NGKG寒天培地

〇“KBM”NGKG寒天培地は、 Bacillus cereusの分離に用いる培地です。
〇B. cereusが発育するとペプトンの分解により培地がアルカリ化し、培地中のフェノールレッドにより培地色が赤色に変化します。
〇卵黄の添加により、卵黄反応の確認が可能となっています。B. cereusは卵黄反応陽性の為、コロニー周辺部が白濁します。
〇グリシンとポリミキシンBが添加されているため、多くのグラム陰性菌と、Bacillus subtilisの発育を抑制します

■培地組成
（精製水1Ｌに対して）
ペプトン：1.0g
酵母エキス：0.5g
塩化ナトリウム：4.0g
グリシン：3.0g
ポリミキシンB：50000U
フェノールレッド ：0.025g
寒天：18.0g
卵黄：20.0mL
pH6.8±0.2