有限会社フナックス・エンジニアリング本社
最終更新日:2019-12-13 15:39:24.0
MC加工ユニットをVA,VEで板金加工ユニットへ改善して大幅なコストダウンの事例
基本情報MC加工ユニットをVA,VEで板金加工ユニットへ改善して大幅なコストダウンの事例
VA,VE手法の醍醐味の加工工法最適化で切削MC加工ユニットを曲げ加工を取り入れた板金形状で大幅なコストダウン手法の事例です。
コストダウンのポイントは加工工数の多い部品の削減化と剛性維持をVAVEで最適形状にする事です。
本ケースでは要求されている仕様で剛性についてメンテナンス用のユニットである為、機能を満たせる機構をMC加工による剛性のあるユニットからVA,VEによる板金加工へ改善して必用最小限の剛性と使いやすさを追求した結果、約70%のコストダウンが実現したコストダウン事例です。
ユニット情報:
■オリジナルユニット情報:
材料:SS材、本体部は溶接加工、摺動部はリニアベアリング、ロッド棒。
■VA,VE改善内容:
材料:SPCCを主体とした材料で板金形状とし、上下運動部のみを軽量MC加工ブロックとしています。
此の改善内容によりMC加工での不要な品質、剛性を板金加工で最適形状、最適品質としたユニットへ改善出来ています。
カタログの内容はパワーポイントで8枚綴りにしてオリジナルとVA,VE後の形状を比較した内容をpdfで紹介しています。
MCブロックをVA,VEで板金形状を選択してコストダウンした事例
SS材ブロック形状のユニットの軽量化、加工工数削減を板金化で。M/C加工で剛性を保持しつつ、不要な箇所は板金化する事で部品点数削減、加工工数削減を行う事が出来てコストダウンに大きく寄与する事が出来ます。そのサンプルを紹介します。
ONE POINT:
精密部はMC加工で、付随する部品では加工精度をゆるく出来る場合板金も考慮するとコストダウンの道が開けてきます。
本ユニットは良くある近接SWを使ったMC加工でのスライドユニットサンプルです。この様なユニットで精度を要求されるならM/C加工が最適と思いますが、少々ゆるい精度で良ければ画像の様にロッド棒を保持する受け部分を板金化する事も可能と考えます。また、近接SWを保持する部品に関しては強度は不要とすれば板金加工で製作した方が加工工数も大幅に削減する事が出来ると考えます。 (詳細を見る)
ユニット機構をブロック形状→板金形状、軽量化でコストダウンの実現
○改善前の状況○
材料:SS400 外径形状:140*200*180
【改善前】
●形状はSS400をベースにマシニング加工で加工する部分が
非常に多い為に工数削減が難しい状況
↓
【改善後】
●外枠を板金形状にして可動部をマシニング加工にし、実際に必要な
可動部の形状を 小さくする事と形状の簡素化で加工工数を大幅に
削減することが出来ました
●コストダウン効果:既存製品が30万円
↓
ユニットにして6万円(80%のコストダウン)
(詳細を見る)
取扱会社 MC加工ユニットをVA,VEで板金加工ユニットへ改善して大幅なコストダウンの事例
コストダウン、品質、納期改善を3dcadによるVA、VEでお客様の求める仕様を変更せずに解析をして適切な生産性、製造性の創造を求め、製造革命を行う事により他社との差別化、競争力の高い機器へと改善させる技術を提供します。 現状の機器に対して2次元図面であっても3dcadで再度設計をし、現状把握をして問題点をあぶり出します。この3dcadによる検証を行う事で私自身が仮装組み込み、調整を行っている気持ちになりますので現状に見合った解析が出来、大幅なコストダウン、品質改善、納期短縮手段を選択出来る情報を提供出来ます。 M/C、旋盤加工、板金加工、製缶加工、表面処理加工、印刷加工、溶接加工と加工には色々な工法がありますが、それぞれの機器に対して適切な製造性を見極めて行く為にVA(価値解析)、VE(価値工学)を駆使して改善設計を提供致します。
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