株式会社シリコロイラボ
最終更新日:2022-07-01 11:41:55.0
シリコロイカタログ・ダイジェスト版(24P)Ver.3.0
基本情報シリコロイカタログ・ダイジェスト版(24P)
ひとつの鋼で複数の特性を兼ね備えるオールラウンド型ステンレス「シリコロイ」がわかるカタログ・ダイジェスト版(24P)
夢のオールラウンド型ステンレス「シリコロイ」。ひとつの鋼で複数の特性を兼ね備え、部品の⻑寿命化によるメンテナンスフリー化・トータルコストダウンや、焼⼊れの諸問題(歪み、焼割れ、⼨法変化、酸化スケールの付着等)を解決。
さらに⽤途に応じた硬度調整や複合技術の併⽤もでき、⾼機能な新製品を開発が可能です。
シリコロイおよびステンレスの⽐較資料を掲載。
シリコロイカタログ・ダイジェスト版(24P)
ひとつの鋼で複数の特性を兼ね備えるオールラウンド型ステンレス「シリコロイ」がわかる総合カタログ。ダイジェスト版、技術カタログ、プロフェッショナル用など複数のカタログを取り揃えています。 (詳細を見る)
シリコロイ技術ハンドブック(118P)
ひとつの鋼で複数の特性を兼ね備えるオールラウンド型ステンレス「シリコロイ」がわかる総合カタログ。ダイジェスト版、技術カタログ、プロフェッショナル用など複数のカタログを取り揃えています。 (詳細を見る)
高機能ステンレス「シリコロイ」技術者・設計者向けハンドブック進呈
高硬度と高耐食性を軸に、高強度・耐熱性・耐摩耗性・耐焼き付き性などの特性を兼ね備える特殊ステンレス「シリコロイ」について
詳しく紹介した資料を2冊(一般用・プロ用)まとめて進呈中です。
従来不純物として考えられていたケイ素(Si)を炭素(C)の代替として積極的に活用し、更に微細な金属間化合物を析出させることで、
今までに考えられなかった新素材が誕生しました。
初心者向けに特性などを分かりやすく解説した『技術ハンドブック』と、
各種特性の試験データが豊富に掲載された『技術ハンドブックPro』をご用意。
シリコロイ(シリコロイXVI、シリコロイA2等)やステンレス(SUS630、SUS440C、SUS420J2、他)、熱処理技術の研究開発における補助資料としてぜひご活用ください。
素材形状例:丸棒、鍛造材、線材、金属粉末など(少量多品種)
シリコロイ系新素材(2000MPa級の高強度・高耐力型)を開発中で、
2024年秋季のリリースを予定です。
※詳細はPDFをダウンロード頂くか直接お問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
シリコロイの種類と利点
ひとつの鋼で複数の特性を兼ね備えるオールラウンド型ステンレス
『シリコロイ(析出硬化系)』の利点と種類をご紹介します。
ひとつの鋼で複数の特性を兼ね備え、硬度と耐食性のバランスに
優れています。また、低温の熱処理で高硬度化が可能。
高強度用から、高硬度用、耐食用、耐熱用まで、4種類の鋼種が
ございます。
【利点】
■ひとつの鋼で複数の特性を兼ね備える
■硬度と耐食性のバランスに優れる
■低温の熱処理で高硬度化が可能(時効硬化特性)
■熱処理設計の自由度が高い
■シリコロイはニッチな新素材
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
シリコロイとは?
一般的に炭素を含まない鉄合金のマルテンサイトは軟らかく展延性に富むが、
反面強度が低く、これを焼もどしても炭素がほとんど存在しないため、
炭化物の析出硬化は望み得ません。
炭化物の代わりに金属間化合物の微細な析出物粒子を分散させ強度を
高めたのが、析出硬化系ステンレス鋼のSUS630、SUS631や超高張力鋼の
マルエージング鋼です。
シリコロイ鋼の中では、「シリコロイA2」および「シリコロイXVI」が
析出硬化のメカニズムで、特に「シリコロイXVI」のマトリックス組織が
微細化し、硬質な金属間化合物が析出していることが特長的です。
詳しくは、カタログをダウンロードしてご覧ください。
【析出硬化系シリコロイ】
■シリコロイA2
■シリコロイXVI
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
シリコロイ 熱処理特性
析出硬化系ステンレスは比較的低温の熱処理で高硬度化するため、
焼入鋼のような問題(歪み、焼き割れ、酸化スケールの付着)が少なく、
加工プロセスの簡略化、短納期化に貢献します。
析出硬化型シリコロイは500℃以下の時効硬化熱処理および表面改質処理では
寸法変化が少ないことが特長です。
シリコロイは加工プロセスの問題を解決します。
詳しくは、カタログをダウンロードしてご覧ください。
【熱処理 特長】
■焼入鋼 焼入れ・焼戻し
・高温から急冷(水冷・油冷)するので、歪みや焼き割れが発生しやすい
・寸法変化するため、仕上加工が必要
■析出硬化系時効硬化熱処理/二段時効処理
・比較的低温から空冷するので、歪みや焼割れが発生しにくい
・寸法変化するため、仕上加工が必要
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
シリコロイ 摩擦摩耗特性
当資料はピンオンディスク摩擦摩耗試験(ドライ)の一例です。
材質の組み合わせや試験条件によって結果が異なります。
ディスクがSUS440Cの場合の摩耗痕や、表面改質の効果がわかる
摩耗痕の写真を掲載。
また、精密加工プロセスの熱処条件例、内容をまとめた表も
ございますので、ぜひ、ご一読ください。
【掲載内容】
■試験条件
■比摩耗量,ディスクをSUS440Cとした場合
■比摩耗量,表面改質の効果
■摩耗痕(ディスクがSUS440Cの場合)
■摩耗痕(表面改質の効果)
■精密加工プロセス
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
※摩擦摩耗特性の詳細版は以下のカタログに掲載しています。
【カタログ】シリコロイ技術ハンドブック(118P)、Capter8
【カタログ】シリコロイ技術ハンドブック Pro1(164P)、Capter3・9
【カタログ】シリコロイ技術ハンドブック Pro2(106P)、Capter4
【カタログ】シリコロイXVI・MASTハードンプレート技術資料、Capter3・5 (詳細を見る)
シリコロイ 局部高硬度化技術-加工性
析出硬化系シリコロイは用途に応じて局部的な高硬度化が可能です。
硬度と靭性の両立が必要な場合、局部的に固溶化熱処理を行い、
時効硬化熱処理を実施することで必要な箇所のみを高硬度化可能。
析出硬化系シリコロイは高周波焼入れとは異なり、高周波熱処理後には
高硬度化しません。高周波熱処理(固溶化)後に十分加工ができるため
設計の自由度が高くなります。
詳しくは、カタログをダウンロードしてご覧ください。
【局部高硬度化 製品例】
■特殊シャフト
・先端部分および摺動部分のみを高硬度化(HRC50up)
・全体は靭性を保持(HRC35)
■橋梁用支承ローラー
・ローラーの表面部分のみを高硬度化(HRC50up)
・全体は靭性を保持(HRC35)
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
シリコロイB2-シリコロイDの諸特性
「シリコロイB2」および「シリコロイD」は化学成分のひとつに
Si(ケイ素)を多量に含有する高ケイ素ステンレスです。
「シリコロイB2」は二相ステンレス(オーステナイト・フェライト)で、
オーステナイト系ステンレスよりも高強度で、SUS316同等以上の耐食性
を有します。また「シリコロイD」はオーステナイト系ステンレスで、
SUS310S同等の熱間強度を有しています。
当資料では耐食合金、耐熱合金を中心にデータをまとめていますので、
皆様の開発の一助になれば幸いです。
【掲載内容(一部)】
■はじめに
■化学成分の一例
■機械的性質の一例
■物理的性質の一例
■顕微鏡組織の一例
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
シリコロイの応用例
『シリコロイ』は耐熱性・耐食性・耐摩耗性・耐高温酸化性の複合特性を有し、
ローラーの取り換え回数・メンテナンスの低減、トータルコストダウンに
貢献します。
「シリコロイA2」は化学成分に約3.5%の高ケイ素を含有するオールランド型
ステンレスです。ケイ素は耐熱性、耐酸化性、硬度、強度、耐食性等の
特性に寄与します。
シリコロイA2製ローラーは特にビレット用のトップローラー(フットローラー)
に使用され、多数の実績があります。
【シリコロイの特長】
■耐食性:水や強酸性のパウダーに対して比較的耐食性が高い
■破壊靭性(耐ヒートチェック性):高温~急冷の繰り返しでの
ヒートクラックの発生が小さく、耐亀裂進展性に優れている
■耐高温腐食摩耗:総合力に優れ、ローラーの長寿命化に貢献
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
取扱会社 シリコロイカタログ・ダイジェスト版(24P)
1.特殊ステンレス「シリコロイ(特許製品)」の技術開発・研究開発・販売 2.各種受託試験(摩耗試験、機械的性質試験、腐食試験) 3.ステンレス・高合金など各種材質の熱処理受託、加工品・試験片製作販売 4.ファインプロセス設計(超精密部品のプロセス設計) 5.技術サービス・営業サポート業務
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