株式会社吉田SKT
最終更新日:2024-10-20 17:23:16.0
【技術資料】「ライニングの 基礎知識」フッ素樹脂ライニングの種類や工法も詳説
基本情報【技術資料】「ライニングの 基礎知識」フッ素樹脂ライニングの種類や工法も詳説
ライニングの基礎知識からフッ素樹脂ライニングの種類や工法まで解説した技術資料です。
【掲載内容】
1. ライニングとは
2. ライニングの材料と特徴
2-1. ゴム素材
2-2. 樹脂素材
2-3. ガラス素材
3. フッ素樹脂ライニングの耐薬品性
3-1. 耐薬品性とは
3-2. 薬品による樹脂への影響
3-3. フッ素樹脂が持つ耐薬品性の仕組み
3-4. 耐薬品性を利用した用途例
4. フッ素樹脂ライニングの方法・材料
4-1. シートライニング
4-2. PFAライニング
4-3. ライニング方法による特徴比較
フッ素樹脂シートライニング加工 PFA・PTFE・変性PTFE製
フッ素樹脂シートライニング加工には、
PTFE製のシートやPFA製のシートの片面を特殊な方法で接着できるよう加工
したシートを接着剤で基材に接着する「接着ライニング」と
ライニング配管のような、ライナーと基材を接着しない加工方法の「ルーズライニング」
があります。
シートライニングは、数あるフッ素樹脂ライニング方法の中でも、厚いライニングを
加工することができます。
それによって、数あるフッ素樹脂ライニングの中でも優れた耐食性を発揮します。
一方で、基材との接着強度は接着剤の接着力に依存するため、
一般的に負圧環境での使用に対応しません。
負圧環境での使用は、焼付ライニングやロトライニングなどの他の手法で
対応ができます。
※ライニングの詳細をまとめた資料をダウンロードいただけます。ぜひご活用ください。
※詳しくは”PDFダウンロード”をクリックいただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
(詳細を見る)
ライニングとは? フッ素樹脂ライニングについて詳しく解説
■ライニングとは
ライニングは、基材を比較的厚い膜で多い保護し耐食性を高める工法です。
ライニング材は主に「ゴム」「樹脂」「ガラス」が使用されます。
耐食性を必要とするライニングでは、ピンホールのない被膜が重要です。
■フッ素樹脂ライニングとは
フッ素樹脂ライニングは「樹脂ライニング」のひとつです。
樹脂ライニングには、「ポリエチレン」「ナイロン」樹脂を利用したもの
ガラス繊維と樹脂組み合わせた「FRPライニング」などがあります。
中でも「フッ素樹脂」は厳しい環境で薬品に侵されにくい素材です。
■フッ素樹脂ライニングの種類
フッ素樹脂ライニングの種類として、
PTFEライニングやPFAライニング、ETFEライニングなどがあげられます。
各ライニングは使用環境や工法、用途応じて適切な選択が必要です。
■主なフッ素樹脂ライニング工法
「シートライニング」
「焼付塗装」
「ロトライニング」
の3つがあります。
※ライニングをご検討の際は、資料を確認いただきお問い合わせください。 (詳細を見る)
【資料進呈】PTFE ライニングの特徴やメリット・デメリット
PTFEライニングは、予め成形されたPTFEシートやパイプなどを使用して加工
するのが特徴で、PTFEシートライニングとも呼ばれます。
PTFEは非粘着性を有する為、通常は接着剤ではりつけることができません。
ライニングシートは成形時や成形後に片面を接着できるように加工されたも
のを使用します。(接着ライニング)
■PTFEライニングのメリット
成形されたシートを使うことで厚みを持たせることができ、より厳しい環境
で使用されることが多いライニングです。
また、ガス透過性に優れるのも特徴です。
■PTFEライニングのデメリット
PTFEは焼付塗装によるライニングが困難なため、使用可能な温度は接着剤の
耐熱温度に依存します。また、一般的に負圧環境での使用は推奨されません。
吉田SKTでは、ライニングシート販売、ライニング施工を承っております。
※ライニングの詳細は、資料をご確認いただくか
お気軽にお問い合わせください。 (詳細を見る)
ETFE ライニングの特徴やメリット・デメリットまで解説
ETFEライニングは、主に焼付塗装や回転成型の技術を用いて加工される特徴をもつ
フッ素樹脂ライニングです。
■ETFEライニングのメリット
ETFEは融点が低く加工性に優れるためさまざまな形状の基材に厚膜の加工が
可能です。
■ETFEライニングのデメリット
一方で分子構造に水素(H)を含むため、PTFEに比べて耐熱性や耐薬品性が劣ります。
ライニングは用途や環境、基材形状に応じて、素材や工法の選択が必要です。
吉田SKTでは、ETFEライニングの焼付塗装や回転成型(ロトライニング)を
承っております。
※ライニングをご検討の際はお気軽にお問い合わせください。 (詳細を見る)
フッ素樹脂シートライニングの特徴と加工概要 ライニング解説資料有
【フッ素樹脂シートライニング加工】
フッ素樹脂シートライニングは、フッ素樹脂シートを基材に接着剤等を用いて
貼り付け、継ぎ目をフッ素樹脂で溶接して基材を覆うライニング手法です。
(接着ライニング)
■フッ素樹脂シートライニングの特徴
フッ素樹脂は数ある樹脂材料の中でも、耐薬品性や耐熱性に非常に優れます。
フッ素樹脂シートライニングは、数あるフッ素樹脂ライニング手法の中でも、
厚いライニング加工が可能なため、非常に耐食性に優れるのが特徴です。
一方で、加工工程にシートとシートの継ぎ目を溶接で仕上る工程があるため、
ライニング面に段差が生じます。
■加工の概要
基材形状に合わせて予めカットしたフッ素樹脂シートを基材に貼り付け、
継ぎ目を溶接する。
■加工厚み
2~4mm
※フッ素樹脂ライニングの比較や詳細をまとめた資料をご用意しました。
ぜひご活用ください。 (詳細を見る)
【資料進呈】フッ素樹脂シートライニングの施工方法~基礎知識~
【フッ素樹脂シートライニング加工手順】
■受入
基材(缶体)が、注文書、図面、仕様書等と照らし合わせ、ライニングに
適した形状か確認をおこないます。
■サンドブラスト
ライニング面をサンドブラストし、錆や汚れ等を除去し、ライニングに適
した粗さに粗面化します。
■シートカット
溶接展開図に基づき、ライニングシート材料をカットします。
■貼付
基材(缶体)の被ライニング箇所と、ライニング材の裏面に接着剤を塗布
し、貼り付けます。
■開先取り
溶接貼り合せ箇所、左右、深さを均等に取り、隙間の接着剤を除去しま
す。
■溶接
突合せ溶接
テープ溶接
■工程検査
突合せ溶接後に、ピンホールテストを行います。
テープ溶接後に、ピンホールテストを行います。
※ライニングの詳細をまとめた資料をダウンロードいただけます。
ぜひご活用ください。 (詳細を見る)
フッ素樹脂焼付ライニングの加工手順 ライニング解説資料有
【フッ素樹脂ライニング加工工程】
1. 受け入れ
基材の点検を行います。厚膜加工に不都合な箇所があれば修正をお願
いする場合がございます。
2. 脱脂処理【空焼き】
基材を炉中で加熱し、焼成温度よりも高い温度で油脂や汚れを熱分解させます。
3. 下地処理【ブラスト】
加工面をブラストし、錆や汚れ等を除去し、粗面化します。
4. プライマー塗装
基材とフッ素樹脂の密着をよくするためプライマーを塗装します。
5. 焼成
プライマーの焼付を炉で行います。
6. 塗装【粉体塗装】
フッ素樹脂のパウダーを静電または、特殊の塗装機により塗装します。
7. 焼成
フッ素樹脂を加熱して樹脂を溶融させて塗膜化します。
※炉のサイズによって加工できる基材の大きさが決まります。
8. くり返し
(6)~(7)を繰り返し、ご要望の機能に達するまで塗膜を増します。
9. 検査
打合せや、仕様通りの加工が出来ているか検査します。
※工程はフッ素樹脂コーティングとほぼ同じです。
※ライニングの詳細をまとめた資料をダウンロードいただきぜひご活用ください。 (詳細を見る)
PFA ライニングの特徴やメリット・デメリットまで解説
PFAライニングは、PTFEライニングと比べると多くの工法を選択でき、
さまざまな基材形状に加工ができることが特徴です。
■PFAライニングのメリット
PFAライニングは、主に「シートライニング」「静電塗装(焼付塗装)」、
「回転成型(ロトライニング)」の3つの方法で加工ができます。
そのため、さまざまな基材形状に対応したライニングが可能です。
■PFAライニングのデメリット
一部の使用条件では、PTFEシートライニングに比べて寿命が短い場
合があります。温度条件や圧力条件、接触薬液の種類濃度に留意して
選択する必要があります。
各々の加工方法の特長やメリット・デメリットは資料をご確認ください。
※フッ素樹脂ライニングについて不明な点は、お気軽にお問い合わせください。 (詳細を見る)
フッ素樹脂焼付ライニング加工の特徴やメリット・デメリットまで解説
フッ素樹脂焼付ライニングは、塗装と焼成の工程を経て成膜するライニング技術です。
他のライニング手法と比較して、形状や運用環境に柔軟に対応できるため、
多様な産業分野での利用が可能です。
【メリット】
・複雑な形状の部品への適用可能性
・真空環境でも使用可能な高い耐性
【デメリット】
・使用可能なフッ素樹脂の種類に制限がある(PFA、FEP、ETFEなど)
・フッ素樹脂シートライニングに比べて厚膜加工が困難
加工の詳細や各種メリットとデメリットについては、提供資料を通じて深く理解していただけます。
フッ素樹脂ライニングに関するご質問や不明点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。 (詳細を見る)
防食とは?防食性を高める方法まで解説【資料進呈中】
防食とは、腐食を防ぐための方法です。
金属の腐食は化学的・生物的な作用により、物体の外見や機能が損なわれる状態のことです。
腐食を起こしやすい金属素材としては、一般に鉄が挙げられます。
これら金属は、大気中の酸素、硫黄、窒素、水蒸気等の腐食を発生させる要因によって、
金属そのものが持つ特性と不純物、電気化学的反応等の結果さびや腐食が生じてしまいます。
■主な腐食の3要素
・電気が流れる事
・水が存在すること
・酸化物が存在すること
防食性を高めるためには3つの要素を一つ防ぐことが重要です。
■テフロンフッ素樹脂による防食
テフロンフッ素樹脂は樹脂の中で特に耐薬品性に優れる事から防食の材料とし
て広く利用されています。
これは単に耐薬品性に優れるだけでなく絶縁性、撥水性、耐候性、
などの特性も兼ねそろえている為で、加工技術の進歩により用途に
応じた材料や形状が選択できるようになったことも理由のひとつです。
※防食性を高めるコーティングやライニングの詳細は資料をダウンロードしてご確認ください。 (詳細を見る)
【資料進呈】ライニングの基礎知識をまとめた冊子を無料進呈中
ライニング技術は金属を「水、酸素、電気」の腐食の要素から守り、
耐久性を向上させるために欠かせない手段です。
金属は加工がしやすく、さまざまな用途に合わせて選べるため、非常に便利ですが、
腐食に弱いという大きな欠点があります。
この問題を解決するために、ライニングを加工することで金属製品をさまざまな環境で使用出来ます。
特に、耐食性の高いフッ素樹脂ライニングは、その優れた特性から重防食の分野で注目されています。
本書では、ライニングの各種類と、特にフッ素樹脂ライニングの効果について詳しく解説しています。
ぜひこの機会にダウンロードしてご確認ください。 (詳細を見る)
テフロンライニングについて詳しく解説
■テフロンライニングとは
テフロンは、ケマーズ社の商標のため、一般的にはフッ素樹脂ライニング
を指します。フッ素樹脂は数あるライニング材料の中でも特に化学的安定性
に優れます。そのため重防食や純粋性が必要な、化学・半導体・医薬品
などの分野で広く利用されています。
■樹脂ライニングの一つ
フッ素樹脂ライニングは「樹脂ライニング」のひとつです。
樹脂ライニングには、「ポリエチレン」「ナイロン」樹脂を利用したもの
ガラス繊維と樹脂組み合わせた「FRPライニング」などがあります。
中でも「フッ素樹脂」は厳しい環境で薬品に侵されにくい素材です。
■フッ素樹脂ライニングの種類
フッ素樹脂ライニングの種類として、
PTFEライニングやPFAライニング、ETFEライニングなどがあげられます。
各ライニングは使用環境や工法、用途応じて適切な選択が必要です。
■主なフッ素樹脂ライニング工法
「シートライニング」
「焼付塗装」
「ロトライニング」
の3つがあります。
※ライニングをご検討の際は、資料を確認いただきお問い合わせください。 (詳細を見る)
フッ素樹脂は塩酸に溶ける?を解説
フッ素樹脂は、ほとんどすべての薬品に対して耐薬品性に優れる素材です。
塩酸は多くの金属を溶かしてしまう強い酸ですが、塩酸でフッ素樹脂は溶けません。
フッ素樹脂は単体で塩酸の影響をうけることはほどんどありませんが、
金属を保護する目的とするライニングやコーティングでは注意が必要です。
塩酸は濃度や温度によって、フッ素樹脂ライニングやコーティングに浸透することがあります。
浸透によりブリスターが発生することで、防食性が阻害されてしまいます。
また、薄膜のフッ素樹脂コーティングでは、ピンホールが残り、
塩酸が入り込むことで、基材を直接腐食させる場合があります。
塩酸などの薬液から金属を守りたい!
そのような対策でフッ素樹脂を検討の際は、弊社までご相談ください。 (詳細を見る)
ライニングとフッ素樹脂(テフロン)コーティングの違いとは?
■ライニングとコーティングの違い
ライニングは、基材を比較的厚い膜で多い保護し耐食性を高める工法です。
コーティングとの違いは、被膜の厚みやピンホールの有無、用途などが挙げられます。
明確な基準はありませんが、厚膜で防食用途の被膜をライニングと呼んでいます。
■フッ素樹脂コーティングとは
コーティングは、基材表面に主に焼付塗装の手法でフッ素樹脂の特性を
付与することができる表面処理技術です。
膜厚は数十μm程度が一般です。
■フッ素樹脂ライニングとは
フッ素樹脂ライニングは、コーティングと同じ手法で加工することができます。
特に耐薬品性を生かした防食用途で利用され、膜厚も数百μmと
コーティングよりも厚膜です。また、防食性を高めるためピンホールレスの仕様での
加工が可能です。
※ライニングについておまとめした資料をダウンロードいただけます。
※詳しくは”PDFダウンロード”をクリックいただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
ステンレスタンクへのフッ素樹脂ライニング
ステンレスタンクへのフッ素樹脂ライニングのメリット
■耐薬品性
フッ素樹脂は、酸やアルカリなどの薬品に強い耐性があります。
タンクの腐食や劣化を防ぎ、薬品や化学物質を扱う際にも安心して使用することができます。
■非粘着性
フッ素樹脂は、水や油などの液体が付着しにくい性質があります。
タンク内の液体の洗浄や排出を容易にすることができます。
また、液体とタンクの接触面積が減少するため、腐食や劣化を防ぐ効果も期待できます。
■耐久性
フッ素樹脂は耐熱性に優れています。
ライニング被膜は厚く、長期間使用しても性能が劣化しにくいというメリットもあります。
【用途】
・食品加工
酸性やアルカリ性の食品を安全に保存することができます。
・化学工業
腐食性の高い薬品を安全に保管することができます。
・医療分野
血液や薬品などの液体を衛生的に保管することができます。
このように、ステンレスタンクへのフッ素樹脂ライニングは、さまざまな分野で高い効果を発揮します。
※ライニングの詳細をまとめた資料をダウンロードいただきぜひご活用ください。 (詳細を見る)
腐食や化学薬品に弱い素材を腐食から守るフッ素樹脂ライニング
フッ素樹脂ライニングは、腐食や化学薬品によるダメージから素材を保護するための重要な技術です。
フッ素樹脂ライニングの主な種類にはPTFE、PFA、ETFEがあり、それぞれ特定の用途や環境に適した特性を持っています。
フッ素樹脂ライニングの種類
-PTFEライニング
非粘着性と耐熱性に優れ、ほぼすべての化学薬品に対して耐性を持つ。
-PFAライニング
PTFEに比べ加工方法の選択肢が多く、さまざまな形状の基材に対応できる。
-ETFEライニング
強度と耐化学性を兼ね備え、PFA同様に加工できる基材の形状がひろい。
フッ素樹脂ライニング工法
-シートライニング
フッ素樹脂シートを基材に接着する方法で、厚みのあるライニングが可能。
-焼付塗装
フッ素樹脂を粉体塗装し、焼成炉で被膜化する方法。
-ロトライニング
ライニング材を回転させながら塗布し、均一な被膜を形成する方法。
化学プラントや半導体製造プロセスなど、厳しい化学的条件下での使用に適しており、
素材を長期間にわたって保護することができます。
ご検討の際は、資料を確認いただきお問い合わせください。 (詳細を見る)
フッ素樹脂ライニングについて知りたい方に最適な資料を進呈
■フッ素樹脂ライニングとは
フッ素樹脂ライニングは「樹脂ライニング」のひとつです。
樹脂ライニングには、「ポリエチレン」「ナイロン」樹脂を利用したもの
ガラス繊維と樹脂組み合わせた「FRPライニング」などがあります。
中でも「フッ素樹脂」は厳しい環境で薬品に侵されにくい素材です。
■フッ素樹脂ライニングの種類
フッ素樹脂ライニングの種類として、
PTFEライニングやPFAライニング、ETFEライニングなどがあげられます。
各ライニングは使用環境や工法、用途応じて適切な選択が必要です。
■主なフッ素樹脂ライニング工法
「シートライニング」
「焼付塗装」
「ロトライニング」
の3つがあります。
■さまざまなライニング方法
吉田SKTでは、素材の違いだけでなく、フッ素樹脂シートを用いた「シートライニング」や、
焼付塗装を用いた「PFAライニング」、回転成型を用いた「ロトライニング」
など、加工する形状や厚みに応じた工法で対応できます。
※ライニングをご検討の際は、資料を確認いただきお問い合わせください。 (詳細を見る)
テフロン/フッ素樹脂はなぜ酸やアルカリに強いのか?
■テフロン/フッ素樹脂の耐薬品性
テフロン樹脂は、耐薬品性が高く、ほとんどの酸・アルカリ・有機溶剤に対して溶解、膨潤、反応しません。
■テフロン/フッ素樹脂が耐薬品性に優れる理由とは
テフロン樹脂・フッ素樹脂が耐薬品性に優れる大きな理由として、安定した分子構造が大きく関係しています。
テフロン樹脂・フッ素樹脂は、高分子で炭素原子とフッ素原子が結合したものが直鎖状につながった分子構造になっています。この炭素原子とフッ素原子(C-F)の結合エネルギーは化学結合の中でもとても強く、さらに炭素原子同士のC-C結合部はフッ素原子がらせん状に隙間なく覆っています。
そのため薬品や溶剤に触れても不活性で、樹脂として劣化・溶解しないつまり耐薬品性に優れるということになります。
■テフロン/フッ素樹脂の耐薬品性を利用した製品
テフロン樹脂・フッ素樹脂の耐薬品性は化学工業分野や半導体分野や医療医薬分野で下記のような製品に使用されています。
・各種ガスケット
・パッキン類
・配管やホース
・貯蔵タンク
・反応槽
・熱交換器
※詳しくは資料をダウンロード頂くか下記リンク先をご覧ください。 (詳細を見る)
取扱会社 【技術資料】「ライニングの 基礎知識」フッ素樹脂ライニングの種類や工法も詳説
■加工製品・取扱商品 ・テフロンコーティング ・フッ素樹脂コーティング ・PFASフリーコーティング ・シリコーンコーティング ・PI・PBI・PEEKコーティング ・フッ素樹脂製品(PTFE、FEP、PFA) ・非粘着性、撥水性、離型性、低摩擦性、すべり性、耐摩耗性 耐食性、耐薬品性、耐熱性、電気絶縁性等の表面処理 ■事業所のご案内 〇名古屋事業所 名古屋市港区新茶屋三丁目1238番地 TEL:(052) 302-3030(代表) 〇東京事業所 東京都荒川区町屋五丁目4番6号 TEL:(03) 3895-0351(代表) 〇山口事業所 山口県美祢市大嶺町東分字池尻3058番45 TEL:(0837) 52-0811(代表) 〇横浜営業所 横浜市神奈川区神奈川本町3-1弘中ビル302号 TEL:(045) 451-0033(代表) 〇大阪営業所 大阪市城東区成育四丁目9番14号 TEL:(06) 6933-5123(代表) 〇広島営業所 広島県東広島市西条町下見4343番地10 TEL:(082)421-3335(代表)
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