(株)扇港理研　UVシステム

上水向け紫外線処理装置［HSUV］は、紫外線ランプの光でクリプトスポリジウム等の耐塩素性病原生物の処理を行なう水処理装置です。

他の方式の膜ろ過処理と比較すると、建設設置費や維持管理費等、イニシャル・ランニングコスト共に大幅に抑えることが可能で、設置のためのスペースや設備改造も簡易に済むことが出来ます。

また、紫外線処理装置の洗浄機構として、超音波洗浄を採用しております。超音波による汚れ付着防止/除去効果で、長期間、照射性能を維持することが可能です。なお、既存のワイパー式洗浄に比べ、洗浄機構不具合でのランプ管の破損事故がなく、また槽内に複雑な構造を持たないため、くまなく充分な照射が可能で、かつメンテナンス性に優れています。

【特長】
　■豊富な紫外線量で確実に不活化処理
　■当社独自の洗浄機構である超音波洗浄装置
　■容易なメンテナンス
　■必要に応じた通水処理が可能(必要都度ランプON・OFF)
　＊公益財団法人水道技術研究センターが定める
　　「紫外線照射装置JWRC技術審査基準」認定を取得しております。

※詳しくはPDFをダウンロードして頂くか、お問い合わせください。 （詳細を見る）

紫外線殺菌装置［SUV］は、紫外線ランプの光で水殺菌をする水処理装置です。
紫外線殺菌は、残留性がなく水質や水温に影響を与えない、使用対象・環境に優しい殺菌方法になります。

例えば、牡蠣・養殖魚・活魚水槽用の養殖用水や、酒造仕込用水・飲料用水、食品用水・食品洗浄水・食品原料水のほか、薬品調整用清浄水等、塩素や次亜塩素酸ソーダ等の薬品での殺菌処理が容易に出来ない、残留性が心配されるようなケースには、紫外線による殺菌は非常に有効です。

また、定期補充購入や投入作業、濃度調整等、薬品・オゾン等の他処理方式で必要だった管理手間が削減され、既設配管に接続するだけで継続使用出来ます。なお、導入での複雑な配管・設置改造も必要ありません。

【特長】
■瞬時に殺菌処理が可能
■容易なメンテナンス性
■管理コストの削減
■導入のための複雑な改造が不要

紫外線殺菌の対象とする菌種と処理水量によって、
装置組み(ランプ使用本数)が変わります。
＊詳細は「PDFダウンロード」よりご覧頂けます！

海水・淡水、使用用途を問わず、最適な機種を選定・ご提案いたします。
お気軽にご相談ください！ （詳細を見る）

私たちが仕事や生活をして排水される水は、下水処理場や浄化センター、農業・漁業集落排水施設（合併浄化槽）などを経て、最終的に河川や湖沼、海に放流されます。

従来、多くの排水処理施設にて、塩素消毒が用いられていますが、放流水の残留塩素、トリハロメタンや有機塩素化合物等の消毒副生成物、環境ホルモンの危惧によって、河川や海など放流水域に棲む魚や野生生物の生態系への悪影響を懸念する声が高まり、より安全な消毒方法へ見直されつつあります。

近年、紫外線消毒が従来の塩素消毒の代替技術として導入され、強力な殺菌作用のあるUV-C波長を放つ紫外線ランプを用いた、光による消毒方式です。
なお、残留性がなく、大腸菌の他にあらゆる菌種に有効で、ワンパス・短時間で消毒可能な安全性に優れた装置です。
また、薬剤補充や濃度管理、投入量調整等の日常管理の手間が省略出来ます。

【導入施設】
■下水処理場・浄化センター　
■農業・漁業集落排水処理施設　
■工場・産業排水処理施設
■合併浄化槽などの排水再利用設備
■雨水などの中水利用処理設備

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