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最終更新日:2024-12-12 16:32:07.0
vol.6実験をスムースにスマートに進めるアイデアボックス:山ほどある消泡剤の選定、やってみるしかないか?vol.6 01/2022
基本情報vol.6実験をスムースにスマートに進めるアイデアボックス:山ほどある消泡剤の選定、やってみるしかないか?
「実験をスムースにスマートに進めるアイデアボックス」連載vol.6 山ほどある消泡剤の選定、やってみるしかないか?
コーティングや分散・塗布・乾燥の実験を実際に行われる方々に、実験現場で役立つアプローチをご紹介する「実験をスムースにスマートに進めるアイデアボックス」vol6 は、消泡剤の選定につきお話します。
・消泡剤の統一的な説明がほしい
・どのように消泡剤を選ぶか
・入れ方・添加の仕方がとっても大事
消泡剤をうまく使いこなせられれば、水系でのトラブルの多くは解消できる。ビックケミーのホームページや製品一覧表には、どの段階で添加するのが最良かを示したガイドをマップ形式で掲載しているので参考にしていただきたい。
無溶剤、シリコン系消泡剤 BYK-1789
BYK-1789、水性塗料向けの無溶剤で非常に効果的な消泡剤です。特に厚膜系においてマイクロフォームを除去します。
BYK-1789は速乾性の水系においても有効です。また塗料の基材への濡れを改善します。したがって、DTM(金属に直接)コーティングにも特に推奨できます。BYK-1789は水性エポキシ系での使用向けに特別に開発されました。
本添加剤はせん断安定性があり、エアレススプレー塗装に特に適しています。同時に空気硬化アクリレート系などの他の系においても、良好な相溶性および顕著な有効性を示します。
塗料の長期保存後でも、その特性を保持します。優れた脱泡性および基材への濡れ性により、課題の多い水系の第一選択肢といえます。 (詳細を見る)
水系用VOCフリー、シリコン系消泡剤 BYK-092
BYK-092は、特に水性のクリアコートおよび高光沢系向けの非常に効果的な消泡剤です。また、艶消し・顔料系でも優れた性能を発揮します。相溶性・不相溶性のバランスがとれており、透明性や光沢に影響しません。ローラー塗装、刷毛塗、スプレー、カーテンコーティングなど、あらゆる標準的な塗布方法で有効です。本添加剤は一般に、製造中の任意の段階で添加することができます。 (詳細を見る)
無溶剤・溶剤型塗料用消泡・脱泡剤 BYK-1760
BYK-1760は、光学的、機械的性質を変えることなく、系にとどまる空気の迅速かつ効率的な除去をはかった新開発の脱泡剤です。効果の高い本添加剤は、無溶剤系向けに第1に推奨できる製品です。添加剤に含まれるエポキシ官能基は、ポリマーマトリックスへの固定を可能にし、スリップ性の増加などの負の副作用を防止します。さらに、BYK-1760は、プラスチック用途(例えば、キャスティング樹脂)および接着剤、シーラントにも推奨されます。本添加剤はまた、これらの用途において幅広い特性を示しています。
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