一般財団法人材料科学技術振興財団 MST
最終更新日:2020-12-25 11:01:40.0
ネガティブ染色による(S)TEM観察事例
基本情報ネガティブ染色による(S)TEM観察事例
リポソーム、CNF、微粒子、タンパク質などの形態観察
有機機能材料の微粒子や繊維状物質は、主にC(炭素)、H(水素)、O(酸素)、N(窒素)などの軽元素から構成されるため、(S)TEMでは形態観察に必要なコントラストが得られません。そこで、これらの材料には染色を行うことでコントラストを増大させ観察を行うことができるようになります。今回は、リンタングステン酸(H3[P(W3O10)4]・nH2O(略称PTA))を用いてネガティブ染色し観察した事例を紹介します。
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