株式会社テクネ計測
最終更新日:2024-11-12 11:46:57.0
TMAシリーズ
基本情報TMAシリーズ
TMAシリーズ
■ 腐食性ガス中下の水分計測用画期的モデルです
■ 0-10ppm〜0-2500ppm の範囲を高応答速、
精度±1%(フルスケール)で測定可能です
■ センサーは別置型となっており、本体設置が
難しい場所でも容易に設置できます
■ 設置型・19”ラックマウント・ポータブルから
選定、複雑な配管にも対応します
本分析計は、リン酸(H3PO4)による水分解、五酸化リン(P2O5)による水分吸着特性を利用した原理を採用した、画期的な製品です。ガラス製の検知部に塗られたリン酸は、水分を水素と酸素に分解する特性があり、この過程で同時に五酸化リンが形成されます。
五酸化リンは逆に水分を吸着する特性があり、リン酸による水分解を抑制します。
この均衡点を電気的に検知することにより、水分量を測定します。
測定可能な主なガスは、Cl2, HCl, H2S, H2SO4,
HBr, SO2, SF6, CO2, PH3, F6, 炭化水素、冷媒気化
ガス等で、リン酸に反応するガス以外では全て計
測可能です。
腐食性ガス中水分分析計 TMAシリーズ
★当機種は販売終了となりました。後継機種は、iTMAです。★
● 腐食性ガス中の水分のインライン測定が可能
● 測定範囲:0-2500 ppm
● 最高精度 ±1%
● ラックマウント/デスクトップ/ポータブルから選択可能
● 測定対象ガス
Cl2 HCl H2S SF6 H2SO4 SO2 HBr CO2
Ar N2 H2 He D2 O2 C2H2 炭化水素 PH3 フロン 等
■腐食性ガス中連続水分分析計TMAシリーズは、
五酸化リン式 (電解式)水分分析の原理を利用しております。
デスクトップ型、19”ラックマウント型、ポータブル型から選定可能です。
日本語表示にも対応しております。
ppm表示に加え露点の同時表示が可能で、測定レンジ・アラーム設定、
データーロギング設定(オプション)等、全ての設定を本体前面から行う事が可能です。
(詳細を見る)
五酸化リン式露点計の原理について
五酸化リン式(電解式)水分分析の原理を利用しております。
(1)リン酸は電気分解によって、五酸化リン・水素および酸素を発生。
4H3PO4→2P2O5+6H2+3O2
(2)五酸化リンは水を吸収。
2P2O5→6H2O+4H3PO4
センサーはガラスでできており、
その周囲に白金電極(オプションでロジウム)が、
らせん状に巻かれています。電極の間に塗布された酸素を発生します。
生成した五酸化リンが吸収する水の量と、生成した水素と酸素の量は
つりあうため、ファラデーの法則(電気分解された物質の量は、
流れた電気量に比例する)を基に、水分量を計測します。
腐食に強いので、腐食性のガス中の水分量を測るのに向いています。
また、昔からある露点計です。
五酸化リン式露点計の原理に関する詳細は、以下URLよりご覧ください。 (詳細を見る)
露点計とは?
■露点計とは
ガスやドライエアなど、気体に含まれるごく微量な水分を計測する機器です。
気体中の水分が結露する温度つまり露点温度(℃dp)で表現されます。
■露点とは
気体を冷却していくとき結露、すなわち凝結が起こる温度。
これは結果的には、空気が水と平衡状態にあり飽和している温度です。
露点は、日常だけではなく、工業分野(塗装、半導体、電池、電力、鉄道、製薬、ガス精製、再生エネルギー、化学プラント、農業、食品、エアー、工業ガス、鉄鋼、空調、熱処理など)にも重要な要因になっております。
■露点計の種類
露点計は測定原理によっていくつか種類があります。
現在主に使用されている露点計は以下のとおりです。
1)静電容量式露点計(酸化アルミニウム)
2)静電容量式露点計(高分子)
3)鏡面冷却式(ミラー式)露点計
4)五酸化リン式露点計
5)レーザー式露点計 (詳細を見る)
化学プラント向け 防爆露点計・酸素濃度計・腐食性ガス中水分計
化学プラントで製造される製品は多種多様です。製造する製品によって製造条件が異なっており、温度・圧力・水分量・酸素濃度など、管理項目が異なります。一般的には、燃焼3要素の管理による爆発限界管理のための酸素濃度計が使用されたり、ガス純度を管理するために不純物として酸素濃度、露点(PPM水分濃度)を測定することが多いです。前者では制御用途としてOxytron 2000、濃度管理用途としてMini-ICS、これらとサンプリングシステムを組み合わせイナートガスコントロールシステム(Inert Gas Control System / ICS)として使用されることが多いです。後者では、酸素濃度分析ではPPMを高応答速で計測可能な2010BR、%レベルでは210BRが使用され、露点測定ではTK-100-Ex露点計が使用されます。水素や溶剤や他可燃性ガスが含まれることが多く、防爆認定が必須となる場合が多く、酸素濃度計ではガルバニ電池式酸素濃度計が使用されることが多いです。
コンプレッサーエアーや窒素の露点測定の場合、非防爆のTK-100露点計が使用され、腐食性ガス中の水分測定にはTMA腐食性ガス中水分計も使用されます。 (詳細を見る)
工業ガス向け 露点計・腐食性ガス中水分計・酸素濃度計・O2計
深冷分離プラントにおける窒素・酸素・アルゴンをはじめとし、水素やそのほか様々なガスが工業生産されています。工業ガスの純度管理には、多くの場合露点(水分量)、酸素濃度を不純物として測定し、ガス純度を決定します。通常はPPMレベルでの管理(露点で言えば-70 ℃DPなど)ですが、高純度ガスの場合PPBでの管理を行います。
露点測定の場合、簡易的に静電容量式露点計で計測することが一般的ですが、精度を要する場合は鏡面冷却式(ミラー式)露点計が、腐食性ガスの場合腐食性ガス中水分計が使用されます。酸素濃度測定の場合、ガスによりジルコニア式・ガルバニ電池式酸素濃度計が使用されます。 (詳細を見る)
取扱会社 TMAシリーズ
国産露点計TK−100シリーズの製造・販売を中心とし、以下の商品を取扱う。 1.計測器・装置の製造・販売 露点計TK-100/TE-660 シリーズ フロート式流量計 NFMシリーズ 精密加湿装置 制御盤 2.計測器の代理店販売 AMI 酸素濃度計 Micrafilter フィルター E+E Elektronik 湿度計 露点計他 CMC 腐食性ガス中水分計 MBW 鏡面冷却式露点計(ミラー式) Neutronics 酸素濃度計 Process Insight(PI) 各種ガス分析計 3.校正・点検・修理業務 各測定器校正サービス 現地(出張)点検・校正・サービス
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