高砂電気工業株式会社
最終更新日:2018-03-13 13:42:16.0
【ピンチバルブ技術情報】ピンチバルブの構造2018.03
基本情報【ピンチバルブ技術情報】ピンチバルブの構造
医療・分析機器に用いるバルブに適したピンチバルブの構造を紹介!
「ピンチバルブ」は、電圧をかけることでプランジャーと呼ばれる鉄の棒を動かし、
チューブ押えを動かすことで、チューブを開閉し、流体の流れを制御するバルブです。
当製品は、接液部がチューブのみであるため、チューブを交換することができます。
そのため、流路を常に清潔な状態に保つことができ、クロスコンタミネーションを防止する事が
できる利点が挙げられます。従って、医療・分析機器に用いるバルブに適しています。
また、ダイアフラムバルブ(ダイアフラム弁)では対応しにくい、固体粒子の混ざった
液体(スラリー)にも使用できます。さらに、圧力損失が少ないことや液溜まりが
発生しにくいことも長所となります。
【特長】
■チューブを交換することが可能
■流路を常に清潔な状態に保つ
■クロスコンタミネーションを防止
■固体粒子の混ざった液体(スラリー)にも使用可能
■圧力損失が少ない
■液溜まりが発生しにくい
【ピンチバルブ技術情報】ピンチバルブの種別
「ピンチバルブ」は、シリコーンチューブなど軟質チューブを直接押しつぶして
開閉するタイプのソレノイドバルブです。
ダブルは、チューブをNC側とNO側のどちらか一方だけに装着し、
NCタイプ或いはNOタイプとしても機能するピンチバルブの種別です。
また、デュアルは、チューブをNC側とNO側の両方に装着することで、
バルブとして機能するピンチバルブの種別です。
【種別】
■ダブル
■デュアル
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
【ピンチバルブ技術情報】ピンチバルブの構造
「ピンチバルブ」は、電圧をかけることでプランジャーと呼ばれる鉄の棒を動かし、チューブ押えを動かすことで、チューブを開閉し、流体の流れを制御するバルブです。
当製品は、接液部がチューブのみであるため、チューブを交換することができます。
そのため、流路を常に清潔な状態に保つことができ、クロスコンタミネーションを防止する事ができる利点が挙げられます。従って、医療・分析機器に用いるバルブに適しています。
また、ダイアフラムバルブ(ダイアフラム弁)では対応しにくい、固体粒子の混ざった液体(スラリー)にも使用できます。さらに、圧力損失が少ないことや液溜まりが発生しにくいことも長所となります。
【特長】
■チューブを交換することが可能
■流路を常に清潔な状態に保つ
■クロスコンタミネーションを防止
■固体粒子の混ざった液体(スラリー)にも使用可能
■圧力損失が少ない
■液溜まりが発生しにくい
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
製品採用事例No.4【ブロッサムコーヒー様】 ピンチバルブ
ブロッサムコーヒー様はコーヒー機器を専門とするアメリカ・サンフランシスコの設計開発会社で、新規に開発されたコーヒーブルワーは、コーヒーの味や香りを左右する豆やお湯の供給温度を、50~95℃の範囲で0.5℃単位で制御できるプロフェッショナルグレードの製品です。
アメリカではABC、BBC局等のテレビでも紹介され、日本でも製品が販売されています。
【課題と解決】
初期のコーヒーブルワー試作品には他メーカーのピンチバルブが搭載されていましたが、バルブに不具合が頻繁に発生したため、弊社にご相談をいただきました。
その不具合の原因は、お湯の熱による装置内の温度上昇であることを弊社のエンジニアが突き止めました。
不具合を解決するために、耐熱性能を標準品より高めたカスタムコイルを使用する製品をご提案し、ご採用いただけました。
お客様からは、従来のバルブメーカーよりも迅速に対応し、問題を解決できたことで非常に満足していただけました。
コーヒーブルワーの開発は予定通りに完了し、2015年末に無事発売されました。 (詳細を見る)
製品採用事例No.19 ピンチバルブのカスタム事例
当社では、ピンチバルブのカスタマイズのご要望を多数いただきます。
その中でも特にご要望の多い「大きなチューブ径の対応」や「消費電力の削減」といった
カスタム事例をご紹介します。 (詳細を見る)
取扱会社 【ピンチバルブ技術情報】ピンチバルブの構造
高砂電気工業は、ソレノイドバルブ、ピンチバルブ、エアオペレートバルブ、ピエゾマイクロポンプ、ダイアフラムポンプ、シリンジポンプ、マニフォールド、流路チップ、継手等、精密流体制御に関連するコンポーネンツを豊富に取りそろえております。特に、小型バルブやマイクロポンプを開発しており、製品の小型化・軽量化を考えているお客様に好評いただいています。化学薬品、溶剤、分析用サンプルなど、特殊な流体を扱うことができる材質を選定しており、用途は診断装置、環境測定装置、各種の化学分析装置、医療機器、インクジェットプリンター、燃料電池など幅広い分野に使用されています。既存製品を紹介するだけでなく、お客様の用途に合わせ特注品にカスタマイズすることが得意です。また、複数コンポーネンツを組み合わせた流体モジュールも製作致します。試作からも対応可能です。 (動画チャンネルはこちら) http://www.youtube.com/channel/UCYYBVDTT2ewI7wIhjzrpwhw
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