『シカジーニアス 遺伝子検出関連製品ガイド』

藤田医科大学の鈴木匡弘先生により開発されたPCR-based ORF Typing（POT法）は、マルチプレックスPCRを用いて複数の特定遺伝子を同時に増幅し、増幅されたバンドパターンを解析することで、菌体間の相同性を比較する方法です。

特徴
■ 必要な試薬はすべて同梱されたPCRキット
■ 約4時間以内で分子疫学解析が可能
■ PFGE、MLST等と同等の解析能
■ 解析結果が数値化（POT値）されるので、容易に菌体間の相同性の比較、管理が可能 （詳細を見る）

『Mupidシリーズ』はサブマリン型電気泳動装置Mupidシリーズの製造・
販売を行っている株式会社ミューピッド社製の電気泳動装置です。

スタンダードモデルのMupid-2plusをはじめ、多機能型のMupid-exUや、
最上位機種のMupid-Oneを取り扱っております。

【Mupid-ONE特長】
■マルチピペット&多検体対応
■耐熱性ゲルメーカーセット標準付属
■ヨーロッパ電気安全規格CEに準拠した安全性
■タイマー内臓
■出力電圧バリエーション7種類

※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）

『SCOPE 21』は、株式会社OPTIMA社製のデスクトップ型の撮影装置です。

デジタルカメラ（要SDHC カード）、染色液別のフィルターなど付属品も充実しております。
また、デジタルカメラはゲル撮影用にあらかじめ設定されております。 （詳細を見る）

『QIAxcel Connect』はQIAGEN社製のDNA/RNAゲル解析に代わる、
キャピラリー電気泳動装置です。

即使用可能なゲルカートリッジにて、安全かつ簡便なシステムで解析が可能です。
泳動結果は解析に便利なデジタルデータで出力が可能です。

また、関連製品として、シカジーニアス分子疫学解析POTキットシリーズを
はじめ、シカジーニアスPCRキットなどもラインアップしています。

【特長】
● マニュアル操作なしに最大96サンプルの高速解析が可能
● 5 pg/μLの核酸濃度でも正確な結果 ※1
● 12サンプル(1ラン分)のDNAフラグメントを9-25分で解析 ※2
● 3-5 bpの高い分解能で正確な解析(500bp以下) ※2
● 即使用可能なゲルカートリッジで安全かつ簡便なシステム
● 解析に便利なデジタルデータを出力

※1 高感度検出用試薬は近日中に発売予定です
※2 QIAxcel DNA High Resolution Kitを使用した場合
※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）

『NanoEX Plus/Lite』は、株式会社OPTIMA社製の超微量分光光度計です。

パソコンが不要で場所にこだわらず測定が可能です。また、光路長の自動設定によりブランク測定が省略可能です。

【特長】
● ブランク測定省略で2 ステップ（滴下 → 測定）で測定可能
● パソコン不要のスタンドアロンタイプ・コンパクトなサイズ感
● LED タッチパネルにて多様な機能を簡単操作可能
● 260, 280 および 600 nm ( ガラスセル) の3 波長測定（ベースライン補正は360 nm）：NanoEX Plus
● 紫外可視のフルスペクトル測定が可能（NanoEX Lite）

※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。 （詳細を見る）

『シカジーニアス　細菌関連遺伝子検出キットシリーズ』は、薬剤耐性遺伝子（β-ラクタマーゼ）をマルチプレックスPCRで一度に検出できるPCRキットです。

【特長】
●一般的なサーマルサイクラーで、約3時間で検出可能です。
●PCR条件は３キット同一です。

【検出対象遺伝子】
シカジーニアス　カルバペネマーゼ遺伝子型検出キット2
→IMP-1、VIM、KPC、NDM、OXA-48、カルバペネマーゼ型GESの遺伝子グループの検出、 IMP-6遺伝子の鑑別が可能
シカジーニアス　ESBL遺伝子型検出キット2
→CTX-M-1、CTX-M-2、CTX-M-8、CTX-M-9、CTX-M-25、CTX-M chimera、ESBL型GES、TEM、SHV遺伝子グループの検出が可能
シカジーニアス　AmpC遺伝子型検出キット
→CIT、FOX、ACT、DHA、ACC、MOX遺伝子ファミリーの検出が可能 （詳細を見る）

本シリーズでは乳などから得られた培養検体を用いてDNA抽出、スクリーニング、PCRを行うことで、マイコプラズマの遺伝子を簡便に検出することができます。プラスキットシリーズは、検体によるPCR阻害を抑制するPCRサプリメントプラスを採用したことで、従来品よりも検出感度が向上しております。
本キットは、酪農学園大学 樋口豪紀 博士と岩野英知 博士が開発したPCRを用いた迅速簡単測定技術を応用し、開発されたキットシリーズです。　※本製品は試験・研究用試薬です。

【特長】
●畜産動物などに存在する主なマイコプラズマ属の遺伝子を検出可能（アコレプラズマ属やウレアプラズマ属等は検出しません）
●PCRにより短時間で簡便に検出可能（約3時間）
●従来品よりも検出感度が向上 （詳細を見る）

本製品は、マルチプレックスPCR 法により、下痢原性大腸菌のうち主な5 種類であるEHEC/VTEC (腸管出血性/ ベロ毒素産生性大腸菌)、EPEC(腸管病原性大腸菌)、ETEC(腸管毒素原性大腸菌)、EIEC(腸管侵入性大腸菌)、 EAggEC (腸管凝集付着性大腸菌) およびE. albertiiの病原性に関わる遺伝子を同時に検出できます。

【特長】
■ 2種類のプライマーミックスを用いて、大腸菌および E. albertii の菌種特異的遺伝子と7種類の病原性因子*1を同時に、かつ区別して検出できます。
（*1 病原性因子︓ベロ毒素1, 2 型(VT1, 2)遺伝子(stx1, 2)、 耐熱性エンテロトキシン(ST)遺伝子(est)、易熱性エンテロトキシン(LT)遺伝子(elt)、インチミン遺伝子(eae)、凝集付着性関連因子(aggR)、腸管侵入性関連因子(invE)） 　　
■ 検出結果を数値化することで、判定結果を明確化できます。
■ ポジティブコントロール等、PCRに必要な試薬が同梱しています。
■ インターナルコントロールの検出結果から、PCR阻害の有無を確認できます。 （詳細を見る）