株式会社東北テクノアーチ
最終更新日:2023-09-07 11:54:36.0
東北大学技術:シンチレータ材料:T21-330
東北大学技術:シンチレータ材料:T21-330
X線、γ線、α線、β線、中性子線などの検出器には、シンチレータが用いられる。特に、高密度を有するシンチレータの結晶体は、a)高い放射線阻止能を有する、b)有効原子番号が大きい、c)密度が大きい、といった特性を有する。こうした高密度の既存シンチレータ材料では、PbWO4単結晶が広く用いられているが、検出器のさらなる性能アップや環境に配慮した非鉛化のため、新規のシンチレータ材料が希求されている。本発明は、発明者らの保有する優れた結晶育成技術を駆使した結果、既存シンチレータ材料を越える新規材料を提供することを可能にするものである。一般に、高密度なシンチレータ材料は高融点であることが知られているが、結晶育成の困難さが克服して本発明を完成させるに至った。現在は、当該結晶体の量産製造に向けた大口径化技術の開発中である。 (詳細を見る)
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