Fmoc-NHNH-ResinシリーズWN-230309-882

ペプチドヒドラジドの固相合成に有用な担体（レジン）です。

ヒドラジンが結合した担体（レジン）はペプチドヒドラジド及びこれから誘導できるペプチドチオエステルの固相合成に有用ですが、保存安定性が悪く経時的なローディング (mmol/g) 値の低下が見られることから、使用直前の調製が推奨されていました。
Fmoc-NHNH-レジンシリーズはヒドラジンをFmoc基で保護した状態となっており、これにより保存安定性が著しく向上します。20%ピペリジン/DMF溶液などでFmoc基を脱保護した後、固相合成を行うことによりペプチドヒドラジドを合成することができます。
保存安定性を確保できることにより、ラベルに記載されたローディング (mmol/g) 値を信用して安定したペプチドヒドラジド固相合成を実施することができます。

合成するペプチドの物性や期待収量に応じて使い分けいただける4種類のレジンを揃えました。ぜひカタログをご覧ください。