超音波システム研究所
最終更新日:2024-12-14 19:19:28.0
超音波振動子の設置ノウハウ(設置条件による超音波伝搬状態のコントロール技術)ver22.00
基本情報超音波振動子の設置ノウハウ(設置条件による超音波伝搬状態のコントロール技術)ver2
超音波振動子の設置ノウハウ <キャビテーションのコントロール技術>
設置作業手順
1) 確認 水槽の液面形状(近似値 1:1.618)
2) 確認 水槽の強度(水槽の淵の部分や強度バランスの分布)
注:強度 断面2次モーメント
ステンレスの板厚 1.5mm以上 ・・
3) 確認 水槽の設置(一定の振動モードにしないこと)
注:理想は3点支持
4) 確認 振動子の表面(ダメージが一定の範囲以内ねあること)
注:ダメージ エロージョン
5) 確認 電源の確認
(OFF状態で準備作業、ONにして超音波動作できること)
6) 作業 水槽の中央部に3個の振動子設置治具を置く
説明:標準的な振動子設置治具の設置位置
超音波の伝搬特性
1)振動モードの検出(自己相関の変化)
2)非線形現象の検出(バイスペクトルの変化)
3)応答特性の検出(インパルス応答の解析)
4)相互作用の検出(パワー寄与率の解析)
注:「R」フリーな統計処理言語かつ環境
autcor:自己相関の解析関数
bispec:バイスペクトルの解析関数
mulmar:インパルス応答の解析関数
mulnos:パワー寄与率の解析関数
超音波洗浄機の設計・製造・開発コンサルティング
超音波システム研究所は、
超音波の伝搬状態に関する計測・解析技術を応用して、
超音波専用水槽の設計・製造技術を開発しました。
今回開発した技術により
水槽の最大長さ:3cm(液量5cc)~
600cm(液量8000リットル)の
超音波専用水槽に対して、
超音波洗浄や表面改質・・・に適した
超音波の利用効率、キャビテーションと音響流のダイナミック制御、
対象物への伝搬状態・・・を利用目的に合わせて実現出来ます。
従来の水槽(あるいは振動子)設計や製造においては
音響特性に対する考慮が十分でないために、
振動の干渉・減衰による不均一・不安定な事象により
超音波の寿命・水槽のトラブル・・・が起きやすい傾向があります。
この技術は、
現状の水槽・振動子・・に対しても
問題点(洗浄液の各種分布、水槽・振動子の設置方法)を検出し
改善・改良を行うことができます。
ーー提供ノウハウーー
0)装置の設計・製造方法
1)超音波のONOFF制御
2)液循環のONOFF制御
3)最適化ノウハウの提供
4)メガヘルツ超音波の利用方法
(詳細を見る)
複数の異なる「超音波振動子」を同時に照射する技術・装置
超音波システム研究所は、
複数の異なる周波数の「超音波振動子」を利用する技術を応用・発展させ
ました。
今回開発した応用技術は
定在波の制御により、キャビテーションと加速度の効果を
具体的な伝搬周波数のパワースペクトルとして変化させるという技術です。
周波数28+72kHz、出力200Wの超音波照射で、
1ミクロンの分散効果を実現させることも
周波数28+40kHz、出力280Wの超音波照射で、
ダメージを発生させずに洗浄することも可能です。
オリジナルの超音波伝搬状態の測定・解析技術により、
振動子の組み合わせによる制御状態が実現することを確認しています。
これは、新しい超音波技術であり、
超音波のダイナミック特性による一般的な効果を含め
新素材の開発、攪拌、分散、洗浄、化学反応実験・・・
に大きな特徴的な固有の操作技術として、
コンサルティングにおいて利用・発展対応しています。
原理の論理的な説明と
具体的な方法(技術)について
コンサルティング対応させていただきます。 (詳細を見る)
超音波の最適化技術--共振現象と非線形現象の最適化技術--
超音波システム研究所は、
オリジナル超音波システム(音圧測定解析・発振制御)による、
超音波伝搬状態の各種解析結果から、
共振現象と非線形現象を制御可能にする超音波伝搬システムについて、
目的に合わせて最適化する技術を開発しました。
これまでの制御技術に対して、
各種伝搬用具を含めた、超音波振動の伝搬経路全体に関する
新しい測定・評価パラメータ(注)により
超音波利用の目的(洗浄、攪拌、加工・・) に合わせた、
超音波のダイナミックな伝搬状態を実現する技術です。
これは具体的な応用がすぐにできる方法・技術です
コンサルティングとして提案・対応しています
(超音波加工、ナノレベルの精密洗浄、攪拌。・・実績が増えています)
注:オリジナル技術製品(超音波の音圧測定解析システム)により
水槽、振動子、対象物、治工具・・・の
伝搬状態に関するダイナミックな変化を測定・解析・評価します。
(パラメータ:
パワースペクトル、自己相関、バイスペクトル、
パワー寄与率、インパルス応答特性、ほか)
(詳細を見る)
音圧測定解析に基づいた、超音波プローブの非線形発振制御技術
超音波システム研究所は、
ファンクションジェネレータの一つの発振チャンネルから
同時に2種類の超音波プローブを発振することで発生する
相互作用を利用して
超音波の非線形現象(注)をコントロールする技術を開発しました。
注:非線形(共振)現象
オリジナル発振制御により発生する高調波の発生を
共振現象により高い振幅に実現させたことで起こる
超音波振動の共振現象
各種部材の超音波伝搬特性を目的に合わせて最適化することで
効率の高い超音波発振制御が可能になります。
超音波テスターの音圧データの測定解析により
表面弾性波のダイナミックな変化を、
利用目的に合わせて、コントロールするシステム技術です。
実用的には、
複数(2種類)の超音波プローブによる
複数(2種類)の発振(スイープ発振、パルス発振)が
複雑な振動現象(オリジナル非線形共振現象)を発生させることで
高い音圧で高い周波数の伝搬状態、あるいは、
目的の固有振動数に合わせた
低い周波数の高い音圧レベルの伝搬状態を実現します。
(詳細を見る)
超音波洗浄機の製造・開発コンサルティング
超音波システム研究所は、
超音波の制御を効率良く行うことができる
<<脱気ファインバブル(マイクロバブル)発生液循環装置>>による
超音波洗浄機の製造・開発方法・・をコンサルティング対応しています。
超音波洗浄機(脱気ファインバブル発生液循環システム)
--超音波洗浄システム KT0600K--
1)洗浄槽
材質 :SUS304(t= 3.0mm )
寸法(内寸):W530×D530×H370mm
2)液循環
脱気ファインバブル発生液循環システム
公称流量 12-30L/MIN
3)超音波(電源:AC 100V)MU-300
振動子サイズ 260*150*90mm
発振機サイズ 320*420*145mm
周波数 1) 28kHz 出力 300W(MAX)
周波数 2) 40kHz 出力 300W(MAX)
周波数 3) 72kHz 出力 300W(MAX)
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超音波システム(製造販売・コンサルティング対応)
超音波システム研究所は、
オリジナル製品:超音波システム(音圧測定解析、発振制御)による
以下の対応を行っています
1)超音波システム(音圧測定解析、発振制御)の製造販売
2)超音波利用技術に関するコンサルティング対応
<<製造販売>>
1)オリジナル製品:超音波システム(音圧測定解析、発振制御)
システム概要(標準システム)
::超音波テスターNA 10MHzタイプ
::発振システム20MHzタイプ
価格 281,050円(税込:消費税10%)
2)脱気ファインバブル発生液循環装置
装置概要
::マグネットポンプ
(イワキ マグネットポンプMDシリーズ MD-70RZ)
::タイマー
::ホース他
価格 99,000円(税込:消費税10%)
3)その他(出張対応:納品・設置・操作説明・・・)
コンサルティング費用
(出張条件・・・に合わせた見積もりを提案します)
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超音波プローブの特性評価技術
超音波システム研究所は、
対象物の表面を伝搬する超音波データの解析実績から
メガヘルツの超音波発振による、新しい超音波特性評価技術を開発しました。
超音波プローブの発振制御による
「音圧・振動」測定・解析技術を応用した方法です。
目的(対象物の表面を伝搬する振動モード)に合わせた
超音波プローブの開発対応による、
コンサルティング・評価技術の説明対応を行っています。
新しい超音波発振制御技術の応用です。
対象物の音響特性に合わせた、
メガヘルツの超音波伝搬状態に関する非線形現象を利用することで
対象物の表面状態に関する新しい特徴を検出することが可能です。
特に、発振・受信の組み合わせによる
応答特性を利用した
基板部品の表面検査や、精密洗浄部品の事前評価・・・に関して、
超音波振動の新しい評価パラメータとなる基本技術です。
表面弾性波の伝搬現象に関する、超音波のダイナミック特性を
測定・解析・評価に基づいて
論理モデルを構成・修正しながら検討することで
目的(評価)に合わせた効果的な利用を可能にしました。
(詳細を見る)
音圧測定解析に基づいた、超音波技術のコンサルティング対応
超音波システム研究所は、
超音波の非線形性に関する「測定・解析・制御」技術を応用した、
対象(弾性体、液体、気体)を伝搬する超音波振動の
ダイナミック特性を解析・評価する技術により、
洗浄物・治工具・超音波振動子・水槽・液循環・・に関する、
相互作用を<目的に合わせて最適化>する技術を開発しました。
超音波発振制御プローブ、超音波テスターを利用したこれまでの
発振・計測・解析により
各種の関係性・応答特性(注)を検討することで
超音波利用に関する出力の最適化技術として開発しました。
注:パワー寄与率、インパルス応答・・・
超音波の測定・解析に関して
サンプリング時間・・・の設定は
オリジナルのシミュレーション技術を利用しています
この技術を
超音波システム(洗浄、攪拌、加工・・・)の最適化技術として
コンサルティング対応しています。
(詳細を見る)
超音波伝搬現象の分類に基づいた、超音波プローブの製造技術
超音波システム研究所は、
超音波伝搬現象の分類に基づいた、
900MHz以上の超音波伝搬状態を制御可能にする
超音波プローブの製造技術を開発しました。
目的に合わせた、
オリジナル超音波発振制御プローブを製造開発が可能です。
ポイントは、超音波プローブの超音波伝搬特性の確認です。
超音波のダイナミックな変化に対する、応答特性が最も重要です。
この特性により、高調波の発生可能範囲が決定します。
現状では、以下の範囲に対して、製造対応可能となっています。
超音波プローブ:概略仕様
測定範囲 0.01Hz~200MHz
発振範囲 1.0kHz~25MHz
伝搬範囲 0.5kHz~900MHz以上(音圧データの解析確認)
材質 ステンレス、LCP樹脂、シリコン、テフロン、ガラス・・・
発振機器 例 ファンクションジェネレータ
<材質・形状・構造・・・による音響特性>を
把握(測定・解析・評価)することで、
目的に合わせた超音波の伝搬状態を実現します
この技術を、コンサルティング提供します
興味のある方はメールでお問い合わせください
(詳細を見る)
超音波伝搬現象の分類技術に基づいた、コンサルティング対応
超音波システム研究所は、
超音波伝搬状態の測定データを
バイスペクトル解析することで、
超音波振動が伝搬する現象に関する分類方法を開発しました。
今回開発した分類に関する方法は、
超音波の伝搬状態に関する
主要となる周波数(パワースペクトル)の
ダイナミック特性(非線形現象の変化)により
線形・非線形の共振効果を推定します。
これまでのデータ解析から
効果的な利用方法を
以下のような
4つのタイプに分類することができました。
1:線形型
2:非線形型
3:ミックス型
4:変動型
上記の各タイプに基づいた装置開発・制御設定・・・
成功事例が多数あります。
この技術を
コンサルティング対応として提供します
超音波の伝搬特性
1)振動モードの検出(自己相関の変化)
2)非線形現象の検出(バイスペクトルの変化)
3)応答特性の検出(インパルス応答の解析)
4)相互作用の検出(パワー寄与率の解析)
注:解析には下記ツールを利用します
注:「R」フリーな統計処理言語かつ環境
(詳細を見る)
超音波の音圧測定解析に基づいた、超音波のダイナミック制御事例
超音波システム研究所は、
超音波振動の測定・解析システムを、2012年4月より、製造販売しています。
測定したデータについて、弾性波動を考慮した解析で、
超音波の非線形現象(音響流)やキャビテーション効果を
グラフにより目視確認できるようにしたシステムです。
複雑に変化する超音波の利用状態について、「非線形現象」を考慮するために、
時系列データの自己回帰モデルによる、自己相関・バイスペクトルを解析して
その変化・・・・を、評価・応用しています
目的に応じた新しい利用方法を多数実現しています
超音波の伝搬特性
1)振動モードの検出(自己相関の変化)
2)非線形現象の検出(バイスペクトルの変化)
3)応答特性の検出(インパルス応答特性の解析)
4)相互作用の検出(パワー寄与率の解析)
注:「R」フリーな統計処理言語かつ環境
autcor:自己相関の解析関数
bispec:バイスペクトルの解析関数
mulmar:インパルス応答の解析関数
mulnos:パワー寄与率の解析関数
(詳細を見る)
<超音波のダイナミックシステム> --液循環の最適化--
超音波システム研究所は、
超音波水槽内の液体に伝搬する
超音波の状態を測定・解析する技術を応用して、
水槽の構造・強度・製造条件・・・による影響と液循環の状態を
目的に合わせた超音波の伝搬状態に設定・制御するシステムを開発しました。
超音波水槽内の液循環をシステムとしてとらえ、解析と制御を行う
多くの超音波(水槽)利用の目的は、水槽内の液体の音圧変化の予測あるいは制御にあります。
しかし、多くの実施例で、 理論と実際の違いによる問題が多数指摘されています。
この様な事例に対して
1)障害を除去するものは
統計的データの解析方法の利用である
<超音波伝搬状態の計測・解析技術>
2)対象に関するデータの解析の結果に基づいて
対象の特性を確認する
<対象物の表面弾性波に関する音響特性を検出する技術>
3)特性の確認により制御の実現に進む
<非線形現象をコントロールする技術>
上記の方法により
超音波を効率的な利用状態に改善し
目的とする超音波の利用を実現した
オリジナルシステムの実施例が多数あります
(詳細を見る)
<統計的な考え方>を利用した、超音波の測定・解析・評価技術
超音波システム研究所は、
超音波利用に関して、
<統計的な考え方>を利用した
効果的な「測定・解析・評価方法」に関する技術を開発しています。
<統計的な考え方について>
統計数理には、抽象的な性格と具体的な性格の二面があり、
具体的なものとの接触を通じて
抽象的な考えあるいは方法が発展させられていく、
これが統計数理の特質である
科学の中の統計学 赤池 弘次 (編集)より
<モデルについて>
モデルは対象に関する理解、予測、制御等を
効果的に進めることを目的として構築されます。
正確なモデルの構築は難しく、
常に対象の複雑さを適当に"丸めた"形の表現で検討を進めます。
その意味で、
モデルの構成あるいは構築の過程は統計的思考が必要です。
<モデルと現状のシステムとの関係性について>
( 考察する場合の注意事項 )
1)先入観や経験は正しくないことがあると考える必要があります
2)モデルの本質を考えるためには、
圏論を利用することが有効だと考えています
(詳細を見る)
オンライン個別コンサルティング:超音波技術
超音波システム研究所は、
下記の通り、オンライン個別コンサルティングを行います。
参加者 1社(Microsoft Teams meeting 参加可能範囲)
費用 3万円(税込み 33000円)
時間 150分(例 9:30-12:00、 13:00-15:30)
日程 調整
その他
1)PCをご利用ください
2)Zoom利用、Microsoft Teams meeting利用
<開催主旨>
■はじめに
受講者一社(あるいはMicrosoft Teams meeting 参加可能範囲)に対して
オンラインコンサルティングを行います
超音波利用について、
経験と実績に基づいた
具体的なノウハウ説明とディスカッションを行います
興味のある方はメールで連絡してください。
希望テーマに対するコンサルティングについて提案させて頂きます。
(詳細を見る)
取扱会社 超音波振動子の設置ノウハウ(設置条件による超音波伝搬状態のコントロール技術)ver2
2008. 8 超音波システム研究所 設立 ・・・ 2012. 1 超音波計測・解析システム製造販売開始 ・・・ 2024. 4 共振現象と非線形現象の最適化技術を開発 2024. 5 音と超音波の組み合わせに関する最適化技術を開発 2024. 6 水槽と超音波と液循環に関する最適化・評価技術を開発 2024. 7 ポリイミドフィルムに鉄めっきを行った部材を利用した超音波プローブを開発 2024. 8 シャノンのジャグリング定理を応用した超音波制御方法を開発 2024. 9 ポータブル超音波洗浄器を利用した音響流制御技術を開発 2024.10 メガヘルツ超音波を利用した「振動技術」を開発 2024.10 ステンレス製真空二重構造容器を利用した超音波発振制御プローブを開発 2024.11 メガヘルツの流水式超音波(水中シャワー)技術を開発 2024.11 相互作用・応答特性を考慮した、超音波の音圧データ解析・評価技術を開発 2024.12 超音波プローブの非線形発振制御技術を開発 2024.12 超音波伝搬状態による表面検査技術を開発
超音波振動子の設置ノウハウ(設置条件による超音波伝搬状態のコントロール技術)ver2へのお問い合わせ
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