『赤外線カシメ装置』

『赤外線カシメ装置』 は、赤外線光を集光させて素早く効率的に樹脂製ボスの
カシメを行うことがきます。

赤外線カシメと言っても赤外線を発生する熱源によって樹脂を加熱、
溶融させるものではなく、光を集光させることによって加熱するというところが
この技術の最大の特徴となります。

超音波カシメのように振動を与えないため、部品の破損などの心配がないです。

また、予備加熱などの無駄な時間、電力が必要ないため、ランニングコストを
低く抑えることができます。

【特長】
■非接触加熱できれいな仕上がり
■ワークへのダメージが少ない
■糸引きもなくサイクルタイムが早い
■少ない消費電力
■カシメポイント毎に個別の制御が可能
■別付けのクランプ機構が不要

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）

赤外線の非接触加熱により、短時間で高い溶着強度と脱落バリなくキレイな仕上がりを実現する溶着技術です。

【特徴】
■樹脂溶着生産性と信頼度をアップ
非接触で光の当たる所だけを溶融できるので、他に熱影響を与えずヒーター樹脂付着もなし

■ワーク内部へのダメージを与えない
マスキングにより、赤外線光を溶着ラインだけに照射し溶融
樹脂ワークの中にある基板やモーター、樹脂歯車などへの熱影響は一切なし

■溶着バリの影響はなし
溶着部を完全に溶かすので、バリが表面に出ても一切脱落しないキレイな形状
バリトラップにより、バリを出さない溶着も可能

■溶着しづらい樹脂材も完全気密溶着
融点が高い樹脂素材も完全に溶かしてから溶着
母材強度に近い溶着強度が取れ、完全な気密溶着を実現。幅広い溶着条件を実現

■ワークのソリや寸法バラつきの影響が少なく、3D形状溶着ラインもOK
赤外線光の出力調整を溶融場所に分けて行うことで
溶着ライン全体を一気に均一溶融し加圧できる溶け代溶着が可能

■ワークの樹脂色を選ばない
透明・白・黒など 色が異なるワークの組み合わせでも完全溶着可能 （詳細を見る）