株式会社プレッパーズ本社
最終更新日:2023-03-09 15:45:31.0
【アプリケーションデータ】ドデシル硫酸除去によるLC/MS測定例
【アプリケーションデータ】ドデシル硫酸除去によるLC/MS測定例
極性が高い塩基性化合物を逆相分配クロマトグラフィーにより分析する際、
酸性のイオン種を溶離液中に添加することでイオン結合により中性の
イオン対を形成して保持を向上させることがあります。
イオン対試薬として使用されているドデシル硫酸ナトリウムは不揮発性で、
MSのイオン化部で析出し導入困難になることや分析種のイオン化を抑制
することから、オンラインでLC/MSの測定に用いることはできません。
今回は、ドデシル硫酸アンモニウム(ADS)を添加した系で、試料として
カフェインと塩酸チアミンを使用して、ソルナックチューブで試料溶液中の
ドデシル硫酸を除去して正イオン測定を行いました。
条件や分析結果の詳細は、カタログをダウンロードしてご覧ください。
【インフュージョン条件】
■試料:(1) カフェイン10ppm溶液、(2) 塩酸チアミン10ppm溶液
■溶解液:CH3CN / H2O = 50 / 50 + 10mM ドデシル硫酸アンモニウム
■流量:0.1 ml/min
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
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