【東北大学技術】バイオ発電スキンパッチ

皮膚表面から薬剤を浸透させる「経皮投与」は湿布やニコチンパッチ等に
利用されています。また、微弱電流によって薬剤の浸透が加速される
「イオントフォレシス」は局所麻酔剤の高速投与や美容成分の浸透促進等
に利用されています。

しかし、イオントフォレシスの発生には電源や配線が必要であり、家庭での
個人使用には適していません。

本発明は、酵素を担持した電極を利用することによって外部電源を必要としない
使い捨て可能なパッチに関し、イオントフォレシスによる薬剤浸透や美容効果が
期待されています。

【効果】
■酵素によるバイオ発電を利用するため外部電源が不要
■有機材料のみで構成されているため使い捨て可能
■最大電流は0.5mA/cm2未満であるため安全性が高い
■薬剤浸透が促進していることをブタ皮膚を用いた試験で確認済み

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