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最終更新日:2019-12-24 21:15:08.0

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  • カタログ発行日:2019/12/01

不良多発品の原因を追及して生産性を高める形状最適化で出来るコストダウン事例

基本情報不良多発品の原因を追及して生産性を高める形状最適化で出来るコストダウン事例

不良率の削減でコストダウンをおこなう点で大事な事。 ■不良率の高い部品を見極める事:

本製品はSK材、焼き入れ、研磨仕上げとなって
います。焼き入れ時に角部が鋭角となっている事、及び端面からの幅に違いがある為焼き割れする事が頻繁に起きています。

ここで問題となるのは最終加工工程である板厚研磨仕上げ時に「焼き割れ」が発覚する事でそれまでの加工工数がすべて無くなってしまう事です。

■頻繁に不良を起こす原因を抽出してその対策を考えています。

■角部の鋭角仕上げを最小R仕上げに変更出来るか否か、角穴の位置を移動する事が可能か否かを検討する事から始まると思います。


この点を解決させる手段を見つける事で無理、無駄なく製作出来る事に繋がりコストダウンへと導く事が出来ます。此の手法を紹介しています。

部品情報:
材料:SK4
加工工程:
6F加工→ミリング加工→焼き入れ→板厚仕上げ研磨加工


パワーポイントをpdfで見る事が出来る様にして7枚で構成されています。

不良多発品の原因を追及して形状最適化で出来るコストダウン事例

不良多発品の原因を追及して形状最適化で出来るコストダウン事例 製品画像

不良多発部品には原因がある事が多く、此処を顕在化して解決する事でコストダウンに繋がる事が多くあります。

「不良を出さない」と言う事はコストダウンの隠れた手法です。
本部品で画像の丸印に焼き割れが多発して不良となる事が多い為その原因を検証して対策を模索します。

■現状の問題点を検証
焼き割れの原因が何処にあるのかを考えて行きます。
丸印にある角部が鋭角になっている事と左側が他の面と比較して極端に狭い為焼き入れ時の温度変化でひずみが出やすく焼き割れとなることと考えられます。


【改善前】
●材料:SK3 熱処理:55度HRC
 角部を90度に仕上げていた為、焼き入れ時に応力が働き焼き割れが頻発していた

【改善後】
●焼き入れ時の応力を分散させて焼き割れの不良を無くすことに成功
 (詳細を見る

取扱会社 不良多発品の原因を追及して生産性を高める形状最適化で出来るコストダウン事例

有限会社フナックス・エンジニアリング 本社

コストダウン、品質、納期改善を3dcadによるVA、VEでお客様の求める仕様を変更せずに解析をして適切な生産性、製造性の創造を求め、製造革命を行う事により他社との差別化、競争力の高い機器へと改善させる技術を提供します。 現状の機器に対して2次元図面であっても3dcadで再度設計をし、現状把握をして問題点をあぶり出します。この3dcadによる検証を行う事で私自身が仮装組み込み、調整を行っている気持ちになりますので現状に見合った解析が出来、大幅なコストダウン、品質改善、納期短縮手段を選択出来る情報を提供出来ます。 M/C、旋盤加工、板金加工、製缶加工、表面処理加工、印刷加工、溶接加工と加工には色々な工法がありますが、それぞれの機器に対して適切な製造性を見極めて行く為にVA(価値解析)、VE(価値工学)を駆使して改善設計を提供致します。

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