株式会社日本製鋼所樹脂機械事業部
最終更新日:2021/09/22
【技術事例】TEX水添加脱揮効果の紹介NL-J0014-02
基本情報【技術事例】TEX水添加脱揮効果の紹介
■品質向上 ■脱揮効率向上 ■低温押出 ■環境負荷低減
ポリマー中の残留揮発分低減は、環境保護や高度用途向けに研究が進められています。弊社の押出機による『水添加脱気押出』では、脱揮助剤として水を注入することで、効率的な揮発分除去と低温押出を可能とします。
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
二軸押出機【TEX】シリーズ
プラスチック原材料の付加価値を高めるために用いる二軸混練押出機をコンパウンディング用押出機といいます。当社では高性能、高品質な要求に対応できるよう、二軸押出機「TEX」シリーズを製作しています。
TEXは従来の無機フィラー、マスターバッチコンパウンド、ポリマーアロイ、GF/CFコンパウンドに限らず、反応、脱揮、脱水、バイオマスコンパウンドや長繊維混練、超臨界二酸化炭素混練など幅広い用途に使用されています。
混練性能を飛躍的に向上させるJSW固有技術(混練スクリュ、混練シリンダ、高分配混練スクリュ)や吐出量向上のための新しいソリューション(Side Feed Deaerator)を搭載することで、従来の機械では達成できなかった新しい領域へとお客様を導きます。 (詳細を見る)
TEX水添加脱揮効果の紹介
当社は、ポリマー中の揮発成分除去方法の一つに二軸押出機『TEX』を使用
した脱揮押出がありますが、年々厳しくなる残留揮発分濃度低減要求に対応
するため、水添加脱揮押出技術を開発しました。
脱揮助剤として水を注入することで、従来では達成できなかったレベル
(残留揮発分濃度数+ppmあるいは数ppm)まで脱揮性能を高めることが可能。
本技術は、真空ベントの上流側にシールリングとニーディングディスクを
組み合わせた混練部を設けて、高樹脂圧力下へ水注入を行うものです。
【脱揮助剤として水の利点】
■容易に入手できる
■安価である
■潜熱が大きい
■殆どの樹脂と反応しない
■分離しやすい
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
混練解析ソフトウェア『TEX-FAN(カスタマイズ解析対応版)』
『TEX-FAN』は、二軸押出機内の充満率、溶融可塑化挙動、樹脂温度、樹脂圧力などを
高精度で予測できる材料研究・開発用の解析ソフトウェアです。
脱揮解析やユーザーサブルーチン機能(カスタマイズ機能)の搭載によって
より複雑なコンパウンディングプロセスの予測が可能となりました。
★本ソフトウェアのデモを実施可能です。詳しくはお問い合わせください。
【特長】
■脱揮解析とユーザーサブルーチン機能を追加
■カスタマイズ解析(ユーザーサブルーチン)機能
・従来のTEX-FAN に新たな解析機能(物理量予測)
・脱揮解析機能との併用
・ユーザーご自身で構築された理論モデルを用いたプロセス予測
※詳しくはPDF資料をご覧ください。 (詳細を見る)
取扱会社 【技術事例】TEX水添加脱揮効果の紹介
造粒機(大容量ポリオレフィン用押出機)『CMP』『CIM』『P』二軸混練押出機『TEX』、フィルム・シート製造装置、紡糸押出機、混練シミュレーションソフトウェア『TEX-FAN』等の樹脂製造機械の製造・販売
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