高砂電気工業株式会社
最終更新日:2018-03-13 13:45:37.0
【定量吐出ポンプ技術情報】吸い上げ高さが吐出量に与える影響2018.03
基本情報【定量吐出ポンプ技術情報】吸い上げ高さが吐出量に与える影響
【定量吐出ポンプ技術情報】吸い上げ高さが吐出量に与える影響を実測例でご紹介!
吸い上げる高さの変化が吐出量に影響を与えます。
吸い上げ高さは、高ければ吐出量は減少し、低ければ吐出量は増加します。
吸い上げ高さを変えて吐出量の変化を測定した例を表でご紹介します。
高砂の定量吐出ポンプ 吐出量調整方法・推奨設置方向
定量吐出ポンプは、吐出量調整ネジを回転させることにより、1サイクル当りの吐出量を変更することができます。
吐出量調整ネジを右回転(本製品に押し込む方向に回転)させると吐出量は減少し、左回転(本製品より引き出す方向に回転)させると吐出量は増加します。
吐出量の調整後にネジロック用ナットで固定してください。吐出量の調整範囲は、右回転で最大に押し込んだ点(吐出量0mm3)から左回転で数回、が回転する範囲になります。
また、推奨設置方向については、画像をご参照ください。
【吐出量の調整範囲】
■型式:MCP-50
・回転数:2
■型式:MLP-200P
・回転数:3
■型式:PKP-500P
・回転数:4
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
高砂の定量吐出ポンプ 標準テスト条件
高砂電気工業の「定量吐出ポンプ」の標準テスト条件をご紹介します。
【配管条件】
■配管用接続チューブには、配管径φ2×φ3のフッ素樹脂チューブを使用する。
■配管長さは一次側(IN)が1000mm、二次側(OUT)100mmとする。
■流体用のタンクは本製品の下方に設置し、液面から一次側ポート(IN)の高さを500mmとする。
■二次側(OUT)配管の先端の高さは水平の位置0mmとする。
■設定吐出量により二次側(OUT)の配管先端部に配管径を縮小させるノズルを装着する。
(吐出を少なく設定した場合、配管径が大きいと表面張力などの影響により1サイクルで液体が吐出しない場合があります。)
【吐出量とノズル装着の目安】
■設定吐出量(mm3):10~50/50~100/100以上
■使用ノズルの先端径(mm):0.5/1.5/ノズルなし
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
高砂の定量吐出ポンプ 吸い上げ高さが吐出量に与える影響
定量吐出ポンプは、吸い上げる高さの変化が吐出量に影響を与えます。
吸い上げ高さは、高ければ吐出量は減少し、低ければ吐出量は増加します。
吸い上げ高さを変えて吐出量の変化を測定した例をご紹介します。
測定型式:NRP-500P
測定条件:吸い上げ高さ500mmのときの吐出量を500mm3 に設定
(下記条件以外は標準テスト条件に従う)
【吸い上げ高さと吐出量の変化実測例※抜粋】
■吸い上げ高さ(mm):吐出量(mm3)
・50:556
・100:542
・200:521
・300:505
※測定の詳細は、下記リンクからご覧いただます。
※定量吐出ポンプについてはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
取扱会社 【定量吐出ポンプ技術情報】吸い上げ高さが吐出量に与える影響
高砂電気工業は、ソレノイドバルブ、ピンチバルブ、エアオペレートバルブ、ピエゾマイクロポンプ、ダイアフラムポンプ、シリンジポンプ、マニフォールド、流路チップ、継手等、精密流体制御に関連するコンポーネンツを豊富に取りそろえております。特に、小型バルブやマイクロポンプを開発しており、製品の小型化・軽量化を考えているお客様に好評いただいています。化学薬品、溶剤、分析用サンプルなど、特殊な流体を扱うことができる材質を選定しており、用途は診断装置、環境測定装置、各種の化学分析装置、医療機器、インクジェットプリンター、燃料電池など幅広い分野に使用されています。既存製品を紹介するだけでなく、お客様の用途に合わせ特注品にカスタマイズすることが得意です。また、複数コンポーネンツを組み合わせた流体モジュールも製作致します。試作からも対応可能です。 (動画チャンネルはこちら) http://www.youtube.com/channel/UCYYBVDTT2ewI7wIhjzrpwhw
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