株式会社吉田SKT
最終更新日:2024-10-20 17:23:16.0
『CHC(セラミックハードコート)』 製品案内&事例集「製品チラシ」(フッ素樹脂系)No.0
基本情報『CHC(セラミックハードコート)』 製品案内&事例集「製品チラシ」(フッ素樹脂系)
CHCは、セラミックスとフッ素樹脂の複合化により、「非粘着性・離型性」を最大限発揮するコーティング技術です。
■CHC セラミックハードコート
通常のフッ素樹脂コーティングと同等の非粘着性と高温時の塗膜硬度を
両立させた新しいタイプのフッ素樹脂コーティングです。
特長
・PTFE、PFAと同等の非粘着性
・200℃以上での膜硬度が高い(PTFE比較)
※社内テストによる
表面処理技術 アルミ蒸着フィルム用熱板の寿命が2倍以上に向上
アルミ蒸着フィルムの溶着シーラーへの非粘着コーティング事例をご紹介します。
■お悩み
フィルムをシーラーで熱溶着する際に、フィルムからはみ出た樹脂がシーラーに
付着するトラブルでお困りでした。
■背景
当初、フッ素樹脂PTFEコーティングをご使用されいましたが、シーラー表面
がローレット加工されており2ヶ月ほどでコーティングが摩耗して付着が発生。
装置を止めてシーラー交換することで生産ロスになっていました。
■採用された処理
FSRコーティング(CHC技術採用)
■表面処理の効果
200℃以上の高温でフッ素樹脂コーティングと同等の非粘着性を発揮し、熱時
硬度が高い『HR-1372AP』をご採用頂き、摩耗問題が解決。2倍以上の期間ご
使用頂くことができるようになりました。
※表面処理の詳細は資料をご覧頂くかお気軽にお問い合わせください (詳細を見る)
フッ素樹脂コーティング 「熱溶着に特化したコーティング技術事例」
CHC(セラミックハードコート)は、通常のフッ素樹脂コーティングと
同等の非粘着性と高温時の塗膜硬度を両立させた新しいタイプのフッ素
樹脂コーティングです。
■表面処理採用事例
?フィルターケースの熱溶着工程での高温離型と高温寿命を両立した事例
?熱溶着板への加工による離型効果がPTFEコーティングの3倍持続させた事例
?樹脂製品溶着板へのフッ素コーティングの「はがれ」「ふくれ」問題を解決した事例
?PTFEコーティングで解決しない接着剤の付着や高温でのはがれを解消した事例
※事例詳細と製品資料をまとめたPDFをダウンロード頂けます。
詳しくはお問い合わせください。 (詳細を見る)
【表面処理解決事例】熱溶着型の高温離型と高温でも高寿命を両立!
■ご相談
カートリッジフィルターの生産工程では、製品を溶着する熱溶着板への樹脂の付着が問題となっていました。
ポリプロピレン製の容器と蓋を熱溶着することで製品が完成しますが、PP樹脂は、糸ひきや溶着治具への付着があり、製品の気密性や美観や生産効率に悪影響を及ぼします。
そのため、熱溶着板には優れた離型性に加えて耐熱性や、熱耐久性が必要でした。
■コーティング選定の背景
試作では通常のフッ素樹脂コーティングに加えて、接触面積低減フッ素コーティング「TP-855」をご提案。
比較的圧力の低い溶着工程でしたので、離型性が向上し糸ひきや付着が起きにくくなりました。また比較的長寿命にご使用頂けました。
■コーティングの経緯と効果
さらに離型効果の寿命を延ばすため、熱時硬度の高いCHCシリーズと接触面積低減コーティングのハイブリッド化を検討。
さらなる高寿命を目指して弊社より熱時硬度と接触面積低減を両立させた「CHC-1311」をご提案。
現在では摩耗による金属露出もなくご使用いただいております。
熱溶着工程でお困りの方はぜひ吉田SKTにご相談ください。 (詳細を見る)
【表面処理解決事例】フィルターケースの熱融着の糸引きを防止
■ご相談
フィルターケースを製品と熱溶着する工程でのご相談でした。
ポリプロピレン製の容器と蓋を熱溶着して製品を作りますが、
PP樹脂は、糸ひきや熱板への付着があり、製品の気密性や美観、
生産効率に悪影響を及ぼします。
そのため、熱溶着板に離型性や耐熱性、耐久性が必要でした。
■コーティング選定の背景
試作でフッ素樹脂コーティングや接触面積低減フッ素コーティングをご提案。
使用圧力が比較的低いため、離型性が向上し糸ひきや付着が起きにくく
なり比較的長寿命にご使用頂けました。
■コーティングの経緯と効果
さらなる高寿命を目指して弊社より熱時硬度と接触面積低減を両立させた
「CHC-1311」をご提案しました。
実機試験を経てご採用いただき、
摩耗による金属露出が減り長い期間ご使用いただいております。
熱溶着治具でお困りの方はぜひ吉田SKTにご相談ください。 (詳細を見る)
表面処理事例 ポリエチレン熱溶着の糸引きを解決したコーティング
■お客様のご要望
ポリエチレン製容器の熱溶着時に、熱板に発生する糸引きをなくしたい。
タクトタイムを変えることなく、糸引きによる製品不良を軽減し、
熱板の取り換え作業をへらしたい。
■処理選定の条件
費用対効果を検討した結果、現状のコーティングの2倍の寿命が必要。
■実現した効果
CHC技術を採用したコーティングで、離型効果と寿命の両立に成功。
※製品資料をまとめたPDFをダウンロード頂けます。
詳しくはお問い合わせください。 (詳細を見る)
溶着金型離形改善事例 ポリエチレンの糸引きを解決したコーティング
■ご要望
ポリエチレン製容器の熱溶着時に、熱板に発生する糸引きをなくしたい。
タクトタイムを変えることなく、糸引きによる製品不良を軽減し、
熱板の取り換え作業をへらしたい。
■処理選定の条件
費用対効果を検討した結果、現状のコーティングの2倍の寿命が必要。
■実現した効果
CHC技術を採用したコーティングで、離型効果と寿命の両立に成功。
※製品資料をまとめたPDFをダウンロード頂けます。
詳しくはお問い合わせください。 (詳細を見る)
溶着とは?樹脂溶着の1つ、熱板溶着と非粘着性表面処理について解説
■樹脂溶着とは
樹脂溶着は、樹脂を熱によって接合させる方法の一つです。
■溶着の種類と方法
・超音波溶着
超音波振動を利用して接合する方法
・振動溶着
振動による摩擦熱で接合する方法
・高周波溶着
高周波による自己発熱で接合する方法
・レーザー溶着
レーザー光で熱を発生させて接合する方法
・熱板溶着
加熱した熱版で溶融させて接合する方法
■熱板溶着のメリット・デメリット
熱板溶着は、部品の大きさに広く対応でき立体的な形状であっても
しっかりと溶着でき、気密性を重視する部材の接合に適するメリットが
あります。
一方で、電子部品などが入っていると溶着できないことや、
溶着した際に余肉が出る点、ヒーターへの樹脂のはりつきや
糸引きなどのデメリットがあります。
■熱板へのはりつきや糸引きを防止する表面処理
デメリットの一つである、熱板への樹脂のはりつきや
糸引きを防止する方法として、表面処理があります。
表面処理についての詳細は資料をダウンロード頂くかお問い合わせください。 (詳細を見る)
コーティング技術 「熱溶着の粘着防止に特化したコーティング事例」
CHC(セラミックハードコート)は、通常のフッ素樹脂コーティングと
同等の非粘着性と高温時の塗膜硬度を両立させた新しいタイプのコーティング技術です。
■表面処理採用事例
?フィルターケースの熱溶着工程での高温離型と高温寿命を両立した事例
?熱溶着板への加工による離型効果がPTFEコーティングの3倍持続させた事例
?樹脂製品溶着板へのフッ素コーティングの「はがれ」「ふくれ」問題を解決した事例
?PTFEコーティングで解決しない接着剤の付着や高温でのはがれを解消した事例
※事例詳細と製品資料をまとめたPDFをダウンロード頂けます。
詳しくはお問い合わせください。 (詳細を見る)
株式会社吉田SKTの表面処理 『事業紹介』
吉田SKTは、半世紀以上にわたり、フッ素樹脂加工の技術革新を牽引してきた企業です。
1968年の米国デュポン社とのライセンス契約締結を皮切りに、
テフロン(TM)を含むフッ素樹脂コーティング技術の導入と発展に注力。
当社の技術力は、テフロンフッ素樹脂コーティングだけに留まらず、
多彩なコーティング技術の開発につながりました。
【主要な表面処理技術】
テフロンフッ素樹脂コーティング
非粘着性、耐薬品性、耐熱性、耐寒性を特長とし、幅広い用途に適用可能
MYライニング(R)
耐浸透性PFAライニングで、化学薬品の取り扱いに最適
セーフロン(R)
帯電防止機能を持つフッ素樹脂コーティングで、安全性を高める
非粘着コーティングシリーズ
粘着物質への対応に特化したコーティングシリーズ
BICOAT(R)
超耐久性を誇る、有機無機複合コーティングシステム
ナノプロセス(R)
精密薄膜コーティングプロセスで、最先端の技術要求に応えます。
広範な材料選定からテストピースの提供に至るまで、
吉田SKTはお客様ひとりひとりの具体的な要望に対し、細やかなサポートを提供します。 (詳細を見る)
”非粘着性・離型性”を高温環境下でも持続!表面処理技術『CHC』
CHCは、セラミックスを使用した吉田SKT独自のコーティング技術です。
セラミックスとフッ素樹脂の複合化により、通常の”非粘着性・離型性機能の付与”だけでなく、
「高温環境下でも塗膜の硬度低下が少ない」新しいタイプのフッ素樹脂コーティングです。
現在、各コーティングとの物性比較表と
CHCでお困りごとを解決した企業様事例を掲載した製品資料を進呈中です。
■特長
・PTFE、PFAと同等の非粘着性
・200℃以上での膜硬度が高い(PTFE比較)
※社内テストによる
※製品詳細は下記リンクをご覧ください。 (詳細を見る)
溶着金型離形事例 ポリプロピレンの糸引きを解決したコーティング
■ご相談
お客様ではポリプロピレン製の製品同士を熱溶着する工程で、
糸ひきや溶着金型への付着が問題になっていました。
溶着金型には離形性に加えて耐熱性や、熱耐久性が必要でした。
■表面処理選定の経緯と効果
弊社では、離型効果と金型交換の長寿命化のため
セラミック系CHCとフッ素樹脂系接触面積低減コーティングの
ハイブリッド化を検討。
熱時硬度と接触面積低減を両立させた「CHC-1311」をご提案。
現在では離形性と長寿命を両立してお客様にご使用いただいております。
溶着金型の離形性でお困りの方はぜひ吉田SKTにご相談ください。 (詳細を見る)
取扱会社 『CHC(セラミックハードコート)』 製品案内&事例集「製品チラシ」(フッ素樹脂系)
■加工製品・取扱商品 ・テフロンコーティング ・フッ素樹脂コーティング ・PFASフリーコーティング ・シリコーンコーティング ・PI・PBI・PEEKコーティング ・フッ素樹脂製品(PTFE、FEP、PFA) ・非粘着性、撥水性、離型性、低摩擦性、すべり性、耐摩耗性 耐食性、耐薬品性、耐熱性、電気絶縁性等の表面処理 ■事業所のご案内 〇名古屋事業所 名古屋市港区新茶屋三丁目1238番地 TEL:(052) 302-3030(代表) 〇東京事業所 東京都荒川区町屋五丁目4番6号 TEL:(03) 3895-0351(代表) 〇山口事業所 山口県美祢市大嶺町東分字池尻3058番45 TEL:(0837) 52-0811(代表) 〇横浜営業所 横浜市神奈川区神奈川本町3-1弘中ビル302号 TEL:(045) 451-0033(代表) 〇大阪営業所 大阪市城東区成育四丁目9番14号 TEL:(06) 6933-5123(代表) 〇広島営業所 広島県東広島市西条町下見4343番地10 TEL:(082)421-3335(代表)
『CHC(セラミックハードコート)』 製品案内&事例集「製品チラシ」(フッ素樹脂系)へのお問い合わせ
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