株式会社ニッポンジーン
最終更新日:2023-12-19 10:52:13.0
leaf_CRISPR-Cas3
新規ゲノム編集技術「CRISPR-Cas3システム」
CRISPR-Cas3は、東京大学医科学研究所 先進動物ゲノム研究分野の真下知士教授、大阪大学微生物病研究所の竹田潤二招へい教授らの研究成果を基に開発された日本発のゲノム編集技術です。
CRISPR-Cas3ではゲノムを連続的に切断することで大きな欠損を誘導でき、またオフターゲット効果の影響も極めて低いという特徴があります。
この度、株式会社ニッポンジーンは、C4U株式会社とCRISPR-Cas3技術に関してライセンス契約を締結し、高純度のCas3タンパク質とCascade-crRNA複合体の供給を開始しました。
【CRISPR-Cas3システムの特長】
・ゲノムの大規模欠損が可能
・オフターゲット変異のリスクが低く、特異性が高い(安全性の高いゲノム編集技術)
・シンプルなライセンスのため、ゲノム編集技術の実用化にむけた戦略が立て易い
※詳しくはカタログをご覧ください。 (詳細を見る)
Cascade-crRNA複合体作製サービス
本サービスは、CRISPR-Cas3ゲノム編集用のcrRNA(ガイドRNA)の設計およびcrRNAとCasタンパク質の複合体(Cas complex for antiviral defence, Cascade-crRNA複合体)を作製するサービスです。Cascadeを構成する5種のタンパク質と1種のcrRNAを共発現し、精製したCascade-crRNA複合体を納品いたします。 また、Cascadeを構成するタンパク質(Cas11, Cas7, Cas6)は、核移行シグナル(NLS)を有しています。
本サービスで作製したCascade-crRNA複合体と、別売の切断活性をもつCas3 protein NLSを組み合わせることで、日本発の新しいゲノム編集技術「CRISPR-Cas3システム」に利用することができます。
※詳しくはカタログをご覧ください。 (詳細を見る)
Cas3 protein NLS
本品は、Escherichia coli由来のCas3タンパク質です。Cas3遺伝子を有する組換えバキュロウイルスに感染した昆虫細胞を用いて発現させたタンパク質で、アフィニティ精製を経たものとなります。
核移行シグナル (NLS) を有しており、Cascade-crRNA複合体と組み合わせることでCRISPR-Cas3ゲノム編集に利用することができます。
【特長】
・15 µg/µLの高濃度品
・核移行シグナル(NLS)を付与
・Cascade-crRNA複合体と組み合わせることでゲノムの大規模欠損が可能
※詳しくはカタログをご覧ください。 (詳細を見る)
取扱会社 leaf_CRISPR-Cas3
ニッポンジーンは、人、動物、植物、地球(環境)の「健康」をキーワードに、 得意とする「遺伝子」と「抗体」の技術を用いて次のような事業を行っています。 ■遺伝子工学研究用試薬、体外診断用医薬品の検査 ■診断試薬の開発及び製造 ■ バイオテクノロジーに関する新規技術開発及び受託研究
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