核酸抽出・精製キットAgencourt SPRI & Apostle MiniMax シリーズ 製品カタログ

AMPure XPは、PCRやライゲーションなどの各種酵素反応後のDNAを効率よく精製するキットです。二本鎖の場合は100 bp以上、一本鎖の場合は約200 nt以上のDNAを精製するため、次の反応に持ち越したくないプライマー、アダプタなど短鎖DNA断片、dNTP、塩類などを確実に除去することが可能です。
AMPure XPは、次世代シーケンスのライブラリ調製におけるDNAクリーンアップのゴールデンスタンダードとなっている、非常に実績のあるキットです。

・ 100 bp以上のDNA断片を高収量で精製
・ プライマー、アダプタ、dNTP、塩類を効率的に除去

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CleanSEQは、サンガーシーケンス反応後の蛍光ダイターミネーター除去精製キットです。サンガーシーケンス反応キットは高価であり、一般的に希釈して使用されています。しかしながら、希釈により蛍光強度が低くなるため、シーケンスリード長の低下などが見られます。
CleanSEQは精製収量が高いため、シーケンス時のシグナル強度を高くすることが可能です。

・ 未反応蛍光色素、プライマーを効率的に除去
・ 蛍光シグナルが強くなり、シーケンスリード長を改善

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DNAdvanceは肝臓、腎臓、マウステールなどの様々な組織や、培養細胞などからDNAを抽出・精製するキットです。肝臓サンプル20 mgからDNA 33 μgという高い精製収量を示しており、ほかの組織からも同様に高い収量を示します。さらに精製DNAは分解程度が少なく（DIN>8 ; DNA Integrity Number）、PCR増幅も良好という、次世代シーケンスのライブラリ調製に最適な高品質です。追加プロトコルにより、口腔スワブ、だ液からの抽出にも対応します。

DNAdvance は独自のSPRI磁性ビーズで高回収、高純度にDNAを抽出し、弊社ラボラトリーオートメーションシステムBiomekによる自動化にも最適な試薬キットです。

・ マウステールなどの組織20 mg、培養細胞からのDNA抽出
・ 口腔スワブ、だ液からのDNA抽出にも対応可

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GenFind V3は、血液（全血、血漿、血清、バフィーコート）～ 400 μLおよび培養細胞からDNAを抽出・精製するキットです。EDTA添加の全血400 μLからDNA 12 μgという高い精製収量を示し、クエン酸塩、ヘパリン添加条件や凍結保存条件でも同様な高収量を示します。

ベックマン・コールターの自動分注システム Biomekシリーズによる自動化にも対応しており、96サンプルを約2時間のハイスループット抽出を実現します。

・ 全血、血漿、血清400 μLからのDNA抽出
・ ろ紙血、だ液、洗口液、細菌などからのDNA抽出にも対応可

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ChloroPureは、植物サンプル（生葉、凍結乾燥葉パンチ、粉末化種子など）からDNA/RNAを同時、またはtotal RNAのみを抽出・精製するキットです。植物は多様な多糖類や二次代謝産物を含み、これらが核酸抽出を困難なものにしていますが、ChloroPureは40 mg（または、凍結乾燥葉6 mmパンチ3枚）のサンプルから、7 μgの核酸を抽出することを可能としています。

ベックマン・コールターの自動分注システム Biomekシリーズによる自動化にも対応しており、Lysis工程後の遠心分離以降について96サンプルを45分のハイスループット精製を実現します。

・ 植物の葉や種40 mgからDNA/RNA同時またはRNA抽出
・ 綿、ひまわり、カノーラなど葉や種子からも、安定した抽出が可能

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RNAClean XPは、次世代シーケンスのライブラリ調製におけるDNA精製で高い評価を得ているAMPure XPのRNase Freeグレードの製品であり、微量のRNaseで容易に分解するRNAの精製に安心して使用することができます。RNAを用いた酵素反応を中心に広範なアプリケーションに利用することが可能です。

独自のSPRI磁性ビーズによる精製プロトコルは最適化されており、手動実験では96サンプルを約20分で精製完了します。ベックマン・コールターの自動分注システムBiomekシリーズによる自動化にも対応しています。

・ 約200 nt以上のRNAやcDNAを精製
・ 逆転写、ラベリングなどの反応後の精製に好適

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FormaPure XLシリーズは、FFPE（ホルマリン固定パラフィン包埋）組織10 μm切片～ 7枚から、DNA（FormaPure XL DNA）、RNA（FormaPure XL RNA）、DNA/RNA両方（FormaPure XL Total）を抽出・精製するキットです。10 μm FFPE組織切片7枚から、DNA/RNAともに10 μg前後という高い収量が得られます。

ベックマン・コールターの自動分注システム Biomekシリーズによる自動化（一部手動での遠心処理が必要となります）にも対応しており、96サンプルのDNA抽出を5時間45分、RNA抽出を5時間30分、DNA/RNA両抽出を6時間45分のハイスループット精製を実現します。

・ 10 μm FFPE組織切片7枚からのDNA抽出
・ 同一切片から抽出で、DNAとRNAを別々に精製可能（Total）

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SPRIselectは、アガロースゲルの切り出しを行わずに、150 ～ 800 bp範囲の特定の長さのDNA断片を簡単に回収するキットです。DNA溶液とSPRIselect試薬の混合比の調整により、磁性ビーズに結合するDNA断片サイズが変化する性質を利用して、回収される断片サイズを任意に選択可能です。

独自のSPRI磁性ビーズによる精製プロトコルは最適化されており、ダブルサイズセレクションの手動実験では8サンプルを20分、24サンプルを25分で完了します。ベックマン・コールターの自動分注システム Biomekシリーズによる自動化にも対応しており、48サンプルを51分、96サンプルを1時間のハイスループット処理を実現します。

・ 150 ～ 800 bpから任意サイズのDNA断片を選択的に回収
・ 厳しい品質管理により、高い再現性を実現

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RNAdvance Cell v2は、5万cells以下の培養細胞（浮遊細胞、付着細胞とも）から、分解の少ないtotal RNAを抽出・精製するキットです。MRC-5細胞5万cellsからtotal RNA 1.8 μgという高い精製収量を示しており、ACHN, HCT116, PANC1などの細胞からも同様に高い収量を示します。さらに精製RNAは分解程度が少なく（RIN>9.4 ; RNA Integrity Number）、逆転写後のPCR増幅も良好であり、様々な下流解析に使用することができます。

ベックマン・コールターの自動分注システム Biomekシリーズによる自動化にも対応しており、96サンプルを3時間のハイスループット精製を実現します。DNAの除去を行う場合には、DNase Iが別途必要です。

・ 培養細胞5万cellsからのRNA抽出
・ 培養細胞からのDNA/RNA両抽出にも対応

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