アジレント・テクノロジー株式会社
最終更新日:2024-03-22 13:42:51.0
タンパク質とリン脂質を除去する先進前処理技術
Captiva ND-Lipids
生体試料において、リン脂質はタンパク質と同様にイオン化抑制の原因
となります。 通常の除タンパク操作では、血漿に含まれるリン脂質は
妨害物質としてサンプル中に残存してしまいます。
しかし、この『Captiva ND Lipids』で処理することにより、タンパク質と
同時にリン脂質も除去することができます。よって、タンパク質による
イオン化抑制を低減すると共に、リン脂質によるイオン化抑制も抑え、
精度の高い結果を得ることができます。
リン脂質を除去しきれない場合、イオン化抑制効果は非常に顕著に現れます。
当製品を使用すると、通常の除タンパク操作に比べて、非常にクリアな抽出液
を得ることができます。質量分析計のイオン化法の1つであるESIにおいても、
イオン化抑制効果は最小限に低減しています。
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 (詳細を見る)
Captiva シングルフィルタ
0.2µmおよび0.45µm フィルタは、LC/MS分析の前処理として沈殿した
タンパク質サンプルを除去するのに好適です。Captiva 10µmグラスファイバ
フィルタは、新鮮な凍結血漿など、粒子が多く含まれるサンプルを
精製できるように設計されているため、ピペットチップの目づまりに
起因するサンプル送液の問題を防止できます。
ポアサイズが0.2μmの3mL Non-Drip(ND)フィルタは、メタノールと
アセトニトリルのいずれでも使用でき、真空マニフォールドを用いた
ワークフローに対応できる設計になっています。
これらの高速で使いやすい単一サンプル用カートリッジを使えば、
沈殿タンパク質や粒子を効果的に除去できます。ND 脂質用フィルタでも、
LC-MSに先立ち、イオン抑制の原因となるリン脂質をサンプルから除去できます。
これらのデュアルフィルタを使えば、一貫したフローを保ち、サンプルによる
つまりを避けることが可能です。
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Captiva ND
『Captiva ND』は、ウェルプレート内にあるタンパク質を迅速かつ
再現性よく除去できるように設計されています。独自のノンドリップ(ND)膜
を用いた Captiva ND プレートは、メタノールやアセトニトリルを使用した
solvent first メソッドによるタンパク質の除去を実現します。
Captivaの独自のデュアルフィルタ設計により高速で一貫したフローが実現し、
フィルタの目詰まりを防止して、優れたフィルタ回収率を得ることができます。
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取扱会社 タンパク質とリン脂質を除去する先進前処理技術
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