株式会社アントンパール・ジャパン
最終更新日:2023-08-28 15:15:57.0
電気浸透流を利用した固体材料表面のゼータ電位分析:その技術的背景および物理的限界について<アプリケーションレポート>D85IA031JA-A
基本情報電気浸透流を利用した固体材料表面のゼータ電位分析:その技術的背景および物理的限界について<アプリケーションレポート>
EOFマッピングは一見単純ですが、実際にはこの方法の信頼性と適用可能範囲を制限する物理的および技術的な課題が隠れています。
近年、平板試料と周囲の粒子分散液の界面における電気浸透流 (EOF) を計測する原理がますます注目を集めています。
EOFマッピングの利点として、粒子の特性評価 (粒子径、ゼータ電位) と固体材料表面のゼータ電位分析を1つの装置で実施できることが挙げられます。
EOFマッピングは一見単純ですが、実際にはこの方法の信頼性と適用可能範囲を制限する物理的および技術的な課題が隠れています。
このレポートではこれらの課題を取り扱い、EOFマッピングと流動電位測定の両方を用いて得られたゼータ電位の結果について、これらの品質を評価している他の研究者の事例と我々の経験との比較を行います。
固体表面ゼータ電位測定装置 SurPASS 3 バイアル用
流動電位及び流動電流の測定原理に基づき、バイアル内壁のゼータ電位を評価します。
ゼータ電位は、固体/液体界面での表面電荷に関係しており、表面化学特性(pH滴定)及び固相-液相間の吸着過程の重要な指標になります。
SurPASS3では、次の情報を得ることができます。
・表面が液体に接触したときの帯電挙動
・pH及びイオン強度の影響
・表面化学特性に特有の等電点
・特定の表面官能基の存在
・表面改質の評価
・添加剤の表面への吸着と脱着の挙動 (詳細を見る)
固体表面ゼータ電位測定装置SurPASS 3 コンタクトレンズ用
流動電位及び流動電流の測定原理に基づき、ソフトコンタクトレンズのゼータ電位を評価します。
ソフトコンタクトレンズ用測定セルは、ソフトコンタクトレンズの機能を低下させずにゼータ電位分析を行えます。模型眼の上にレンズを置き、直接アクセスしてゼータ電位分析を行えます。
・ソフトコンタクトレンズのゼータ電位分析が可能
・補助器具を使用せずに、コンタクトレンズを模型眼の凸面に設置
SurPASS3では、次の情報を得ることができます。
・表面が液体に接触したときの帯電挙動
・pH及びイオン強度の影響
・表面化学特性に特有の等電点
・特定の表面官能基の存在
・表面改質の評価
・添加剤の表面への吸着と脱着の挙動 (詳細を見る)
固体表面分析用ゼータ電位測定装置 SurPASS 3
流動電位及び流動電流の測定原理に基づき、固体サンプル表面のゼータ電位を評価します。
ゼータ電位は、固体/液体界面での表面電荷に関係しており、表面化学特性 (pH滴定) 及び固相-液相間の吸着過程の重要な指標になります。
SurPASS3では、次の情報を得ることができます。
・表面が液体に接触したときの帯電挙動
・pH及びイオン強度の影響
・表面化学特性に特有の等電点
・特定の表面官能基の存在
・表面改質の評価
・添加剤の表面への吸着と脱着の挙動 (詳細を見る)
固体表面ゼータ電位測定装置 SurPASS 3 中空糸膜用
流動電位及び流動電流の測定原理に基づき、中空糸膜内面のゼータ電位を評価します。
中空糸膜用測定セルは、内面分析用の中空糸膜が組み込まれたミニモジュールに対応します。この測定セルの代表的な用途は、透析膜内面の改質に関する研究です。
SurPASS3では、次の情報を得ることができます。
・表面が液体に接触したときの帯電挙動
・pH及びイオン強度の影響
・表面化学特性に特有の等電点
・特定の表面官能基の存在
・表面改質の評価
・添加剤の表面への吸着と脱着の挙動 (詳細を見る)
固体表面ゼータ電位測定装置 SurPASS 3 チューブ用
流動電位及び流動電流の測定原理に基づき、フレキシブルチューブ内面のゼータ電位を評価します。
フレキシブルチューブ用測定セルは、SurPASS 3の測定セルのうちで最も柔軟性の高い測定セルであり、フレキシブルチューブの内面だけでなく、水処理用のポリマー中空繊維膜の内面の分析も行えます。
SurPASS3では、次の情報を得ることができます。
・表面が液体に接触したときの帯電挙動
・pH及びイオン強度の影響
・表面化学特性に特有の等電点
・特定の表面官能基の存在
・表面改質の評価
・添加剤の表面への吸着と脱着の挙動 (詳細を見る)
粒子径 ゼータ電位 分子量測定装置 Litesizer 500
『Litesizer 500』は、光散乱テクノロジーと考え抜かれた
シンプルなソフトウェアを使用して、粒子の粒径、ゼータ電位、
及び分子量の迅速・手軽な測定を可能にします。
一連の測定により「粒子系に関する正確な情報」のみでなく、
経過時間、pH、温度、濃度の変動に伴う「粒子系の変化に関する情報」も取得可能。
時間のロスを減らし、粒子観察の精度向上がはかれます。
【特長】
■埃や振動、温度変化の影響を受けない光学ベンチ(ケース)
■1台の測定装置で3つの検出角(後方、側方、前方)
■高速かつ高精度でゼータ電位測定が可能にする「cmPALS」の採用
■連続して透過率を測定し、焦点位置、測定角などを自動調整
■2ピーク、3ピークの粒子混合物でも精度よく測定可能
※詳しくはカタログをご覧下さい。お問い合わせもお気軽にどうぞ。 (詳細を見る)
取扱会社 電気浸透流を利用した固体材料表面のゼータ電位分析:その技術的背景および物理的限界について<アプリケーションレポート>
物性測定・分析機器の製造、販売、サポート 密度計、粘度・粘弾性測定装置、ゼータ電位測定装置、マイクロ派合成装置、旋光計、など。 旧カンタクローム社製品も取り扱っております。 2024年1月からBrabender製品の取り扱いを開始しました。
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