備や部品が使用される環境の温度が高い場合は、
コーティングへの影響も考慮しなければなりません。
フッ素樹脂は、樹脂のなかでは驚異的な耐熱性を誇り、
高温でも溶融したり変形したりしにくい材料です。
フッ素樹脂の種類によっても異なりますが、
連続最高使用温度は260℃(JIS K 7226)とされています。
フッ素樹脂コーティングは、高温または超低温でのご使用が可能です。
【選ばれている表面処理】
■耐熱・耐寒性
・フッ素樹脂コーティング(テフロンコーティング)
■超耐熱性
・SGNコーティング
・PBIコーティング
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
フッ素樹脂 「電気特性を解説」
■ プラスチック素材の電気特性とは
フッ素樹脂をはじめとするプラスチックの電気特性は「絶縁性」「誘電性」「耐電性」などが挙げられます。プラスチック素材は基本的に電気が流れず、とどまる性質を示します。
■ フッ素樹脂(PTFE)の電気特性とは?
プラスチックの電気特性は、基本的にプラスチックを構成する高分子構造に由来します。フッ素樹脂(PTFE)は分子内の原子の配列が緻密で対称であるため、電荷の分極が極めて小さい「無極性高分子」に分類され、次のような電気特性を発揮します。
■フッ素樹脂の絶縁性
フッ素樹脂(PTFE)の体積抵抗率、表面抵抗率は非常に低く電気を通しにくい素材と言えます。
フッ素樹脂(PTFE 3.2mm厚)の絶縁破壊強さは19KV/mmです。スーパーエンプラと呼ばれる耐熱性に優れるプラスチックの中ではPEEKの19KV/mmと同等でPPSの15KV/mmよりも優れます。
※より詳細は下記リンクより公式サイトをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
取扱会社 吉田SKT 会社概要
■加工製品・取扱商品 ・テフロンコーティング ・フッ素樹脂コーティング ・PFAS不使用コーティング ・シリコーンコーティング ・PI・PBI・PEEKコーティング ・フッ素樹脂製品(PTFE、FEP、PFA) ・非粘着性、撥水性、離型性、低摩擦性、すべり性、耐摩耗性 耐食性、耐薬品性、耐熱性、電気絶縁性等の表面処理 ■事業所のご案内 〇名古屋事業所 名古屋市港区新茶屋三丁目1238番地 TEL:(052) 302-3030(代表) 〇東京事業所 東京都荒川区町屋五丁目4番6号 TEL:(03) 3895-0351(代表) 〇山口事業所 山口県美祢市大嶺町東分字池尻3058番45 TEL:(0837) 52-0811(代表) 〇横浜営業所 横浜市神奈川区神奈川本町3-1弘中ビル302号 TEL:(045) 451-0033(代表) 〇大阪営業所 大阪市城東区成育四丁目9番14号 TEL:(06) 6933-5123(代表) 〇広島営業所 広島県東広島市西条町下見4343番地10 TEL:(082)421-3335(代表)
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